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さてとかいう10秒前  作者: 玄米ごはん
1/11

出会い

「えー。皆さん意見をお聞かせください。」

というか、

「じゃあ、みんなの意見聞かせてくれる?」

というか…

「みんなどうおもってる?」

でもいいな…


僕の名前は迷野静馬。

めいのしずまと読む。

中学一年で、成績は体育はボロボロそれ以外は平均以上だ。

部活は吹奏楽部、隠キャと言われてる。

それでも気の合う友達はいるよ…

今日は班会議。

周りに言われて班長になったせいでまとめ役だ。


迷野「どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよ」

??「おい!」

はっ、

??「なにぼーっとしてんだよ!」

迷野「えっと、」

??「さっさとまとめろよ!」

迷野「ご、ごめん…」

??「あーもう、謝る前にまとめろ!」

迷野「う、うわ。わ、わかったよぉ。それじゃあ…」


(ふー、やっと終わった)

思わず胸を撫で下ろす。

あの子は勝山走くん。クラス一の運動神経の持ち主だ。

勝山くんはクラスの中心の人物で、勝山くんが決まればそれが決定されると言うのがクラスの暗黙のルールだ。

(今日も怖かったなー)


迷野「ただいま。」

母「おかえり。お客さん来てるわよ。」

迷野「え?こんな時間に?」

母「うん…その、お母さんのことは気にしなくていいからね。」

迷野「?」

母「2階にいるから、ゆ、ゆっくりしてってね。」

迷野「??」

(お母さんなに言ってるんだ?)

疑問を抱きながら自室へ入る。


ガチャ

??「ん?あら、こんにちは。」

迷野「こ、こんにちは。」

(あれ?この子どこかで…)

そこにはこじんまりと座っていて、目つきが鋭く気の強そうな子だった。

(違和感を覚えるな。こんまり座ってるのにオーラがすごい。)

??「初めまして、ではないわね。」

あ、

迷野「確か同じクラスの…」

黒瀬「ええ、黒瀬 早希よ。…貴方、迷野くんよね?」

迷野「はい。」

黒瀬「貴方の症状、直してみせるわ。」

!?


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