第18話 以外にいいやつ
ソフィアの寝たきりの原因を突き止めると言ったあの日から1ヶ月の月日が流れた。
未だに回復の手立てはもちろん原因すら分かっていない。
しかし、1ヶ月も経つと不思議な事が分かってきた。
1つは成長についてだ。
倒れてから半年は経つが、なにも食べていないにもかかわらず、やせ細ったりする様子は見て取れない。
そこになにかの原因があるのかもしれないが、俺の今の知識では理解できない。
ソフィアのことでわかったのはこのくらいだ。
まぁ最近の俺はというと、ずっと塾の図書館に入り浸っていた。
何かの手がかりがあるかと思っていたが、面白いほどに無駄だった。
まぁそりゃあそんなにすぐ見つかったら医者はなんだったんだって話だな。
そう、そして今日俺は冒険者ギルドへと向かっている。
冒険者になって1ヶ月あまりだが、かなり任務の依頼が来ていたが全てを断っていた。
もう人が死ぬのは見たくないからな。
そんなこんなしてるうちにギルドについた。
相変わらず冒険者達でいっぱいで騒々しい。
まずはじめにレストランへ行き、朝食を食べる。
うーんうまそうなのが揃ってるなぁ。
手を挙げてウエイトレスさんを呼ぶ。
「シチューとパンをください」
「かしこまりました。
冒険者バッチを見せていただけますか?」
「はい」
と言って俺はポケットからバッチを出して、見せる。
「あ、申し訳ありません。
S級冒険者のシルバー・ヴォルク様ですね。
他にご注文はありますか?」
「いえ、なにもありません」
「かしこまりました。
すぐにお持ちいたしますね」
冒険者バッチなんて意味あるのか?
そういえばレストラン無料とか言ってたっけ?
まぁいいや。
俺はカバンから一冊の本を出して読み始める。
いつぞやの『世界の街道を行く』だ。
まぁソフィアの病気にはなんのアテにもなりゃしないだろうが、これから冒険者として生きていく中で国や、世界のことについてしっかりと知っておかなければならないからな。
本を開いた時、後ろから声をかけられた。
「おお!珍しいな!S級のシルバー・ヴォルクじゃねえか!
一度会ってみたかったんだよなぁ」
あ?誰やねんこいつ。
そこには剣を腰にさした1人の若者がいた。
「どちらさんでしょう?」
「え?あぁ知らないのか。
俺は『ミハイリル王国冒険者団』の団長インペルド・モール・ミハイリルだ!」
誰だよ!
こんな奴しらねぇぞ!
「ちょっと!どっか行かないでくださいよね!」
ん?またなんか来たぞ?
インペルドの後ろに1人の女の人と、角の生えた若者と、老人がいた。
「おう、マリシュン遅かったな」
「ですから!あなた様が先に行ったんでしょうが!」
そう言ってインペルドの頭を殴った。
「あのーインペルドさん?この人たちは?」
俺が聞くと 店内がざわつき始めた
「おい!あれってまさか『王宮剣』じゃないか!?」
「ほんとだ珍しいな」
どういう事だ?
「どういう事ですか?」
「まぁ色々あるんだよな」
「いいからこっち来てくださいよ!
任務の依頼が入ってるんですから!」
「え?あぁすまん、またこんど会おうな」
なんだったんだ。
それからしばらくしてシチューとパンが届いて頬張ってると後ろから声をかけられた。
「よお、シルバー久しぶりだな俺の事を覚えてるか?」
えーと誰だっけ…
「すみません覚えてません」
「はあ??覚えてねえのかよ…まぁいいや」
いいのかよ…
あれ?ジョシュテルさんかな?
まぁいいや
「そうですか、それでなんですか?」
「あぁお前『王宮剣』の奴らにパーティーを誘われたのか?」
「いえ、ただ話してただけですけど?」
「あぁ、ならいいんだ」
なんなんだ一体。
「何かあったんですか?」
するとジョシュテルは周りを見回して俺に顔を近づけてきた。
「…大きな声じゃ言えねえんだけどな。メリット団は少数精鋭のパーティーなんだよ。
王宮剣・インペルドを筆頭に火魔・マリシュン、赤角のサミュエル、雷光・オルニア、山壁・グルームの5人で編成されててな。インペルドはその名の通りミハイリル王国第七王子だ。」
え!?あいつ王子だったの!?
ヤッベェめっちゃ失礼しちゃったよ。
明日とか王国の人達が殺しに来ない事を祈ろう。
「やばいですねぇ。めっちゃ失礼かましちゃいましたよ〜」
「バカ!そうじゃねえよ
あいつらはな、国の力でS級になったって感じなんだよ。まぁそれでもA級ほどの実力はあるけどな。
だけど、S級冒険者を誰彼構わず捕まえて来て自分達のパーティーメンバーにして使いまくるんだよ。
それで何人も死んで行ったんだ。
お前も危なかったんだぞ?」
うわっ!まじかあ〜。
ありがとうよ!ジョシュテルさん!
「そうですか。まぁでも誘われなかったんで大丈夫ですよ」
「うーんならいいんだけどな」
優しいなこの人。
「じゃあ僕はもう行きますね」
「おう、じゃあな」
なんか良い人だなぁ。
人は見かけによらないなぁ。
それから俺は依頼掲示板のところへ行く。
なんか良いやつないかなぁ。
おっ!
『A級以上推奨
ー内容ー
大木騎兵5体の討伐
ー報酬ー
ミハイリル王国金貨2枚
ー場所ー
冒険者ギルドから南へ10キロ行ったところの深淵の森
ー期限ー
無期限』
うーんまぁなかなかだなぁ。
よし、これにしよう!
俺は依頼掲示板の紙を取って受付に持って行く。
「この依頼を受けたいんですけど」
「あ、了解しました。では冒険者バッチを見せていただけますか?」
俺はポケットからバッチを出す。
「S級ですね。わかりました。
では、行ってらっしゃいませ」
よーし久しぶりだしがんばるか!
俺は冒険者ギルドを出て、深淵の森へと向かう。
馬車などを乗り継いで30分ほどで深淵の森についた。
あれ?俺の他に任務受けてる人たちいたんだ。
ソフィアの寝たきりの原因を突き止めると言ったあの日から1ヶ月の月日が流れた。
未だに回復の手立てはもちろん原因すら分かっていない。
しかし、1ヶ月も経つと不思議な事が分かってきた。
1つは成長についてだ。
倒れてから半年は経つが、なにも食べていないにもかかわらず、やせ細ったりする様子は見て取れない。
そこになにかの原因があるのかもしれないが、俺の今の知識では理解できない。
ソフィアのことでわかったのはこのくらいだ。
まぁ最近の俺はというと、ずっと塾の図書館に入り浸っていた。
何かの手がかりがあるかと思っていたが、面白いほどに無駄だった。
まぁそりゃあそんなにすぐ見つかったら医者はなんだったんだって話だな。
そう、そして今日俺は冒険者ギルドへと向かっている。
冒険者になって1ヶ月あまりだが、かなり任務の依頼が来ていたが全てを断っていた。
もう人が死ぬのは見たくないからな。
そんなこんなしてるうちにギルドについた。
相変わらず冒険者達でいっぱいで騒々しい。
まずはじめにレストランへ行き、朝食を食べる。
うーんうまそうなのが揃ってるなぁ。
手を挙げてウエイトレスさんを呼ぶ。
「シチューとパンをください」
「かしこまりました。
冒険者バッチを見せていただけますか?」
「はい」
と言って俺はポケットからバッチを出して、見せる。
「あ、申し訳ありません。
S級冒険者のシルバー・ヴォルク様ですね。
他にご注文はありますか?」
「いえ、なにもありません」
「かしこまりました。
すぐにお持ちいたしますね」
冒険者バッチなんて意味あるのか?
そういえばレストラン無料とか言ってたっけ?
まぁいいや。
俺はカバンから一冊の本を出して読み始める。
いつぞやの『世界の街道を行く』だ。
まぁソフィアの病気にはなんのアテにもなりゃしないだろうが、これから冒険者として生きていく中で国や、世界のことについてしっかりと知っておかなければならないからな。
本を開いた時、後ろから声をかけられた。
「おお!珍しいな!S級のシルバー・ヴォルクじゃねえか!
一度会ってみたかったんだよなぁ」
あ?誰やねんこいつ。
そこには剣を腰にさした1人の若者がいた。
「どちらさんでしょう?」
「え?あぁ知らないのか。
俺は『ミハイリル王国冒険者団』の団長インペルド・モール・ミハイリルだ!」
誰だよ!
こんな奴しらねぇぞ!
「ちょっと!どっか行かないでくださいよね!」
ん?またなんか来たぞ?
インペルドの後ろに1人の女の人と、角の生えた若者と、老人がいた。
「おう、マリシュン遅かったな」
「ですから!あなた様が先に行ったんでしょうが!」
そう言ってインペルドの頭を殴った。
「あのーインペルドさん?この人たちは?」
俺が聞くと 店内がざわつき始めた
「おい!あれってまさか『王宮剣』じゃないか!?」
「ほんとだ珍しいな」
どういう事だ?
「どういう事ですか?」
「まぁ色々あるんだよな」
「いいからこっち来てくださいよ!
任務の依頼が入ってるんですから!」
「え?あぁすまん、またこんど会おうな」
なんだったんだ。
それからしばらくしてシチューとパンが届いて頬張ってると後ろから声をかけられた。
「よお、シルバー久しぶりだな俺の事を覚えてるか?」
えーと誰だっけ…
「すみません覚えてません」
「はあ??覚えてねえのかよ…まぁいいや」
いいのかよ…
あれ?ジョシュテルさんかな?
まぁいいや
「そうですか、それでなんですか?」
「あぁお前『王宮剣』の奴らにパーティーを誘われたのか?」
「いえ、ただ話してただけですけど?」
「あぁ、ならいいんだ」
なんなんだ一体。
「何かあったんですか?」
するとジョシュテルは周りを見回して俺に顔を近づけてきた。
「…大きな声じゃ言えねえんだけどな。メリット団は少数精鋭のパーティーなんだよ。
王宮剣・インペルドを筆頭に火魔・マリシュン、赤角のサミュエル、雷光・オルニア、山壁・グルームの5人で編成されててな。インペルドはその名の通りミハイリル王国第七王子だ。」
え!?あいつ王子だったの!?
ヤッベェめっちゃ失礼しちゃったよ。
明日とか王国の人達が殺しに来ない事を祈ろう。
「やばいですねぇ。めっちゃ失礼かましちゃいましたよ〜」
「バカ!そうじゃねえよ
あいつらはな、国の力でS級になったって感じなんだよ。まぁそれでもA級ほどの実力はあるけどな。
だけど、S級冒険者を誰彼構わず捕まえて来て自分達のパーティーメンバーにして使いまくるんだよ。
それで何人も死んで行ったんだ。
お前も危なかったんだぞ?」
うわっ!まじかあ〜。
ありがとうよ!ジョシュテルさん!
「そうですか。まぁでも誘われなかったんで大丈夫ですよ」
「うーんならいいんだけどな」
優しいなこの人。
「じゃあ僕はもう行きますね」
「おう、じゃあな」
なんか良い人だなぁ。
人は見かけによらないなぁ。
それから俺は依頼掲示板のところへ行く。
なんか良いやつないかなぁ。
おっ!
『A級以上推奨
ー内容ー
森を荒らしている、 大木騎兵5体の討伐
ー報酬ー
ミハイリル王国金貨10枚
ー場所ー
冒険者ギルドから南へ10キロ行ったところの深淵の森
ー期限ー
無期限』
うーんまぁなかなかだなぁ。
よし、これにしよう!
俺は依頼掲示板の紙を取って受付に持って行く。
「この依頼を受けたいんですけど」
「あ、了解しました。では冒険者バッチを見せていただけますか?」
俺はポケットからバッチを出す。
「S級ですね。わかりました。
では、行ってらっしゃいませ」
よーし久しぶりだしがんばるか!
俺は冒険者ギルドを出て、深淵の森へと向かう。
馬車などを乗り継いで30分ほどで深淵の森についた。
そこには王国騎士団の人たちと言い合いをしてる人達がいた。
よく見るとそこには
インペルド・モール・ミハイリルと、その御一行がいた…




