例えると
あなたが先頭に立ち
カマを振って
草を切り道を作り
新人の手を引っ張り
どんどん前に進んでいく
そして
「さぁ!!ここからは
お前がやってみろ」
とカマを渡す
一見
良いように思えますが
新人からしてみれば
「絶対無理だ!!」
と思います
怖くてカマを振るなんて出来ないし
出来れば引き返したいと思うばかりでしょう
こんな時は
引っ張るのではなく
背中を押す方法が
いいと思います
最初は草むらで
かすり傷を作るかもしれませんが
あなたが背中を押し
『傷つくのがイヤなら カマを振れ』と
教え
『倒れそうになったら助けてやる』と
はげまし
背中を優しく押し続ける
その内
カマの振り方にもなれ
あなたが背中を押すのを止めても
新人は独りでも進んで行けます
いい教え方とは
そんな感じに似ています
またハンバーガーの話ですが
私はよく新人に
『どんなハンバーガーを作ったらいいかわかるか?』
と聞きます
『マニュアル通りに』とか
『温度や時間を正確に』
とか言う人が多いですが
私は
『自分が食べたくなるようなハンバーガーを作れ』
と言います
これは
創作しろとか
好きなように作れとかいう意味ではなく