表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

under 500

すみません、僕が呼びました

掲載日:2020/05/18

怪しい人だった。


不気味な人だった。


でも、信用できそうな人だった。




僕は今日、これから倒れるらしい。


すっかり忘れて、部屋でくつろいでいた。


何事も、早い方がいい。


僕は予言を信じて、受話器をとる。


そして、具合が悪くなる前に救急車を呼んだ。




脳を刺すようなサイレンが鳴り、家の前で止まる。


救急隊がゾロゾロと部屋に入ってくる。


「すみません、僕が呼びました」


来たときには何ともなかった。


救急隊が少し困った表情を見せる。


「ごめんなさい。まだみたいです」


そう言うと、救急隊は呆れた顔で僕に注意し、背中を向けて歩き出した。


その時、僕の胸はざわめき立ち、胸を押さえながら倒れた。




「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」


その言葉が、ずっと鳴り響いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ