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あらたならいほうしゃ

ある日また、誰かが落ちてきた。

その子はとてもきれいなみため。

とすると、なかみが“しっかく”だったのかな?

そっと触ってみる。

ぱしっ、と彼女はボクの手をはたいた。

「きたない手で触るんじゃないわよ、少年」

き、きたない手!?

彼女は起き上がって服をはたいた。

「まったく……なんでわたしがこんなごみ溜めに……」

「あ、あの……」

「気安く話しかけないで。あたしはあんたみたいなのと違って完璧なんだから」

“完璧”ならこんなところにいるはずない。

彼女は試験服を着ていなかった。ということは、買われてからなにか問題起こした?

ミウネとアマミが落ちた音を聞きつけてやってきた。

「……なによ」

「……新しい子ね。ようこそ、“がらくたたちのくに”へ」

一度試験を通った相手だからか、一番年長のミウネがぼろぼろの服の裾片方つまんで、お辞儀。

「……あんたに興味はないわ。あっち言ってくれる?」

彼女はキツい言葉を投げつける。

ボクを見て、言った。

「あんたなら合格だわ。喜びなさい、このあたしの下僕になれるんだから」

「はああああ!?」

いきなり何言ってるの!?


いきなりの下僕にんめいせんげん。

「彼女、きっと混乱を呼び起こすわ……」

アマミがぽつんと言った。


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