あとがき
これで、ラン編は終わりです。何かありそうな雰囲気の最後ですね。
今回のサブタイトルは「希望の一歩前」という意味です。これがどんな意味を持つのか、最後の物語で分かると思います。
彼は、スズエやシルヤと違って本当に平凡な高校生です。だからこそ、彼視点を書くのに苦労しました。今まで特別な力を持つ人達が主人公の話が多かった中、彼は本当の意味で一般人です。そんな彼だからこそ、見えてくる世界があったと思っています。
ランは最初、スズエとペアだということに絶望します。しかし関わっていくうちに、彼女を守りたいと思うようになりました。それはきっと、彼女が他人のために必死になっているのが分かったからでしょう。
しかし、スズエが死ぬ運命は変えられませんでした。それでも、今回のスズエは死ぬその瞬間まであきらめませんでした。それはランが、ユウヤが、ほかの人達がスズエに生きていてほしいと願ったからです。それこそが、この物語に奇跡を起こすのです。
次の物語は、アイト視点のものにしたいと思っています。モロツゥ側の舞台が少しでも分かるかなと思います。ちなみに、時間軸は少しずれることになります。これに関しては読まなくても大丈夫ですが、最後の物語がより理解出来ると思って書いています。
では、ラン編はこのあたりで閉めようと思います。この物語に限らず、ほかの小説にもご自由に感想や意見を書いてください。また、こんな結末だったらよかったのにということも考えてみてください。
追記 本当はもう少し別視点を投稿しようと思ったのですが、これ以上は遅くなると思ったのでまた別の機会に投稿したいと思います。




