第42話 特別講師の日常
今日の朝は暖かい空気に包まれている。
初の臨時講師としての仕事だ……やっぱり俺が教えてもいいのだろうか。
しかし、王様に頼まれた仕事だしそれに王宮の図書館を使えるというのはとてもいい。
魔法の勉強ができるのは大事な事だしな。
そんな事を考えて歩いていると俺が今日教える魔法学校に着いた。
「ここか……」
ミハイリル王国首都『ミノラ魔法学校』だ。
校門を入り、職員室と思われるところに入ってみる。
「すみませーん。特別講師としてきましたシルバー・ヴォルクです。」
すると女性の、先生と思われる人が出てきた。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ。」
客室にはいり、用意されていた椅子に座る。
先生がお茶を持ってきた。
「よくぞいらっしゃいました。今日は授業をしてくださるという事で、とても嬉しいです。」
「はい。授業はいつからでしょうか?」
「まあ、あと20分後ぐらいですね。」
なるほど。
授業は何をすればいいだろうか。
まあ俺なりにやればいいか。
ーーー
授業を終えて廊下を歩いていると前から先程の授業の生徒たちがきた。
なぜか知らないが俺の顔を見て内緒話をしている。
「なあ、あいつ王宮魔導士なんだってな。国王様は戦争やるつもりなのか?」
戦争だって!?
どういう事だろう。
帰ったら聞いてみるか……




