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出会い
処女作です( ^ω^ )
ゆるく読んでいただければ幸いです。
「黒田くん…。おはよう…」
気だるい月曜日。いつものように登校してきた黒田宇宙は意外な人物に声をかけられた。
東恋汰。クラスの中では静かな方だ。
「おぅ…。おはよ…。」
宇宙はアクビをしながら挨拶を返した。
「黒田くん。今日の英語の課題やってきた?僕、やってないんだ、見せてくれない?」
「やってないし、見せたくない。」
宇宙が即答すると恋汰は悲しい顔をした。
「お、おい。お前、弟いるじゃん。弟に見せてもらえよ。」
弟とは恋汰の双子の弟、東悠汰のことだ。こいつは恋汰とは違い、うるさい。
「悠はケチなんだ。」
困った情けない顔をして恋汰が微笑んだ。
「それに悠は生徒会長だろ?忙しいから少しでも楽になるように協力してあげないと…」
「あー、もぅ!分かったよ、見してやるよ…。これでいいんだろぉ?」
宇宙はわざと情けない声を上げ、英語の課題を机の上に乱暴に置いた。
これが、俺と恋汰の出会いだった……




