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VRMMORPG 「ザ・異世界」  作者: 焼き鯖~味噌煮もいいよね~
一章
2/3

第2話

両手に買い物袋を持ち帰路を歩く、途中ちらほらと『ザ・異世界』のチラシが貼ってあり期待度が高まる、三千円か・・・


帰宅後、もう一度確認しようと優先券を見ると「記載されている販売店では、一般販売の前日から優先販売をしています。是非ご活用してください」と書かれていた。一般販売が月曜日なので学生の自分にも嬉しいサービスだ、と考えをまとめて優先券を大事にしまった




一般販売の前日…つまり優先販売開始の日に自分はゲームを手に入れ帰宅していた


「学生が多かったなー、大人も結構いたけど」


ソフトと同時にゲーム機本体も買ってしまっているので、今月はかなり厳しい…節約しなければ

『ザ・異世界』自体は明日の21時と初日は余りプレイ出来そうにないが、今からでも初期設定は出来るみたいなのでやってしまおう


「えっと、これを頭にかぶって…これを首に巻くのか?」


ゲーム機本体は『アクセス』というらしい、 なんの捻りもない…

形状としてはヘッドバンドとチョーカーと言えば分かるだろうか?ヘッドバンドにチョーカーからのコードと電源とネットに繋ぐコードをつける様だ

少しメカっぽいのが気に入った

ボタンは3つあり、すでに電源ボタンは押した


「で、この接続ボタンを押して3秒後に接続するのか…その前に初期設定だな。確かこっちのボタンだよな…っと」


設定ボタンを押すと、機械音声が聞こえてきた


〔『アクセス』の購入ありがとうございます〕

〔初期設定をしますので、音声にあわせて体を動かしてください〕


そのまま音声あわせて体を曲げたり伸ばしたり触ったりして設定を終わらせた


「よしっ…と、次は『ザ・異世界』の設定だ」


ソフトはもう入れてあるので、横になった後接続ボタンを押した


3…2…1…0!


「・・・」

視界が真っ黒になり体を動かす感覚が無くなる。しばらくして前に光が広がっていき視界全てが白くなる


すると…

〔『ザ・異世界』を購入してくれてありがとうございます。現在はオフラインなのでキャラメイク等しか出来ませんが、どうしますか?〕


小さな妖精が現れた

ほとんど人と同じ身体で、緑色のワンピースを身につけている。背中にはほぼ透明な羽が2対生えて…あれ?直接生えているわけでは無さそうだ


「あー…君は?」

〔簡単にいうとインフォメーションナビかな?名前はないので、好きに呼んでくださいね?〕

「おぉ…」


自然な受け答えが出来ることに驚く。後名前は適当にフィアにしよう


「とりあえず設定だけしたいんだけど」

〔分かりました!ではキャラメイクを開始しますね〕


さて、どんなキャラにしようかな

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