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俺の高校の人魚   作者: 紅
4/11

俺の高校の人魚 4

結果は惨敗だ。

走太の思っていたよりもかなりの実力差だった。

「まぁ初日よりは速くなってたな。でもまだ俺には勝てねえよ ははは。 奢りの件は無しだ。また勝負しような。」

風切には勝てなかった走太だったが清々しい気分だった。風切に勝つという目先の目標が出来たからだ。

部活が終わり部員が帰る中走太はひたすら泳ぎ続けていた。もっと速くなりたい その一心で。

そんな走太を止める人物がいた。

速水だ。速水は走太に

「ほどほどにしとかないと いざという時にダメになるわよ」

と助言した。

でも走太は辞めなかった。風切に勝つには風切よりも何倍の練習しないと勝てない。

呆れた速水はプールサイドを去る

「バカね。でもそういうところ嫌いじゃないかも。」

速水は少し嬉しそうだった。

自主練を続ける走太。次の日が他校との練習試合ということは完全に忘れていたのだ。

そして翌日

走太は足がつって溺れてしまった。

保健室で目を覚ました走太。目の前には速水が座っていた。



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