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俺の高校の人魚   作者: 紅
5/11

俺の高校の人魚 5

「だから止めたでしょ!次の日試合ってことあなた分かってた?身体の管理もスポーツよ。昨日練習試合前だったのに練習しすぎなのよ。

今日が練習試合だったから良かったものの公式の大会だったら大変なことよ。」

速水の説教は走太の身に染みる。

「ごめん。確かに昨日の俺はバカだった。自分の身体は自分が一番分かるはずなのにな。ありがとう速水。

目が覚めたよ。」

走太は速くなることにこだわり過ぎていた。

これからは身体のことを考えて泳ごう。走太は心に決めた。

走太が入部してから3ヶ月。初のインターハイの日数は近づいていた。

走太は風切に勝てていないが実力差は縮まっていた。

最近では速水も走太の練習に付き合うことも多くなっていた。

そして今日も2人で練習をしていた。

「走太くんは最初に力を出しすぎる傾向があるから配分を考えて力を調整した方がいいわ。

最初に飛ばしすぎて後からバテることが多いから」

速水のアドバイスに走太は少し嬉しかった。

でもなぜ練習に付き合ってくれるのか走太は不思議だった。

聞きたい気持ちはあったが今の関係性を崩したくない走太は聞かなかった。

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