20. 研究学園要塞都市ツクバ
『2020年:東京オリンピック・オブ・ザ・デッド』これまでのあらすじ
柏木悟倫は二週間ほど前に第七十六番村に逃げ込んでから、外組・森守班の一員として暮らしてきた。
そんなある日、(このデータは削除されました)され、森守たちとともに(このデータは削除されました)。
村を脱出した一行は、博士の(このデータは削除されました)、研究学園要塞都市に向かうことになる。
……彼らを待ち受けてい(このデータは削除されました)。
→つくばネットワークのメインサーバへのアクセス許可。プロトコルを展開。
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茨城県つくば市――通称『研究学園要塞都市』は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を始めとした各省の技術研究施設、筑波大学や総合研究大学院大学といった国立の教育機関、民間企業や公益財団法人の研究所などが一同に集う、学術研究機関の一大集積地である。
主に五メートルほどの防壁で円周状に囲まれており、約2700ヘクタールに及ぶ『研究学園地区』と、その周りの『周辺開発地区』から構成され、行政上の理由から地理的な範囲はつくば市と同じと定義されている。
日本で唯一の特別政令指定都市でありながら、東京都心との交通アクセスを向上させた広域自立都市圏中核都市、自然豊かな田園都市を理想に未来の循環型社会を目指した、エコ・ライフ・モデル都市などの側面を持ち、近年では内閣府が提起・指導を進めてきた『有事に備えた要塞都市化計画』の中でも特に重要な位置づけを持つ。
六十年代に東京の人口過密を解消するために首都機能の一部を移転する計画が出され、それに伴って時の内閣は筑波山の麓に新たな都市を開発することを閣議決定。当初はニュータウンとしての開発が目的だったが、東西冷戦の煽りを受けて首都のバックアップ機能を有する『セカンド(第二の首都)構想』に切り替わることになる。
七十年に研究学園要塞都市建設法が公布され、筑波山周辺の強固な地盤を利用した地下シェルター、有事を想定した共同溝(電気や水道などのライフラインを束ねた地下道)を密かに拡張してからは、ソ連の核攻撃により東京が壊滅した際に行政機関を移転できる代替首都としての研究学園要塞都市が完成する。
……また、これらの事実は冷戦が終結するまで公に伏せられていたために、その土地柄も相まって研究学園要塞都市からは異常な数の都市伝説(自殺者が異様に多い、本来なら存在しないはずの第四学群、人面犬や人造人間などの実験生物、取材したジャーナリスト数名が行方不明になっている、など)が生まれているが、真偽は定かでない。
――To Be Continued.
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