9、冒険者説明
そのあと、クリスが帰って来たためか、じゃぁなといって外へ出ていった。
「薬草などの鑑定結果がでて、お金の準備も完了しました。鑑定結果は、状態がかなりよかったため加算され、5万ゴリです………それでなんですが、冒険者銀行に預けますか?」
?………ってそう言えば説明受けてなかったな。
「えっと、すいません。冒険者について説明……お願いします!」
そうして頭を下げた。
そうすると、クリスは驚いていたのか数秒固まってからあっと声を漏らした……
「頭をあげてください!!すいませんこちらの不手際でした!説明忘れてました!!」
ん?あっ説明あったんだ……
「えっと、まずお金関係からやりますね……
まず、冒険者銀行ですが冒険者ギルドが行っているものですが、こちらも少し噛ませてもらっています。
そこに預けることで冒険者カードに預金額が記載されその分だけ使うことができます。
……なにかここまで質問はありますか?」
「どこでも使えるんですか?」
「いえ、冒険者と契約をしているところです。この街の場合こことですね。
と言ってもこの街だと屋台以外大体は契約してますよ。
なんといっても元冒険者の街ですもの。あはは」
……笑っているがやはり顔は暗い。
「他には?……ないですね。では次に冒険者制度についてです。
冒険者にはランクがあり、ランク10~ランク1まであります。
ランクは依頼をクリアしていくとカードが次のランクにふさわしいと判断されると勝手に変わります。
実はあの水晶のオリジナルは神が作ったとされるもになんですよ?
あと、だいたいは依頼は依頼でも難しい依頼ほど早く上がるとされています。
ここまでなにかありますか?」
「いえ……あっ1つ、神っているんですか?」
まぁ、俺は神にトリップさせられましたけどね……
「はい、神域と呼ばれるところにいます。
神域はいろんなところにありますよ。
街にも、洞窟にも、さらには海のそこにもね。」
「へぇ、すごいものですね……」
「神に会えれば加護が貰えると言われていますね……」
……うん?
うんじゃ、もしかして貰ってんのかな?
あとで聞いてみよ……
「他には?……ないんですね。これで説明は以上になります。説明忘れていてすいませんでした……」
そういって今度はクリスさんが頭を下げた。
「頭をあげてください。
その謝罪受け入れます。クリスさん。今後も冒険者として頑張りますので宜しくお願いします……」
「はい!」
頭をあげたときの顔は涙目だったが笑っていた。
Androidのアプリ開発に手をだして死にかけているR.Mです。
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