表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編、長編

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

長編と短編、同じ書き物ですけど、求められるものは違うんですよ。

「君は短編を好んで書くようだけれど、長編は書かないの?」

「今、書いてる。色んな意味で苦労してる」

まず長編はプロットが必要。起承は自分でどうとでもなるが、転結でグダる。緩やか過ぎて転結になっていない。心理描写、場面描写を相応しい場面で選別して書かなくてはならない。同じもの書き物でも、問われる能力というのはまるで違うのだ。

「私的には短編の方が好き」

プロットを書かずに気軽に始められる。というのは勿論なのだが、本心はもっと別のところ。心理描写や場面描写に重きを置く場合には、やはり短編のがやりやすい。

まず長編というのは其れだけ長い文章を纏めなくてはならない。それも常に相手を飽きさせないように緩急を付けて。だから常に場面描写、心理描写に重きを置く訳にはいかない。

時には台詞が多くなる事もある。会話だけで一頁が終わる事もある。其れが物凄く引っかかる。

小説の醍醐味は台詞ではなく、場面や心理の描写を如何に表せるかにかかっていると思っている。テンポではなく、しっとりした美しさが見たいのだ。

まぁ、理由はもう一つ。

「常に考え続ける必要があるから」

「何それ?」

「ネタを一から構成する為に、長編以上に考えなくてはいけないなら」

一話完結型。というのは始めやすい反面、新規を作成する度に手を変え、品を変えなくてはいけない。だから常にものを観察し、分析し、逆説が閃かなければ此方の負けとなる。

確かに其れは非常に難しい。けれどもやはりそれなりに楽しかった。長編以上に知恵を絞っている気がして。

「長編に必要なのは構成能力。だから時に自分の意向を潰さなくてはならない。短編に必要なのはネタの発想力。だから常に逆説を探し続けなくてはならない」

さてと……では構成力を学ぶ事にしますかね。

「其れが両方出来る人は?」

「そんなのただの猛者だよ」

すっげえ久し振りに長編を書いて思った事。

頁が続けば続く程、伏線は次かその次辺りで回収するとして、


話が纏っているか。

同じ事を繰り返していないか。ダレてないか。

もう少し場面、心理描写入れたい。ただくどくなる。

この主張入れたい。でも本筋に全く関係ない。

あぁ台詞ばっかり……。

あぁ流れ的にここじゃおかしい……。


なんて事を考えてます。

まず短編じゃそこまで考えません。

一頁で把握出来るので。


じゃあ短編の方が楽じゃん?


なんて思われるかも知れませんが、そういう訳ではなく。短編には短編の難しさがあります。

ネタを一から構築する必要があるので、何より物をよく見て考える必要があるんです。

人を唸らせる逆説なんかはこれをしないと出来ないと思ってるので、大抵そこから生まれてます。


小説に慣れてない方が慣れる為に短編を書くのは良い発案だと思います。

何方にせよ物を書くことには変わりないので。


ただ最終的に長編を上げたい。と言われれば求められる能力は短編とはまた違う。と返して起きます。


久方振りに此処まで書いたので眠いですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ