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第97話:捕食者

プレデター回二回目です。


『ライトボール』を維持したまま、俺はプレデターを探してダンジョンを歩く。

このダンジョン、基本は土壁で構成された普通のダンジョンで、通路は幅三メートルくらい、高さ四メートルくらいの一本道。

暫く進むと天井がやたらと高い、少し広めの部屋に出て、そこから2~3本程、通路が伸びている。

基本的にはこのパターンが続く。


ただし、光源のようなものは一切なく、『ライトボール』が無ければ完全な闇に閉ざされていただろう。

『ライトボール』の光が届かない所を、『ダークサイト』で見てみたが、深い闇が続くばかりで何も見えなかった。


赤外線感知や、サーモグラフィ的な器官を備えているならいけるんだろうか?


そして『サーチ』を見ると、闇の中に赤い輝点プリッツが蠢いているのがわかる。

かなりの数だ。碌な光源もなくこのダンジョンに足を踏み入れたとしたら、暗闇の中で無数のブラックフィアーに襲われる事になる。


ブラックフィアー自体は『アナライズ』で見ると、筋力と敏捷と生命力が飛び抜けて高いものの、総合力としては『戦士ファイター』LV10相当くらいだ。

神の揺り籠に来られるくらいの腕前なら、問題無く倒せる。


けれど、暗がりでの突然の奇襲。俺や勇者のようなチートじゃないと、ダメージはゼロに抑えられても、『痛み』は感じてしまう。

そうしてパニックに陥れば、大量のバッドステータスが発生し、ステータスは簡単に下がる。

そうなれば、ブラックフィアーの攻撃でダメージが入るようになり……。


まぁ、あとはどうなるかわかるな?


神の揺り籠に挑めるような冒険者なら、自分の実力に相当の自信を持っているだろうから、その慢心を叩き潰すようなダンジョンの作りになっている訳だな。


えげつねぇ……。


純粋な実力が試されれる、ドランゴンズピークとは真逆の性質を持っている訳か。


ブラックフィアーは光が嫌いなようで、『ライトボール』を維持している限り、奴らは暗闇から出て来ない。

稀に、ブラックフィアーの死骸が転がっている時、魔石になるのを待っていると、恐らく、そいつを仕留めただろう『捕食者プレデター』持ちのブラックフィアーが近づいて来て、死骸に齧りつき始める事があった。


自分が仕留めた獲物に執着する性質でもあるんだろうか。


使い道の思いつかないブラックフィアーの魔石だが、なんとなく、放置は勿体無いので逐一回収している。

死骸に関しても、そのまま放置して、『捕食者プレデター』持ちのブラックフィアーが強化されても面倒なので、発見したら魔石化するのを待つようにしている。


そうすると、大体、一度は光を避けてその場から離れた、そいつを仕留めたブラックフィアーが寄って来るので、これも撃破して、それ以上成長するのを防ぐ事にもなる。

一石二鳥ではあるんだが、あまり嬉しくない。


空腹はともかく、疲労が結構短い間隔で付与されるようになって来たので、時計を見ると、夜の十時を超えていた。


こんな時間に眠くなるなんて、俺も随分健康的になったもんだ。

最近はニート時代とは別の理由で夜型だったっていうのにな。


次に開けた部屋があったら、そこで休むとしよう。

正直、このダンジョンで寝たくないけど、一度戻るのも面倒だしな。



サラ達がパタリ〇走りで迫って来る夢にうなされて目を覚ます。

静かにしてると、結構響くもんだな、ブラックフィアーの足音。探索している間は全然気にならなかったのにな。

ていうか、この天井の高さは、音を響かなくするような構造だと思ってたんだが、特にそういう意図はないのかな?


『マジックボックス』の中の白パンと野菜スープで簡単に朝食を摂って探索再開。


考えてみれば、一人でダンジョンを探索するのもそれほど行っていた訳じゃないんだよな。

サラが来てからは基本一緒だったし、その後も誰かしら居たしなぁ。


モニカと別れてから、サラが来るまでの間も、家ができてからは、女神に窘められるレベルでサボっていた訳だし。


昼まで探索したが収穫なし。


俺は昼食を摂りながら、今後の事を考える。

もう2、3日探してみても見つからなかったら、とりあえず帰るかな?

あんまり留守にするのもあれだしなぁ。


しかし、一人になりたかったとは言え、誰も連れて来なかったのは失敗だったかもしれないな。


だって、家に帰ったら、色々溜め込んだあいつらの相手をする訳だろう?


そう考えたら、頭から血の気が引き、下半身に集中してしまう。


やっぱり、一時の感情に任せて衝動的に行動したらダメだね。

一時の感情に流されて大局を見失うようでは指揮官失格です、って大正時代のロシア人歌劇スターも言ってたし。

俺指揮官じゃねぇけど。

いや、ハーレムの中では指揮官になるのか?


「おっと……?」


昼食後に探索を再開し、一時間程経った頃、俺は下のフロアへ続く階段を発見した。

そういや、初めて見るな、このダンジョンで階段は。


『マップ』で確認すると、まだまだこのフロアには探索していない場所がありそうだ。

どんだけワンフロアがでかいんだよ。シュブニグラスやマヨイガは勿論、エルフィンリードよりでかいんじゃないか?


これが魔力を溜め込んでいた結果なのか、それとも元々こういう作りなのかはわかんないけどさ。


俺の好み的には、このまま第一階層を虱潰しにしたいところだけど、とりあえず目的は『捕食者(プレデター』の獲得になっているからな。

だったら、第一階層で戦い続けるより、下に行ってみたほうがいいんじゃないか?


モンスターも階層を移動するのは、シュブニグラス迷宮で確認済みだから、『捕食者プレデター』持ちがここにいたからって、プレデターがここに居るとは限らない訳だし。

むしろ、下の階層はプレデターが多くて、共喰いだらけ。争いに敗れた弱いプレデターが、エサを求めて上の階層に上がって来た可能性だってある。


それなら、ブラックフィアーに返り討ちに遭うのも納得できるしな。


というわけで、俺は階段を降って下の階層へと移動するのだった。




第二階層も第一階層と似たような造りになっていて、基本はブラックフィアーしかいない。

そんな訳で夜になったので、この日の探索は終了。


うーん、これはマジで絶滅してる気すらしてきたぞ。


いや、第一階層があれだけ広かったんだ。

第二階層だって相当広いに違いない。

だったら、一日、二日出会えないくらいは普通の事だ。


伊達に確率数%のレア素材を求めて、モンスター狩るゲームにハマってきてないっつーの!



翌日、昼を過ぎた頃に、ついに待ちに待った時がやってきた。


俺の目の前には一体のモンスターが居る。

そいつはヒト型をしていて、灰色の肌だった。

頭がやけに大きく、その側面には巨大な複眼が一つずつ。

両手と腰の間には、二対四本の腕が生えている。

蜘蛛の怪人、と言われて思い浮かぶ、あんな感じのモンスターがそこに居た。



種族:プレデター



見つけた!


そいつは食事中だった。食っているのはブラックフィアーだ。

うーん、コイツも食いたくなくなってきたぞ。

まぁ、モンスターは基本魔力でできているし、外ならともかく、ダンジョン内ならモンスター以外を食っていないだろうから、まだマシかな。


捕食者プレデター』を獲得するには、こいつの心臓と脳みそを食わないといけない。

俺はまだ『捕食』を持っていないから、殺してしまうと魔石になってしまう。

だから、食べる事で殺さないといけない。

丸のみにできれば一番なんだろうけれど、流石にこのサイズは無理だな。


頭に齧りついて脳みそを喰らって殺す、胸部に齧りついて心臓を喰らって殺す。

どちらかしかできない訳だから、獲得には二体のプレデターが必要な訳だ。


などと思うのは素人だ。

プレデターはモンスター、なので殺すと魔石になる。

その魔石からは素材が出る。

プレデターの魔石で還元されるアイテムは、『捕食者の心臓』で、レアアイテムは『捕食者の脳髄』だ。


つまり、魔石から出たアイテムと合わせて食えば、一体だけで済むんだ。


となれば目の前のプレデターで狙うのは脳みそだろう。

これまでの俺のレアアイテムの引きからすると、レア素材の『捕食者の脳髄』は望み薄だ。

だから、脳みそを喰らって殺し、魔石から還元された、『捕食者の心臓』を喰らう事で、『捕食者プレデター』を獲得できる。


「『バインド』!」


食事をしながらもこちらを警戒しているプレデターに向けて拘束魔法を放つ。


「GUGA!?」


「『ステータスダウン』!」


首尾よく【拘束】の状態異常が付与できたので、設置型のデバフ魔法を使用する。


まぁ、噛みつき一撃で倒す必要はないんだが、折角だからな。

まともに戦ったら、うっかり殺してしまうかもしれないし、どうせ魔法で拘束するなら、デバフで一撃死を狙ってもいいだろう。

防御力を下げるだけなら、専用の魔法の方が効果は高いんだが、これなら器用と幸運も一緒に下がるからな。


暗殺者アサシン』の『一撃死』が効果を発揮しやすくなるからな。

この世界の物理法則的には、噛みつきで殺せなかった場合、中身(・・)を食す事ができないからな。


「『アタックブースト』『アタックバースト』」


更に、俺自身の攻撃力を上昇させる。


「いただきます!」


プレデターのステータスが十分に下がったところで、俺はその頭に齧りついた。


味? 聞かないで貰いたい。



上手く魔石に変わる前に脳みそを食い切る事ができた。

やっぱでかいわ、コイツの頭。


「『キャストアストーン』」


そして残された魔石をビクティオンの祝福を使って素材に還元する。


「ええ……!?」


魔石から放たれた光が収まった時、俺の手の中には、成人男性の頭程もある巨大な脳みそが出現していた。


「…………」


どう見ても心臓には見えない。



名称:捕食者の脳髄



最後の望み、『アナライズ』も俺を裏切った。

物欲センサー仕事し過ぎだろう……!!


こちらの世界にやって来て三年。数えきれない程の魔石を還元してきたが、手に入ったレア素材は二つだけ。

その一つがこれとか……。


しかもこれ、何に使えばいいんだ?


錬金術師アルケミスト』や『薬師ファマシティスト』は勿論、『霊薬精製師エベルス)』にだって利用法が無いんだが……。


魔石ならまだ売る事ができたんだけどなぁ。

これもユーマ君行きかな?

それともこれはユリアの方が良いか?


あ、そうか『捕食者プレデター』を獲得したら食べればいいんだ。ステータス強化に利用できる。


そうと決まれば、これは『マジックボックス』にぽーい。


さぁ、二体目を探してレッツゴー!



この日は見つかりませんでした。



翌日、運良く朝の間に発見できた。

というか暗がりから突然襲って来た。


『サーチ』で確認していたから、敵が襲いかかって来る事はわかっていたんだが、それがプレデターなのか、ブラックフィアーなのか判断できなかったんだよね。


槍ごしとは言え、直接触る事は憚られるブラックフィアー用に、弓を準備していたので思わずそのまま射っちゃったんだよな。

見事プレデターにクリーンヒットし、俺が慌てる前に魔石へと変わってしまった。


「あーあ……」


まぁ、しゃーない。

流石に二連続でレア素材が出たりはしないだろう。


「『キャストアストーン』」


魔石を還元すると、俺の腕の中に脈打つ心臓が出現した。

え……? 生きてんの? これ……。


まぁ、流石に演出みたいなもんだろう。プレデターって、別にアンデッド系とかじゃなかったはずだし。



名称:捕食者の心臓



確認するとちゃんと心臓だ。

という訳でいただきます。



うん、脳みそよりはマシだけど、生のまま食うもんじゃないな。

野趣溢れる味、というか、臭みとエグみの苦みがジェットストリームアタックを仕掛けて来る感じだ。


しかしこれで『捕食者プレデター』の職業を獲得できた!

異世界転生ものでよくある、食べれば食べる程強くなるスキルを手に入れた訳だ。


「うー……ん?」


獲得職業の一覧に『捕食者プレデター』が無い……?

何度確認しても、やはり見つけられない。

『技能八百万』からスキルを確認しても、『捕食』をはじめ、『捕食者プレデター』で獲得できるスキルが存在していなかった。


もう一度、『捕食者プレデター』の獲得条件を見てみる。

コカの葉を食べる、同族の心臓か脳みそを食べる、『捕食者プレデター』を所有している相手の脳みそと心臓を食べる。


うーん……?


あ、もしかして、『捕食者プレデター』持ちの心臓と、『捕食者の心臓』って別扱いなのか!?


可能性はあるな。魔石は確かに、倒したモンスターから出現するが、そのモンスターの個体差によって、還元される素材に差が出る訳じゃない。

LVの高いモンスターから、一度に出現する魔石の数が増える程度だ。


つまり、プレデターの魔石から出る『捕食者の心臓』は、あくまで『捕食者の心臓』というアイテムであって、倒したプレデターの心臓と同じ訳じゃないって事だろうか。


となると、マジで『捕食者の心臓』とか『捕食者の脳髄』は何に使うんだろうか?

マジで食べるオンリー? それとも『捕食者プレデター』を獲得すると利用方法がわかる?

まぁ、食べた時の効果増大くらいしか思いつかないけど。


それはそれでアリではあるな。


この日はそれ以上プレデターが見つからなかったので、ダンジョンに更に一泊する事になった。

まぁ、もうこうなったら『捕食者プレデター』を獲得するまで帰らないぞ!


とは言え、明日一日見つからなかったらどうなるかな。

そして、これで帰ったら、次に来ようと思うようになるのはいつだろうか。


なんて俺の懸念は杞憂だったようで、朝食を食べて探索を開始したらすぐにプレデターを発見した。

こういうのも物欲センサーって言うんだろうか?


とりあえず『バインド』で【拘束】。『ステータスダウン』で能力値を減らし、自分にはバフの魔法とスキルを重ね掛けする。

準備完了、いただきます!




新しい職業ゲット:捕食者プレデター




ふぅ、長かったぜ。

なんていうか、精神的に疲れたよ。


早速『捕食』を発動させて周囲を見る。

うーん、ダンジョンの壁はそもそも対象外か? 食えそうだとはとても思えないな。


まぁ、でないとプレデターにダンジョンの壁が食いつくされるか。

ダンジョンの壁の防御力が高くても、攻撃を続けると突破できるようになるからな。

普通はその前に武器が壊れるか、自分の体が壊れるかするけどな。


まずは『マジックボックス』から猪の肉を取り出す。


おおぅ。やべぇ。ただの生肉なのに普通に食えそうだ。


なまじ、調理後の味を知っているだけに、口の中にその味が広がって、すぐにでもかぶりつきたい衝動に駆られる。

食べたくなる事はない、なんていったけど、これ多少は食欲促進の効果があるぞ。


普段食べてないものでも、一度食べて、美味しい、と感じてしまったら、食べたい、と思うようになるんだろうか。


とりあえず生で食べてみる。

食中毒や寄生虫なんかは『リフレッシュ』や『アンチボディ』でなんとかなるからな。


うーん、味はイマイチ。

普通に生肉だな。せめて調味料で味付けするべきか。

ベーコンとか生ハムとかも、調理前でも加工済みだからな。ただの生肉とは違って当然か。


咀嚼し、飲み込む。

うーん、なんとなく、能力値が上がっているような気がするけど……。


だが、『セルフアナライズ』で確認しても、能力値に変化は無かった。


次は調理してみるか。

そう考えてもう一切れ猪の肉を取り出す。


「うん?」


なんとなく、違和感を覚えたので『アナライズ』でその肉を確認。



猪の生肉:体力0.1上昇。生命力0.05上昇。筋力0.07上昇



ひっく! 上昇効果ひっく!!


『捕食』の習熟度が低いから? それともただの生肉だから?


比較のために鹿の肉を取り出してみる。



鹿の生肉



あれ? こっちはステータス上昇効果が表示されない。

食べないと駄目か?


という訳で生で食す。

そしてもう一切れ鹿の肉を取り出して、『アナライズ』。



鹿の生肉:体力0.1上昇。生命力0.03上昇。敏捷0.05上昇



ああ、ただの獣肉だからだ。

魔物やモンスターじゃないとまともな効果は望めそうにないな。


一応調理したのも食べてみるか。

と言っても、火を通して、塩を振りかける程度だけど。



猪の焼肉:体力0.3上昇。生命力0.07上昇。筋力0.1上昇



お、上昇効果が高まったな。

まぁ、毎日の食事で少しずつって感じだな、これは。


だって別に『捕食』って食べられる量が増える訳じゃないからな。


朝食摂ってすぐに、プレデターの心臓をその周囲の肉と骨ごと食って、更に一枚二百gくらいの肉を三枚食べたんだ。

正直腹一杯だよ……。


他の検証はまた今度だな。


とりあえずプレデターの素材を食べた場合の上昇効果、魔石のまま食べた場合の上昇効果を検証しないと。

あー、調理した場合も確認するかなぁ。


でもそんなにサンプルが獲得できないよなぁ。

正直、『捕食者プレデター』を獲得したことで、もう帰りたがっている俺がいる。


べ、別に、独り寝が寂しくなってきた訳じゃないんだからね!


とりあえず昼過ぎまでプレデターを探してみて、『捕食者の脳髄』とさっき手に入れたプレデターの魔石の効果を確認して、そしたら帰るか。

そうすれば、夕飯の準備に間に合うだろう。


昼前にプレデターを一体倒す事ができ、これで『捕食者の脳髄』と『捕食者の心臓』両方試す事ができるぞ、と喜んでいると(物欲センサー、仕事しなくていいのよ?)、奇妙な相手と対峙する事になった。


その相手は、身長160センチくらいの人型で、何かの生物の革でできたローブを纏っていた。

ローブで隠れて顔は見えないし、ひょっとしたら、ローブの中に、副腕や触手、翼なんかを隠してるかもしれないけど。

それ以上に俺を困惑させたのは、そいつを『アナライズ』で見た時だった。




名前:なし

種族:朧月

職業LV:勇者LV43




なんだこいつ……!?


見事プレデターをゲット。

そして現れた謎の存在。


まぁ、バレバレだと思いますが。

次回はそんな正体に迫ります。

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