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融合した世界  作者: 安藤ふじやす
2.避難拠点での生活と冒険者
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2-40.

 前話あらすじ

 自分が経験したことのない記憶を自分の記憶として見る彰弘。

 その後、女神アンヌの言葉により大切に思う人達を救うために、自分の魂に交じった別の魂を自分のものにする行動を起こす。

 難局ではあったが、何とか無事に事を終えるのであった。



 そのコーヒーは絶妙だった。カップから漂う香りもそうだったが、口内で感じる味と香りも格別だった。勿論、後味も言うことはない。

「是非とも配合やら何やらを知りたいところだ」

 最初の一口を胃へと流し込んだ彰弘はその香りと味に目を見開き、カップに残るコーヒーを見つめた。

 世界の融合前からコーヒーを常飲していた彰弘だったが、ここまで自分に合うコーヒーを飲んだことはなかった。それ故、今後もこのコーヒーを味わいたいという思いから出た言葉であった。

「そう言うと思った。ただ、難しいわね。豆の状態、焙煎の程度に挽き方、それに気温に湿度などなどで香りも味も変わっちゃうから。……でも、そうね、あなたが今いる避難拠点で最初にオープンした喫茶店のコーヒーに、シティロースト程度にしたジェルメスのレーダ地方産SA等級の豆を二割ほど混ぜて入れれば、これと似た香りと味になるわ。まあ、物流が復活するまでは豆自体が手に入らないかもしれないけど……あの店主は若いわりに知識も腕も確かだから、豆がなくても今あるもので似たものを出してくれるはずよ」

「そうか、戻ったら頼んでみるかな」

 以前その喫茶店で飲んだコーヒーの香りと味を思い出した彰弘は目の前にあるコーヒーとの共通点を見つけそう口にした。

「そうしなさい。一応、忘れたときのためにあなたの服のポケットにレシピいれといてあげる。そろそろ本題にいきましょ? あなたの体感で言ったら三時間程度で肉体へと戻ってしまうから、それほど時間はないわよ」

 アンヌはそう言うと、自分のコーヒーカップに口を付けた。

 なお、元に戻った彰弘は真っ先にアンヌのメモを確認した。それほどにアンヌが淹れたコーヒーは、彼にとって衝撃的なものだったのである。









 居住まいを正した彰弘は何を質問しようかと少し考えてから口を開いた。

「そうだな、魂を喰らえとか無茶言われたときに聞いたことを、まず教えてもらってもいいかな?」

「それって、私の魂の欠片があなたの魂にくっ付いていたことと、加護のこと?」

「ああ。なんで今まで神と関係なかった俺にそんなことが起きているのかは、是非とも知りたい」

 アンヌはその彰弘の言葉に片眉を少し動かし小首を傾げる。

「答える前に聞きたいんだけど、あなたは私の記憶を自分のものとして追体験したのよね?」

「嫌なことを思い出させないでくれ……」

 顔をしかめた彰弘は手で顔を覆い、その指でこめかみを押さえた。

「ごめんごめん。でも、そこに理由の一つがあるんだけど……覚えてない?」

「……あの嘘のように何度も殺されたところか?」

「その少し前」

 こめかみを押さえたままその記憶を探った彰弘だったが、アンヌが言う理由に当たる部分は一向に浮かんでこない。恐らく、殺され続けた記憶が強烈すぎたせいで前後の記憶が曖昧になっているのではないかと彰弘は結論付け、そのことをアンヌへと伝えた。

 そもそも、殺され続ける記憶というのがありえない。そのことも彰弘には理解できていないところであった。

「ん〜」

 豊かな胸の下で腕を組んだアンヌは目を閉じ何やら考え始めた。それから暫く、あーでもないこーでもないと独り言を呟いていたが、やがて目を開き組んでいた腕を解いた。

「結論から言うと、私の魂の欠片が何故あなたの魂に付いたかは、今は百パーセントの回答はできないわね」

「理由を聞いても?」

「神にも決して破ってはいけないルールってものがあるの。その一つが、一度公言したことは特定の条件が揃わない限り覆してはいけない、ってもの。で、今この場であなたの魂があんな状態になったことを、あなたに私から伝えることはそのルールに違反することになるのよ。あなたが思い出して、それに少し補足する程度ならできるんだけどね」

 アンヌの言葉に今度は彰弘が考え込んだ。

 神であるからどうとでもできるのかもしれないが、相変わらず嘘を言っているとは感じられない。それに、『今は』と言っていることから考えると、いずれは教えてくれるということだろう。ならば、知らないことによる危険の有無と教えてくれるのはいつかを聞けばいいかと彰弘は結論付けた。

「どうしても思い出せないな。まあ、仕方ない。ところで、俺が知らないことで何か危険とかはあるのか? 後、『今は』ってことは、いつかは教えてもらえるんだろ。いつなんだ?」

「理解してくれて助かるわ。危険については普通の人と同じね。それで、いつ教えるかについてだけど、あなたが……そうね、二年後以降にアルフィスの神殿に来たらそこで教えてあげる。元々、他の神々にそう公言して神と人の魂がくっ付くっていう面倒な事態にあたってたわけだし」

 神にとっても大変な事態だったのかと思いつつ、彰弘はアルフィスと言う名について記憶を辿った。その結果、浮かんできたのは治療院にいたときに気付いた、自分の荷物にいつの間にか入っていたシンプルな地図らしき物であった。

「アルフィスってのは、あの紙に描かれていたあれか……」

「そうそう、ライターと灰皿と一緒に入れといた地図、見てくれたようね。あれ、いろいろと制約があってシンプルだけど、距離と方角は正確だから。ともかく、あの地図に描いてあるアルフィスの中の神殿に来てくれれば教えることができるわ」

「なるほど、分かった。そうだ、ついでだから聞くんだが、あのライターと灰皿は……」

 ここに至って彰弘はようやく、魔導具となったライターと灰皿に描かれていた内の一柱が、今目の前にいる女神とそっくりだったことに気がついた。

「うん。あれは私達からのお詫びの品ね。オイルライターを忠実に再現し、並みの攻撃ではかすり傷さえつけられない頑丈さを持った魔導具よ。さらに五柱の女神による緻密なエッジング処理。さらにさらに、持ち主であるあなたが必要なときに、いつでも手元に引き寄せることができる機能まで付いた優れもの! どう気に入ってくれた? あ、そうそう、私の姿を描いたのアルフィミナなんだけど、どう? 私は上手く描けてると思うんだけど、何か不安がってたからあなたに聞こうと思ってたのよ」

「お、おう。いきなりテンション上げるな。びっくりするだろうが」

 身を乗り出して聞いてくるアンヌに応じて自分の身体を引いた彰弘は一応抗議の声を出す。

 それを聞いて軽く謝りながらアンヌは身体を戻し、再度「どう?」と彰弘に聞きなおした。

 なお、アルフィミナとはアンヌと同様、神の一柱である。その神格は安らぎであり、破壊の神格を持つアンヌとは相容れないと感じるかもしれない。しかし、アンヌの破壊は平穏と安らぎを崩すものを破壊するためのものであることから考えると、一概に相容れないと断ずることはできない。

 ちなみに、ライターと灰皿の魔導具のお値段は文字通り青天井だ。五柱の神のお手製共同作品であるため金銭で購入できる代物ではないのである。

 ともかく、そんな人間のような心配をする神にどことなく親近感を覚えた彰弘は自分が感じた素直な感想を口にした。

「俺の考えが分かるなら、どう思ってるかも分かるだろうに。まあ、いいか。少なくとも俺の目には違いは分からないな。エッジングだからそれによる違いはあるんだろうが、それすら曖昧な感じがするな。凄い以外の感想は出そうもない」

 ライターと灰皿の魔導具に施された加工は見た者によりその感想はことなるだろうが、概ね彰弘と同じ感想を抱くであろう。人の手では再現できないほどの出来を二つの魔導具は持っていたのである。

「よかった。それを伝えればアルフィミナも安心するわね」

 ほっとする様子のアンヌに彰弘は疑問を顔に浮かべる。先ほど言葉にも出したが、自分の考えが分かるなら言葉に出すより先に結果は分かるのではないか、そもそも、神ならばこんなことを聞くまでもないのではないかと、思ったからである。

「ん? なに?」

「いや、さっきも言ったんだが、俺が口にしなくても結果は分かってたんじゃないかと思ってな」

「ああ、それね。今は考えを読まないようにしてるのよ。あなたが考えたこと全てに答えたらきりがないし。後、特別なことでもない限り地上の人の考えを読むことはルールで禁止されているの。だからよ」

「結構、制約みたいなのが多いんだな、神様ってのも」

 いつまでも適温を保つコーヒーを一口分嚥下し、彰弘は思ったことを口にした。

「そうなのよ。もっとも、そうでなければちょっとしたことで大惨事になりかねないし、仕方ないことなのよ」

 彰弘と同じ様にコーヒーを飲んだアンヌはそう言うと苦笑した。

 神の力というものは途轍もなく強大である。もしも、何の制約もなく神が地上に顕現した場合、それだけで半径数百キロにおいてその神格に準じた影響が出ることになる。

 世界融合当初、別世界の邪神が顕現する事態が起こっていた。その邪神は彰弘達が今生活する避難拠点から東北東二百キロメートルの位置へと、無理矢理自らの力だけで崩壊する世界の別の宇宙からこの融合した世界へ渡ってきた。ただ、無理矢理に世界を渡り力を消耗させていたため、結局顕現して数日の内に邪神はその地にいた最高戦力に限界まで追い詰められ神界へと飛ばされ消滅させられたのである。しかし、それでも邪神顕現の影響は甚大で、半径にして百五十キロメートルの範囲に邪なる影響を及ぼし、その地に存在するほとんどの生命を絶やすに至っていた。

「ふう、話を戻しましょ」

 一息ついたアンヌはそう言うと言葉を続けた。

「私の魂の欠片がくっ付いた原因は今は言えないけど、侵食を開始した理由と加護については話せるわ。まず侵食だけど、これは国之穏姫命が神の加護をあなたに与えようとしたのが原因。加護を与える場合、授ける神と与えられる者との間に経路を繋ぐ必要があるの。で、その経路を繋ぐ場合には、その神の神属性の魔力を与える者に巡らせる必要があるのよ。本来、何もなければ私の魂の欠片は相性の良いあなたの魂と同化し、そして一月ほど後には完全にあなたの魂となっていたはずなの。本当に僅かな欠片だから、あなたの意思に引っ張られる形になったのよ。でも、国之穏姫命の魔力があなたへ注がれたために、私の魂の欠片はその魔力に反応してしまった。同じ神の力の影響で神の魂としての在りかたを思い出してしまったのね。ただ、欠片であるから私の記憶はあっても、そこに意思は存在しない。そうするとどうなるか……元に戻ろうとするのよ」

 アンヌはそこまで言って彰弘の様子を見た。

 彰弘は特に怒った様子を見せない。ただ、何かを考えているだけに見えた。

 アンヌは言葉を続ける。

「本当なら私の魂の欠片は私の下に戻ろうとする。でも、異常なほどに相性の良いあなたの魂とくっ付いていたために、それが自分の魂の大部分だと誤認してしまった。そうなると、残る道は一つ。何故か神格ではなくなっている自分の魂を元に戻そうと侵食をはじめるのよ。その結果が、先ほどまでのあなたの魂の状態よ」

 話を聴き終わった後も考え込んでいた彰弘は暫くして口を開いた。

「もしかしてミリアが話しなかったのも、アイスとドーイと名乗った二体が急いでたのも……今回のことと同じことを懸念してか?」

「そうなるわね。まあ、ミリアちゃんが知っていることを話したくらいじゃ大丈夫だったかもしれないけど、私の使いであるあの子達と長くいたら同じことになったかもしれないわね。あの子達は私の魔力で動けるようになった存在だけど、今ではそれぞれが独自の魔力を持っているし。まあ、侵食に関してはこんな感じね」

「そういうことか……」

「怒らないの?」

 彰弘という存在を消す可能性があったことだ。少しも怒りを見せない彰弘にアンヌは問いかけた。

 考えを読めば即分かることではあったし、とある理由から返ってくる答えが九分九厘分かっていたアンヌだったが、あえてそう問いかけた。

「無事な今、怒りを表しても仕方ない。あの子達に何かあったら別だが、俺自身のことだからな。もっとも、俺が俺でなくなりあの子達が泣くようなことになったら、怒りでも何でもして意地で元に戻るさ」

「流石はわ……っとと、そうよね、あなたならそうよね」

 アンヌは自分が失言しそうになったことを無視して彰弘の考えを肯定し、うんうん頷いた。

「言いかけた最初の言葉が気になるなるが……いいにしようか。加護についても教えてくれるんだろ?」

「あっははは、ありがとっ。加護については簡単ね。あなたに私の加護がついたのは、世界の融合と全くの同タイミングで私の魂がくっ付いたからなのよ」

「魔力を巡らせる必要があるってことだから分からなくもない理由だが、知りもしない人間に加護っておかしくないか?」

 彰弘の当然の疑問にアンヌは「よく知ってたんだけどね」と言葉に出さずに呟く。

「まあ、融合したその瞬間の何万分の一秒間だけ世界自体も一瞬不安定になったことが要因かしらね」

「は?」

「加護は、その神が加護を授ける意思があり、その上で魔力を相手に巡らせて経路を繋ぐんだけど……あなたの場合は魔力どころか欠片とはいえ魂だったから、世界が勘違いしちゃったのね。私の意思に関係なく加護を授けることになったのよ。あ、勿論、あなたに加護を授けているのが嫌と言うわけじゃないから、そこは覚えておいてね」

 彰弘の口がぽかんと開いた。

 神の意思が関係ないとか世界が勘違いとかどんな次元の話だ、これが彰弘の感想であった。人種が神になる記憶を追体験させられた上で魂の話などをされ、それを何とか飲み込んだ彰弘であったが彼はまだ人種。完全に許容量超えの埒外、この感想も仕方ないと言えた。

 もっとも、神の一柱であるアンヌとここまで至近距離で対等の口調で対話できている彰弘は、普通の人から見たら十分に埒外である。

 ともあれ、アンヌの言葉に「ないわー、ありえないわー」と脳内で呟いていた彰弘はアンヌに見つめられていることに気付き意識を目の前の破壊神に戻した。

「加護に関しては感謝している。それはそれとして、この話は終わりにしよう。話の内容は分かったが今更どうなるものでもないし、次に行こう」

 彰弘の一種の逃避とも取れる言動にアンヌは苦笑する。

 アンヌも千年以上前は彰弘と同じ人種であったので、その気持ちが分からないわけではなかったのである。

「次はいいとして、何に答えればいい? 魂と加護については、答えられることは答えたけど」

「ああ、そうだな」

 アンヌの問いに、そう返した彰弘は質問を探し……この場で聞くべきことが思い浮かばないことに気づいた。

「まいったな、適当なものが思いつかない」

 彰弘はそう言うと頭をかいた。

 当然、家族や友人、会社の同僚などの生死確認は頭に浮かんだ。しかし、それらはここで聞くべきことではないと思ったのだ。

「まあ、そんなもんよね。んじゃ、新しくコーヒー入れてあげるから、外の様子でも見ながら記憶の整理でもしていて」

 立ち上がったアンヌは、いつの間にか閉じていた空中に浮かんでいた画面を再度出現させてそんなことを言う。

「記憶の整理?」

「そ。言い忘れていたけど、あなたが見た私の記憶は特に印象深いものだけのはず。それ以外のものは、あなたが思い出そうとしない限りは浮かんでこない。ついでに言うと、この場で思い出さなかった私の記憶は、あなたが肉体に戻ったときには無かったもとのなるのよ。なんせ、魂はすでに全部あなたのものだしね」

「それだったら、ここでも思い出すことはできないんじゃないか?」

「私がいるから、ここでは思い出せるのよ。さっき、あなたは加護についてお礼を言ったでしょ? 加護の正確な効果を知らないあなたがお礼って変だと思わない? あれはあなたが無意識の内に加護についてを私の記憶から思い出したからなの」

 言われて見ればそうだった。彰弘は加護についてをほとんど知らなかった。知っていることと言えば、神職が神の奇跡と言う魔法を使うために必要というくらいだ。しかし、今は加護が自身に及ぼす効果を知っている。自分がゴブリンの魔法を簡単に防げたのも加護による耐性増加によるものだと理解していた。

「なるほど、そうさせてもらう」

「そうしなさいな」

 アンヌは破壊神とは思えない微笑を彰弘へ返すと、コーヒーを淹れなおすためにその場を離れた。

 そんなアンヌの背中へ彰弘は笑みを返してから空中に浮かぶ画面へと目を移した。

 画面の先は夜。そこには見張りを行うセイルとライの姿が映っている。視線を動かすと自分の肉体を囲むように少女達が眠っているのが見えた。そのすぐ近くにはミリアとディアが横になっており、レンは少し離れたところで寝ていた。

 国之穏姫命の姿は見えなかったが、お仕置き最中だろうということが何故か分かった。

「とりあえずは力か」

 彰弘は一言呟く。

 生きていくためにも、少女達を守るためにも戦う力は必要だった。幸いにも破壊神の記憶だ。人だった時代の記憶もある。全てとはいかないが、欠片だけでも十二分に役に立つ。

 彰弘はまず自分に最も欠けている離れたところからの攻撃手段についてを思い返すことにしたのであった。

お読みいただき、ありがとうございます。


二〇一五年 七月十二日 十時二十分 文修正

修正前)

人である今の彰弘にとって、完全に埒外のことであったのでこの感想も仕方ないと言える。


修正後)

人種が神になる記憶を追体験させられた上で魂の話などをされ、それを何とか飲み込んだ彰弘であったが彼はまだ人種。完全に許容量超えの埒外、この感想も仕方ないと言えた。


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