美空 夏月です。
まだ明るい空の元気がなくなってきた午後五時半。
「また何も無い、本当に無駄な1日を過ごしたね。」
別に誰かがいるわけじゃない部屋にそんな言葉を。
Twitterには友達が遊んでる投稿が。
Instagramにはその時の私服が。
勘違いしないで、私にだって友達はいる。
今日はたまたま誘われなかっただけ。本当に。
「ちょっと寂しかったけどね。」
言ってもしょうがない。
なぜか、泣きたくなるときがある。
涙は出ないけど、私が私に
「惨めだね。」って言ってきて
そんな言葉に負けちゃいたくなるときがある。
そんなときは、明日に
少しだけ、ほんの少しだけ希望が持てるように
外を歩いて、空をみる。
蝉が五月蝿かった夏を思い出して
少し笑って。
「大丈夫。」って。
こんな私。
これが私。
美空 夏月です。