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今日はツイてない。

数年ぶりにちょっと書いてみようと思ったので、イキオイまかせで思いつくままに綴らせてもらいます。極力矛盾がないように組み立てていきますが…初心者&初投稿なので暖かく見守ってやってくださるとありがたいです。

『はい、これ今日入稿しといて。』


パっと手渡された資料と、PCのデータを確認して

高崎ヒナはフムフムとうなずいた。



ここは都内のとある文具メーカー。開発部。

ヒナはこの会社の敏腕デザイナーだ。

デザインの専門学校を出て、右も左も分からずに入社したこの会社で

『ただ絵が好きだ』という一心で日々過ごしてきた。


好きこそモノの上手なれと、昔の人はよく言ったものだ。

ヒナはデザインの知識は乏しかったが、流行を見抜くセンスは抜群だった。


流行っているモノを掴むより、これから流行るモノを見極め、

誰よりも先に仕掛けて流行らせる。


デザイナーの醍醐味。


ファッション業界だけでない。

それは文具メーカーでも同じ事だった。



ただひとつ、ヒナに弱点があるとすれば。


「あーっ!!」


ヒナは慌てて資料とデータをガン見した。

そしてガタガタと震えながら、隣の先輩に囁いた。


「……今から印刷所に送る入稿データなのに…文字間違いが……あああ」


ガックリとうなだれ、机につっぷしながら

ヒナは大げさにため息をついた。


デザイナーとして、商品化にあたって

絶対に注意すべき事。

それはーーーーーーーーー文字の間違い。データの間違い。




商品の価格であったり、リサイクルマークであったり。

はたまた問い合せ電話番号だったり。


ひとつの商品を販売するにあたって

どれほどの文字情報が記載されている事か。


たかが文具、されど文具である。



今回、ヒナが担当して

間違いを見つけたのは


消しゴム。

しかも自分が考えたキャラクターが載っている、ステーショナリーシリーズとして販売する品物だ。



文具メーカーの中でも、デザインは多数ある。

普通の事務用品から、子ども向けのファンシー文具までピンキリのラインナップだ。

その中でヒナが担当しているのは、子ども向けの文具、ファンシーグッズの開発。


開発には、たくさんの人の考えと手間がかかっている。


毎月、デザイナーたちは『今月の売れデザ』なるモノを考える。

キャラクターはもちろんの事、普通に売れそうな流行の柄も考える。

そしてそれを毎月会議という名のふるいにかけ、数々の審査を経て勝ち残ったモノだけが

商品化されるのだ。



そして商品化にあたり、次は企画の手が加えられる。

どんな仕様の商品が、より魅力を倍増させるか。

このデザインにはどんな形態の商品が合うのか。

などと日々考察していく中で洗練され、最終形態として市場に出るのである。


ヒナの考えた今月のデザインは、すぐにシリーズ展開の話が出た。

企画担当者も張り切って色々と仕様を考えてくれた。

そしてその全てのデザイン監修を、考案者であるヒナが受け持つのだ。


で、消しゴムは簡単なアイテムだから〜と、自分でデータを作ったモノだった。


「あぁ情けない……ちょっと浮かれすぎた……」

メガネを外し、涙をぬぐうような大げさな仕草で、ヒナは隣の先輩の反応をチラリと見た。


「…毎度の事じゃん。いいかげん身にしみるでしょ〜〜気をつけなよー」

素っ気ないけど優しさのある声。

隣は勤務10年のベテランデザイナー。キホさんだ。

かくいうヒナは今年で5年。社内では中堅の地位にある。


「キホさ〜〜ん、毎回マジで凹むんですってば!!!なんで私ったらこう毎度そそっかしいんでしょう」

涙目で訴えるヒナをめんどくさそうに見ながら、キホさんは作業の手も止める事なくサラリと交わす。

「まぁ、今回は入稿前に気付いたからヨカッタんじゃない?商品化した後だともう大変」

確かに、その通り。


そう思えば今回のはまだ許されるかもしれない。

コッソリ修正してハンコさえ押しておけば、誰も気付かないかも。


ヒナは恐る恐る、データを修正し、ディスクに保存してプリントアウト作業を始めた。

印刷業者に送る見本として、プリントアウトしたものをデータに添えるのだ。

そこに『チェック完了』という印鑑を押し、検品済みという事で納品してしまえば

後はなんとかなるだろう。


チェック完了には二つの印鑑がいるのだが。


ヒナはおずおずとキホさんに訪ねた。

「あの…最終チェックの印鑑、キホさんお願いできませんか?」

キホさんは手を止めずに『え〜〜』と反応する。


「タダじゃこまるかも…だって次に間違いがあったら責任重大じゃん」

「もう間違いないですって!!じゃ何がお望みなんですか!」

「なんで頼むほうがそんなに怒ってるのか分からない。」

キホさんは肩をすくめて、それでもキーボードの手を緩めずに冷静に対処した。

「……お昼ご一緒いかがですか…」

ヒナは最後の手段をボソリとつぶやいた。


数分の沈黙の後、キホさんはニッコリ笑って書類を受け取った。

「仕方ないわね。この間出来たあのイタリアンのお店でよろしく!」


今日は給料日10日前。


はぁぁぁぁぁぁぁ、とヒナは深いタメ息をついてモゾモゾと頭を下げた。

「よろしくお願いじまず………」





***





先日オープンしたばかりのイタリアンレストラン『パヴォーネ』は、

ビジネス街のど真ん中に位置するだけあり、時間を問わずたくさんの人でにぎわっていた。


「……ホント毎回よく同じような間違いするねぇ。ま、私も人の事言えないけどさ。」

パスタをクルクルとフォークに巻き付けながら、キホさんはあきれ顔でヒナを見る。

「私もそう思います。何度もチェックして、絶対大丈夫!って思っていても見つかるんです。

どうしてなんでしょう!!キホさん、私……病気ですかね!?」

最後の一言に吹き出しそうになるも、ヒナの顔は真剣だ。

キホさんは笑いをごまかそうと、そばにあるグラスの水を一気に飲んだ。


「うんうん、病気かもね。まぁこんな仕事やってる時点で皆病気だよ。」

キホさんは適当な返事をしながらヒナの様子をチラリと見た。

ヒナはパスタをグルグル巻きにしながら考え込んでいるようだ。


「そうか…病気か……」


何かマズイ事を言ったかも、とキホさんは内心ヒヤリとした。

こんなに本気でヒナが気にしているとは思わなかった。

取り繕うように、ワザと明るい声でフォローしてみる。


「え?あぁ病気ってのは、そんな心配する事じゃなくて、そう……職業病って事よ!」

「職業病?」

「ほら、何度も同じデータ見てたら誰だってワカンナくなるって!ただでさえ流行のデザイン追い求めて日々アレコレ考えてるのに、データの隅々まで確認なんて完璧にできないモンだって!」

「…そう…ですかね?…でも皆さんちゃんとチェックされてるし、こんなにミスあるの私だけですよ…」

「ええとあのそれはね……うーん…あっ!そうそう、でもヒナは皆よりたくさんデザイン採用されてるじゃん!そして出したデザイン売れてるじゃん!きっとそういう事だよ!」


もう、キホさん自身が自分で何を言ってるか分からなくなってきた。

とにかく、ヒナが落ち込むと面倒だ。

他の仕事にまで支障が出る。

手伝わされるのはゴメンだ。


「どういう事ですか〜さっぱり分からない……」


あぁこれはマズい。どんどん凹みの方向へ行く。

キホさんは今週の予定を頭で必死に思い出してスケジュール確認をする。


今週は手伝えない。

ヒナを落ち込ませてはいけない。

私が巻き込まれる。

それだけは困る!


「とーにーかーくっ!過ぎた事は仕方ないよ。次からどうしたらいいか考えなくっちゃ。」

話を前に進めよう。

キホさんは頭をフル回転させてヒナの背中を押す。

作戦変更。


「ホント……どうしたらいいんでしょうねぇ……」

ヒナの嘆きに簡単なアドバイスを添えてみる。

「うーん、セルフ用のチェックリストを机に貼っといて、全て確認できてから次に回せば?」

「セルフ用…ですか。」

「そうそう。自分で毎回注意される事を紙に書いておくの。そしてそれをデータ作成完了時に自分でもう一度確認するってワケ。文字がダメなら文字を最初と最後の二回チェックするとかね。」


「あー……そうですね。二回やったらマシ、かも。」

ヒナの前向きな言葉が出て来た。

キホさんはここぞとばかりにたたみかける。

「うんうん。二回やって間違ってたらもうそれは仕方ないよ。

ま、一人で全部チェックする訳じゃないんだし、だから社内の皆で手分けして原稿チェックするんでしょ?二回やって後は他の人に見つけてもらうぐらいの気持ちでいいんじゃない?」


「そうかも。そうですよね!」


ヒナの顔がパッと明るくなった。

キホさんは心の中でガッツポーズを取った。

これでもう大丈夫だろう。


それにしても疲れた。


ランチ代はおごりで正解だった。


キホさんはホッと胸を撫で下ろし、デザートのジェラートを楽しむ事にした。




***




「よし。午後からは頑張るぞ!早速私専用のチェックリストを作って……」

ヒナが午後のスケジュール進行を確認していると、フロアの入り口から誰かの声が聞こえた。

「高崎さーん、菊宮さんが呼んでましたよー」

ギクリ。

背中を冷や汗が流れた。


菊宮さんは、キホさんと並ぶ会社の大センパイで。

でもキホさんみたいに優しいお姉さん、ではなく。

どちらかというと『お局様』のような。


とにかくヒナにとっては『極力関わりたくない人』なのだ。


(あぁ、絶対何かしでかしちゃったんだ……何やっちゃったんだろ)


ヒナは吐きそうになる胃を撫でながら、力のない返事をして

とぼとぼとフロアを出ていった。


ヒナの務めるこのファンシーメーカー会社、『シトラス』は

都内のビル街に大きく構える10階建ての自社ビルである。


各部署ごとにフロアが分かれており、ヒナの所属するデザイン部は7階。

エレベーターのボタンを押すも、待ってる間がどうにも落ち着かない。

ヒナはこらえきれず、非常階段を登り始めた。

ちょっとでも体を動かしているほうが気が紛れるからだ。


菊宮さんが待ち構えるのは、9階の会議室だった。

普段、彼女は8階の企画部にデスクを構えている。

デザイナー出身だけど、その腕と経験を評価されて

今じゃ企画とデザインの両方を『開発部』としてまとめるリーダーなのだ。


9階の会議室は、来客用の応接室もあるので

フロア全体の雰囲気が違う。

高級感ある、ヒナにとっては『重い』雰囲気だ。

もっとも、今のヒナの心境がそうさせているだけなのだが。


遠慮がちにノックをしようとすると、ふいにドアが開いた。

「あぁ高崎さん、ちょうどよかった。

今ちょうど矢野さんも呼んだから、奥でちょっと待ってて」


矢野さんは、菊宮さんの右腕だ。

いや、逆かも。

菊宮さんが矢野さんの右腕、だろう。立場としては。


矢野さんは男性だけど、とても物腰が柔らかな人だ。

菊宮さんとは対照的な印象がある。

この会社を長年支えてきた商品の中心は、

全て矢野さんが手がけたモノだと言っても良いだろう。


とにかく二人はこの会社のツートップみたいなもので。

社長からの信頼も厚い。


ヒナは少しホッとした。

矢野さんがいてくれるなら、この場の空気も少し和らぐだろう。

菊宮さんとのマンツーマンでは、とてもやり過ごせる自信がなかった。



「お疲れさま。」

ドアが静かに開いたかと思うと、矢野さんが入ってきた。

ヒナはホッとして挨拶する。

「お疲れさまです。」

「いやー忙しいのにごめんね、呼び出して。」

そう言いながら後ろから菊宮さんが続いて入り、ヒナの向かいに座った。


面談のようだ。

ヒナは変に緊張して、ソファに座りなおした。


「で、何故呼び出したか。なんだけど。分かる?」

菊宮さんは少し厳しい声でヒナに問いかけた。

ヒナは正直に応える。

「……すみません。全く心当たりがありません。何か不手際があったのでしょうか…」


その反応を見た菊宮さんは、ふーっと小さくため息をついて、話を切り出した。

「うん、まぁこちらとしてもあまりチクチク言いたくはないんだけどね。」


(出た。菊宮節が始まる)

ヒナは覚悟を決めた。

この台詞が出たら、もう決まりだ。

説教、とまではいかないけど。そういった類の注意である事は確かだ。


「これ。見てくれる?」

と、差し出されたもの。


先月発売したばかりの、レターセット。


「これ、高崎さんが作ったんだってね。デザインは素敵なんだけど……見てみて。」


「?」


商品を手にとって眺める。

発売時にサンプルを手に取って確認したハズだけど。

何があったんだろう。


と、中身を見て愕然とした。


酷い。


中の便箋は数枚ごとに柄が違う。メインのデザインはともかく。

中に入っている3種類の柄のうち、1柄。

便箋にして5枚。


「版……ズレ……」


ヒナはそれだけつぶやくのが精一杯だった。


版ズレとは、原稿が何らかの理由で本意の位置からズレてしまう事だ。

今回に関しては。

可愛いウサギの顔が、見事に輪郭の中心から右にずれて不自然な表情になっている。


「多少のズレは印刷工程で仕方なのない範囲なんだけど。これはちょっと違うよね?」


明らかに、データの作成ミス だ。


ヒナは前進から血の気が引く思いだった。

もう後に何を言われたのか。あまり鮮明に覚えていない。


あまりのふがいなさに泣きそうになったけど、泣いてはダメだ。

泣いてる場合でもないし、それは卑怯だと自分に言い聞かせて耐えるのが精一杯だった。


「まぁ高崎さん一人の責任ではないんだけどね、誰も最後まで気付かなかったし。」

矢野さんはやんわりと慰めの言葉をくれる。

でもそれは、ほんの慰めにしかすぎない。

ヒナの心には届かない言葉だった。


「とにかく。営業課でもこれを商品として販売するにはちょっと厳しいかな。という判断が出てね。

店舗から回収して再度、来月に販売を伸ばしたよ。」


「……すみません。何て言ったらいいのかもう……」


「まぁね。高崎さんは売れっ子デザイナーだから忙しいのも分かるんだけどね。」

それは違う、とヒナは思った。

忙しいのは社員皆同じはずだ。

ヒナだけが毎日遅くまで残業している訳でもない。

皆、同じようにデザインを考え、悩み、苦労して仕事を進めている。

ヒナだけが疲れているのではない。


ヒナは自分で分かっていた。でもそれを改めて第三者から言われると

もうどうしようもない。


「ちょっと普段からそそっかしいかな。仕事は早いんだけど、雑なところが目立つんだよ。」

菊川さんは話を続ける。

ヒナは下を向いたまま、黙って聞いた。


「入りたての新人ならともかく、高崎さんはもうベテラン側だよ?もう少し分かってくれないと。」

「……はい。申し訳ありません。」

その言葉しか出ない。


まったくその通りだ。

自分でも痛いほど分かってる。

ついさっきもその事でキホさんと相談していたところだ。


商品を回収するというのは、企業にとって痛手にしかならない。

しかしそれよりもそれが市場に出回ってしまった事のほうが、痛い。

お客さんはガッカリしただろう。

お店の信用も落ちただろう。


損害規模はどのくらいか、ヒナには具体的な数字は知らされないけど

笑ってすませる程度の問題ではないだろう。


と、なると。

次に出る話題は。


「だからね。これ以上このようなミスが続くと。信用がなくなるんだよ。

会社としてはもちろんなんだけど、それ以上に高崎さん自信が困る事になるよ。」


そうだ。

この話だ。


「今回は高崎さん一人の責任ではないにしても。原稿ミスはそもそもの原因のひとつではあるからね。

まだ高崎さんは主力メンバーのデザイナーさんだから、今回は多めに見てもらえるだろうけどさ。

次はどうなるか分からないよ。ミスが連発するようなら減給も視野に入れる。」


菊川さんは厳しい口調で、でも一応ヒナを思いやる雰囲気でそう告げる。

厳しい人だけど、根は優しいのだ。

だからヒナは、菊宮さんを『苦手』とはするけど『嫌い』にはなれないのだ。


「はい。肝に銘じます…」


矢野さんはやんわりと言う。

「まぁこっちとしても二度と同じミスはしないように、

部署内でのデザインチェックの仕組みも見直すからさ。

高崎さん一人に負担がかからないようにはするよ。一人でできない事は皆で協力してやらないとね。」


少し、救われた気がした。


でも。やっぱり原因を作ったのは自分だ。

印刷所に送るデータを作成したのはヒナ自身である。

どこでズレたのか、さっぱり分からない。


でも。原稿から商品サンプルまで、発売までに確認する機会はいくらでもあったはずだ。

それを、見逃してしまったのだ。

他の仕事が忙しいのを理由に。


自分の仕事に責任を持つというのは、色んな意味で難しい。


ガックリとうなだれたままのヒナを見て。

矢野さんはポンとヒナの頭に手をやった。

「ハイ。話はこれでおしまいっ。さ、気持ち切り替えて仕事頑張りな」

そう言って資料やら抱えて、会議室から出ていった。

菊宮さんも、それじゃ、と席を立って行ってしまった。



ヒナはしばらく呆然と座っていた。



コンコン、とノックされて我に返る。


「もうすぐ来客なんですけど、ここ、使っていいですか?」

企画部の後輩だ。


あ、はい、と慌ててヒナは部屋から出る。

泣きそうな顔を見られてはマズい。

何でもないフリをしてそそくさとその場を後にした。





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