第26話 残された家族
今回は短いので今日は2話投稿します。
お楽しみに。
ーーーヘジス視点ーーー
「はぁ……。」
シルバーが迷宮へ行ってしまってから2ヶ月ベルのため息が止まらなくなっている。
「大丈夫だって!ベル。心配するな。俺たちの息子だぞ?絶対に帰ってくるって!それにベスとジルだっているんだ!なんも寂しくはないだろ?」
「だってもう2ヶ月よ!はぁ…まったくまだ帰ってこないのかしら。」
「そうです。大丈夫ですよ奥様。シルバー様はどんな事があっても必ず帰ってきてるではありませんか。」
コンコン。
「ごめんくださーい。レミーナよー。ベルさんいらっしゃいますかー?」
こんな話をしているうちにレミーナがやって来た。
ここ最近はずっと来てくれている。
おそらく寂しがってるベルを慰めに来てくれているのだろう。
「こんにちは。今日も来てくださりありがとうございます。」
「いえ、シルバー君が行ってくれてるのはソフィアのこともあると聞きました。だから私も何かしなければなりませんから。」
やっぱりレミーナさんは優しいな。
おっといかん!そんなこと思ってるとベルに叱られるからな。
するとちょうどベルが奥の部屋から出て来た。
「あらレミーナ、今日も来てくれたの?待ってたわ。」
女同士の会話には口は挟んじゃいかんからな。
ここはおとなしく仕事に行くとしよう。
「じゃあ2人で楽しんでな。俺は仕事に行ってくるよ。」
「はいはい。行ってらっしゃい。」
ーーーベル視点ーーー
シルが迷宮に行ってから2ヶ月がたった。
ここんとこずっとレミーナは家に来てくれる。
「もう2ヶ月よー。まだ帰ってこないのかしらねぇ。」
「迷宮だもん。仕方ないわよ。」
「そうねぇ。でも心配だわ。」
「大丈夫!シルバー君なら帰ってくるわよ!」
「それもそうね!こんなくよくよしてたら逆にシルに怒られちゃうわ。しっかりしないと!」
そうだ!シルなら絶対に帰ってくる。
「そうよ!それにベスちゃんとジル君のお世話もあるのよ?何かあったら言ってね。私も力になるから。」
「うん。ありがと。元気でたわ。」
「そう、なら私はもういいわね。じゃあ。」
「ありがと。」
そう言ってレミーナは帰って行った。
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「ばぶ、ばぶー。」
「あらどうしたのベス。お兄ちゃんのことを心配してるの?」
「ばーぶー。」
シル、早く帰ってこないかな。
ーーーシルバー視点ーーー
「はっくしょん!!」
「うわっびっくりさせんなよ。風邪か?やめてくれよ?お前は貴重な魔術師なんだから。」
「わかってますよそんくらい。」
おかしいな。
誰か噂話でもしているのだろうか。
今回は短いので今日は2話投稿します。
お楽しみに。




