第5話 『魔導書』
ついにこの日がやってきた。
そう
『魔導書』
だ。
『魔導書』
それは魔法の成り立ち、魔法の種類、
詠唱、魔法陣の書き方、魔法道具の使い方、魔導士のランク分け、そして1級の魔法の詠唱、種族スキルと魔法の違いとなっていて色々載っている。
まずは魔法の成り立ちについて
「魔法とは今から約6000年前に起こった第一次魔王討伐戦争により生まれたとされている。
第一次魔王討伐戦争とは
初代魔王サタンがそれまで仲良くしていた人族あらゆる手を使い滅ぼそうとしたために起こった戦争である。
その時魔族に悪魔族が手を貸し
その件で天使族も人族に手を貸すという形になった
魔王殺しの英雄
勇者ルーカス・レイバを筆頭に
人族五大部族の族長
龍使いの部族
龍皇 レオポルド・ドラゴン
精霊使いの部族
霊王 レキュラス・マリフォン
女人族
女帝 メル・ウームル
聖騎士族
騎士王 アンドレアス・アーサー
獣族
獣神 サントス・アニルミア
そして
天使族
天神 ゼキュロス・レスト・エンジェル
により魔王は殺害された。
その時に天使族が使っていた魔法を人族にも伝えられるようになり、今の魔法がある。
魔法の種類編
魔法には種類があり主に8つとされている。
第1種 火魔法
第2種 水魔法
第3種 風魔法
第4種 土魔法
第5種 音魔法
第6種 氷魔法
第7種 治癒魔法
第8種 雷魔法
なお混合魔法については
第1種と第3種
第2種と第4種
第2種と第6種
第3種と第4種
第2種と第8種
ということになっている。
詠唱編
詠唱とは魔法を発生させる際体内、もしくは体外の魔力を無駄なくしっかりと魔法をにすることができるもである。
また、魔法の熟練者になると詠唱破棄もできるがそれには多大な魔力と魔法の発生の原理をわかっていなければならない。
魔法陣編
魔法陣とは詠唱をする時間がない場合や魔力を多く使う上位の魔法の発生に利用されることが多い。
詠唱する時間がない場合は予め書いておいた魔法陣に魔力を込めることによって魔法を発生させることができる。
地面や建物の床に書けば大きな魔法陣を書くことができ、そこに複数人で魔力を込めることによって魔力総量が足りなくても上位魔法を発生させることができる。
魔法道具編
魔法道具とは色々な道具に魔法を込めることによってその魔法の特性を持った道具になることである。
例えば箱に音魔法を込めることによって録音機などを作ることができる。
魔導士ランク編
魔導士のランクは7つある
1級
2級
3級
騎士王級
女帝級
霊王級
龍皇級
この7つだ
ランク分けとしては五大部族の族長の称号がつけられる
また、種類によって
第1級火魔導士や、第1級水魔導士などになる。
それに加えて獣神の名前が入っていないのは
獣族は魔法を使わないからである。
第1級詠唱編
第1級
「偉大なる英雄の名の下に、汝の魔力を糧に、我が身に大いなる力を与えんことを!」
その後
火魔法「ファイヤーバレット」
効果
火の弾を出す
水魔法「ウォーターバレット」
効果
水をの弾を出す
風魔法「ウィンド」
効果
風を吹かせる
土魔法 「ストーンバレット」
効果
石弾を出す
音魔法「サウンド」
効果
相手の動きを音で止める
氷魔法「アイスバレット」
効果
氷の弾を出す
治癒魔法「ヒーリング」
効果
軽傷ならば完治する
雷魔法 「ライコウ」
効果
相手を感電させる
種族スキルと魔法の違い編
この世界には種族ごとによってスキルというものが存在する。
スキルというのは
例えば龍使いの部族だと龍を飼いならすスキル
精霊使いの部族だと精霊を召喚することができる
しかしこれらも魔力によって扱う
違う点としては、魔法は詠唱や訓練が必要だが、スキルは生まれ持った能力によるもの
しかしスキルは持ち主と相手の総意により受け渡すこともできる。
受け渡した相手はスキルを失うことはない。
これが
『魔導書』
の中身だ
まだまだあるがめんどくさいとこは割愛
そしてオレはこれを手に入れたことにより魔法を使うことができるようになった
そして次の日から俺の極秘魔法訓練が開始されることになった。