立ちすくむや壁の前
たったの半日でくたくただ
その半日でなしたこと
思い出すとゾッとする
その成果のなさに
壁を前に立ちすくんだのではない
ほんとうに何もなしていないのだ
たったの一刻でくたくただ
その一刻でなしたこと
長い気がしてゾッとする
時間の進んでなさに
壁を前に立ちすくんだのではない
あたまが作動していなかったのだ
たったの一日でくたくただ
その一日でなしたこと
振り返るとゾッとする
その無駄にした時間に
壁を前に立ちすくんだのではない
今夜もうなされる夜中が待ってる
たったの一週間でくたくただ
その一週間でなしたこと
振り返るとゾッとする
その無駄にした日々に
壁を前に立ちすくんだのではない
私の賞味期限はここまでなのだ
ようやく一か月で思いだした
この一か月で起こったこと
振り返るとホッとする
その無駄にした日々に
壁を前に立ちすくんだのではない
私は最初からこんなんだったのだ
壁を前に立ちすくんだのではない
壁を乗り越える思案をしてたのだ
お読みいただきありがとうございます。
*この詩は、自己評価や時間の経過に対する内省的な視点を描いています。もし、この詩の前半に描かれているような状態が二週間以上続く場合は、専門家に相談することをお勧めします。心の健康はとても大切です。必要なサポートを受けることで、より良い方向に進むことができます。