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融合した世界  作者: 安藤ふじやす
2.避難拠点での生活と冒険者
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2-6.

 前話あらすじ

 総管庁支部庁舎に辿り着いた彰弘達。

 珍妙な発券機にはしゃぐ。


 その男が階段から降りてきたのは、彰弘達がひとしきり発券機の前ではしゃいだ後、案内職員の微笑みに気恥ずかしさを感じながら手続きカウンターへと向かったときだった。

 男は少し長めの金髪に中肉中背の体格をしている。その服装は一階で働く職員と同様の物であった。

「私はこの総合管理庁避難拠点支部で支部長の補佐をしているレイル・シュートという者です。あなたがアキヒロ・サカキ殿ですか?」

 彰弘の前へと歩み寄った男はそう口にした。

 レイルと名乗る男が一階にいた職員の上役であることは、その職員の反応から見て間違いはなかった。彰弘達へと説明をしていた職員も幾分か顔を引き締めてお辞儀をしていた。

「何か用ですか?」

 若干、警戒の色を含んだ声で彰弘は言葉を返した。

 彰弘は元社会人だ。何もなければ、社交辞令的ではあるがもっと普通に言葉を返していただろう。しかしレイルが彰弘に声をかけた瞬間に少女四人の雰囲気が楽しそうなものから険悪なものへと変化したことに気付いた。だから彰弘はレイルに対する警戒段階を一つ上げた。

 数日間とはいえ交流を持ち親しくなった少女達に彰弘の気持ちが寄るのは自然の流れであった。

「そう警戒しないでもらえると助かるんですが。あなたとそちらのお嬢さん達に害を与えるようなことはしません。私はただ支部長から言われてアキヒロ殿を呼びに来ただけなのです」

 サラッといろいろ面倒なものを支部長であるケイゴへと押し付けたレイルは意図的に困ったような顔を造る。

 なお、執務室に居る三人はこのやり取りを見ていた。しかし三人が見ている映像に音声は入っていない。あくまで対となる魔導具から送られてきた映像をリアルタイムに受信側の魔導具で再生しているだけであったからだ。

 ケイゴ達が使用しているのは融合前の地球でいうところの録画機能のない監視カメラと同じ機能を持つ魔導具であった。

「嘘が七、というところですね。どうしますか? 彰弘さん」

 目を細めてレイルを見ていた紫苑はそう真贋を口にした。

 彰弘はどうするか尋ねてきた紫苑に目を向け、続けて残りの六花達の様子を窺う。そして最後に紫苑の言葉で本当に困り顔になったレイルを見た。

「仕方ない。ここで断ったら後々面倒なことになりそうだし付いていくか」

 後日のことを考えるとここで終わらせた方がいい。自分にとっても少女達にとっても今回の件は今この場で終わらせておくのが得策だと彰弘は判断した。

「そうですね、いい機会です。ここで憂いは断っておくのが良いと私も思います」

 彰弘の判断に紫苑が同意する。

「だいじょぶ。何があっても彰弘さんはわたし達が守る。ちょっとだけだけど強くなったもん」

 胸の前で拳を握り締めた六花が小声で呟き、それに残りの少女三人が頷き同意する。

 そんな決意をしている少女達へとレイルが声をかける。

「それほど時間はかからないからお嬢さん達はここで待っていてくれないかな?」

 困り顔を継続するレイルはそう言って彰弘に目を向けた。

 少女達には聞かせられない話ということだろうか? と彰弘は考える。

 となると話の内容は間違いなく小学校での初日の夜のことであるはずだ。それ以外は考えられない。

 さてどう言葉を出すかと彰弘が思案していると六花が口を開いた。

「おじさん、わたし達を彰弘さんから引き離すつもりですか? もしそうならおじさんは敵です」

 その身に纏う雰囲気をさらに変化させた六花はレイルを指差す。そしてさらに口を開こうとする。

「すとーっぷ! 六花ちゃんストップ!」

 六花の行動を察した瑞穂が慌てて何かをしようとしていたそれを止めに入った。

 その行動を訳が分からず見ていた彰弘がふと紫苑に目を向けると、そこには六花と同じような格好で香澄に静止させられている彼女がいた。

「どうどう。六花ちゃんも紫苑ちゃんも落ち着いて。ほらほらスマイルスマイル」

 いつも通りといった感じで二人を静める言葉を出した瑞穂だったが、最後に「まだ、そのときじゃないよ」と小声で呟いた。

「というわけです。レイル・シュート男爵、案内をお願いします」

 瑞穂の言葉でレイルを指差していた六花と紫苑が体勢を戻したのを確認した香澄はそう案内を促した。

 少女達の一連の行動の意味は分からなかった彰弘だったが意を決して声を出した。

「こんな感じなんで全員一緒でもいいかな?」

 自分が三人を殺したことは、いずれ話さなければならないだろうことは彰弘も感じていた。

 そのことを少女達が知ったときにどうなるかは分からないが、早ければ早いほどいいだろうという結論に達したのだった。









 執務室横の会議室では自己紹介を終わらせた九人の男女が机を挟んで向かい合っていた。

 片側には彰弘を真ん中にして、その両脇に六花と紫苑。そしてその二人の横それぞれに瑞穂と香澄が座っている。六花の隣が瑞穂で、紫苑の隣が香澄だ。

 もう片側は彰弘の前が支部長のケイゴで六花の向かいはアキラ、紫苑の向かいにレイル、そしてその横はに総合管理庁側で唯一の女であるミゼットがいる。


 ミゼットは、フルネームをミゼット・シャープルという。この避難拠点で司法を取り仕切る責任者である。所属は司法庁のグラスウェル支部の人間だ。此度の融合のため、一時的に避難拠点の司法を取り仕切る位置に就いていた。

 なお、彼女に爵位はない。これはミゼットが女だからとうわけではなく、司法庁に所属する者が爵位を持っていないだけのことであった。


 暫く机越しにお互いを見合っていた両者だったが、いい加減焦れてきた彰弘が声を出した。

「そろそろ何で呼んだのかとかを聞かせてもらっても構いませんか?」

 日が暮れるまではまだ時間があるとはいえ、無駄に時間を使うのはよろしくない。


 余談だが、この融合後の世界には融合前の地球にあったような何分何秒までを知らせるような時計は存在せず、砂時計のような大雑把に時間の経過を知る事ができる物があるのみである。

 街と街の移動は時間や日単位で予定がずれるのは当たり前、街中の移動にしても近所ならともかく端から端までとなると分単位は誤差の範囲だ。そんな環境の中では正確な時計は必要ではなかった。

 故にサンク王国の住人は、基本的に朝の二回、昼と夕方と夜それぞれ一回の鐘で時を知ることができれば十分だったのである。

 なお、融合後の地球は一日が二十四に区切られており単位は元の地球と同じで時間だ。しかしその一時間は元の地球の二倍の長さがある。付け加えると一年間は四百八十日、月は十二に別れており一月が四十日となっている。つまり元の地球と比べると一年経つのに倍以上の時間がかかるようになっていた。

 ちなみに、地球に住んでいた生物の身体も融合の際に変質しているため、普通に夜寝て朝起きることに支障は出ないようになっていて、時間感覚的には今までと何ら変わりはない。あえていえば融合前より一日にできる事の量が増えているため、そのことに少し疑問を持つ者が出るくらいであった。


 険悪な雰囲気のままの少女達に中々話出せないでいたケイゴは彰弘の言葉に救われたように息を吐き出し口を開いた。

「そうですね、失礼しました。まずあなたをお呼びした理由は、あなたの行動が他の避難者よりも目立っていたことに起因しています。この目立つというのは様々な意味がありますので一言では説明できません。ちなみにこれは別にあなただけに限らず、この避難拠点に避難して来た別の避難所の方も同じです。実際、数日前にもあなたとは別の避難所にいた方と話をしています」

 ケイゴは一拍置いてまた話出す。

「それであなたをお呼びして何を話したいのかということですが……。まず最初に申して起きますが、あなたが避難所で行った行為はライズサンク皇国では犯罪とはなりません。故にあなたをこちらが捕縛することはありえません。またこれからお聞きすることについてどのような回答をいただいても同様に捕縛することはありません。では単刀直入にお聞きします。あなたは人を殺すことに、いえ殺したことについてどうお考えですか?」

 少女達を一瞥し動揺していないのを見て取り、いつ知ったのかに疑問を持ったがとりあえず彰弘は安堵する。

 その後、気持ちを切り替えた彰弘はケイゴの話した内容を頭の中で繰り返した。

 自分が人を殺したことを知っているのは間違いない。ただ少なくとも捕まることはないようだ。となるとこの質問の意図はどこにある。相手はこの拠点の一番上の人物。同席しているのはその補佐と司法官に元自衛官。今の段階で一番厄介なのは避難者の混乱に暴動、それに犯罪。さてどう答えるか……。

 考えを纏めた彰弘は回答を口にする。

「正直なところわかりませんね。今思い起こしてもあの三人を殺したことについては特別な気持ちは湧いてきません。そしてあのときの行動を後悔する気持ちもありません。おそらく同じ場面に立った場合、同様の行動を私は取るでしょう。もっとも邪神の影響やら何やらがあったという話を聞いたので、実際にその場面になってみなければ正確には分かりませんがね。ただ一つ言えることは、意味もなく人を殺す気持ちは微塵もないということです。信じてもらうしかありませんけどね」

 回答を言い切った彰弘は周囲の反応を見渡す。

 少女達は相変わらず動揺もせずに何かを待っているかのように微動だにもしない。

 目の前の四人は思案顔で考え込んでいた。


 さて余談ではあるが、彰弘が言葉にした邪神について少し説明をする。

 小学校で彰弘が宮川と話をしていた『感情の制御』であるが、これこそが邪神が顕現する前兆の余波であった。

 神の顕現は地上に様々な影響をもたらす。通常、神が顕現するときは神自身が限界まで力を抑制し周囲に影響が出ないようにする。しかし邪神の類は地上のことなど考えることなく顕現するのだ。

 融合の影響によるものか、前兆から顕現までの期間が短かったこともあり、その顕現をライズサンク皇国は許してしまった。しかし自国に存在する複数教団の最高戦力に協力を要請し(たことになっている)、皇国に所属する天災級と言われる力を持つ一人の冒険者と精鋭の軍を派兵し(たことになっている)邪神を見事に撃退していた。

 なお、邪神の顕現により汚染された地域については現在大規模な神域結界により浄化をしている最中である。

 ちなみに彰弘達がいる避難拠点から東北東に二百キロメートルほどの距離に邪神が顕現した場所がある。彰弘達が今無事なのはこの距離のお陰であった。


 暫く黙り考え込んでいたケイゴが声を出した。

「わかりました。判断材料があなたの言葉とあなたがいた避難所の方達の言葉だけになりますが、信じることとしましょう。ただその上でお願いがあります」

 ケイゴの言葉に彰弘は疑問を浮かべ「何か?」と問い返す。

「可能ならば犯罪者は連れ帰り衛兵へ引き渡してください。その者達は皇国の重要な労働力となるのです。こんな時です、労働力はいくらあっても足りません。お願いします」

 そういうとケイゴは肩の力を抜いた。

 その瞬間、場の雰囲気が和らぐ。少女達が険悪な雰囲気を弛緩させたのだった。

「私からも一つよろしいですか?」

 自己紹介のとき以外に口を開かなかった司法官のミゼットがそう許可を求めてきた。

 ケイゴは「どうぞ」とその発言を許可する。

「では。先ほどのケイゴ支部長の言葉に補足です。先ほどケイゴ支部長は犯罪者は衛兵に引き渡すようにと仰りましたが、一部例外があります。これは一般にはまだ告知されていないことですが、もし我々の理解できない言葉を話す者がいた場合は、犯罪者であろうとなかろうとその場で殺してしまってください。その者達は融合に際して必ず自国へ戻るようにという神の御意思を無視した皇国に害を成す者達です。もし殺せない場合は必ずその遭遇場所を衛兵へと伝えてください。私は特定の教えを信仰しているわけではありませんし神の教えが皇国にとって絶対に正しいとも思っていません。しかし悪意を持って自国に引き返さなかった者を野放しにするわけにはいきません。どうかよろしくお願いします」

 真剣そのものの表情で頭を下げるミゼットに彰弘は了解の旨を伝えた。

 なお、この情報は数日後に一般へと告知された。


「あ〜、私からも一ついいだろうか?」

 弛緩していた空気はミゼットの言葉で再度引き締められていたが、また弛緩する。

「もう少し何とかならんのか、それは。で、なんだ」

 レイルの言葉により、すでに支部長としての言葉を話すのが億劫になったケイゴは砕けた口調で聞き返す。

「緊張しっぱなしは駄目なんだよ。それはともかくお嬢さん達に二つほど聞きたいんだが……さっきまで何を警戒していたんだい? 後、一階で私に何をしようとしてたのかな? ついでに私が男爵とどうしてわかったのかな?」

 二つと言いながら三つとなったレイルの疑問に少女四人は顔を見合わせる。

 そして目で確認し合い、代表で紫苑が口を開いた。

「簡単なことです。一つ目は彰弘さんに害を及ぼそうとしたらその指輪を壊そうとしていました。二つ目は一つ目と同様です。三つ目は彰弘さんが眠っていた間も遊んでいたわけではないということです。お陰で冒険者の方達や衛兵の方達などと仲良くなれました」

 事も無げに淀みなく答える紫苑に大人達は一瞬呆け、その内容に戦慄した。

「ちょっと待ってくれないか。最後のは、まぁ分かる。特に身分を隠しているわけではないからね。でも一つ目と二つ目は……」

 レイルはあえて二つ目をどういう結果に持っていく予定だったのかを聞くのをやめた。それは紫苑の目が笑っていなかったからだ。

「ふふ。三つ目のところで言ったように私達は遊んでいたわけではないんです。魔導具についても勉強しました。少しでも強くなりたかったので訓練もしました。いろいろ教えてもらっていたんですよ? せっかくですから実践してみましょうか。大丈夫です、途中で止めますから」

 そう言うと紫苑は立ち上がり誰もいない方向を指差す。そして口を開いた。

「顕現せよ! 風の力!」

 窓が閉められた室内だというのに紫苑の言葉と共にその指先で空気が渦巻く。

「転じろ! 全てを穿つ弾丸となれ!」

 指先で渦巻いていた空気が弾丸サイズに圧縮され、かん高い音を立て始めた。

 その光景に大人達は目を見開く。

 彰弘以外はそれなりに魔法のことを知っていた。だからその技量に驚愕し目を見開いた。


 『ウインドアロー』という初歩の魔法がある。

 この魔法は文字通り風というか大気を魔力により矢の形に集束させて敵を攻撃する魔法である。

 紫苑が最初の言葉で出したその現象はこの『ウインドアロー』の前段階だ。『ウインドアロー』であればこの後、前後に引き伸ばし矢の形に成して解き放つ。

 しかし紫苑は矢よりも遙かに小さく風の力を纏めるということをやってのけた。これは技術的にはある程度熟練した魔法使いでなければ成しえないことであった。

 魔力の圧縮による威力の増加は数日間の修練でできるようなことではなかったのだ。


 なお、彰弘が驚いた事情は他の大人達とは少々異なる。他の大人は紫苑の技量と行使しようとしていた魔法に驚愕していたのだが、彰弘はもしかしたら自分も魔法が使えるかもしれないという期待からの驚きであった。

 そんな大人達をよそに紫苑は指先に集中していた魔力をゆっくりと拡散させていく。すると徐々に指先の風も消えていった。

 集中を解いて一息ついた紫苑に彰弘が声をかけた。

「それはみんなできるのか?」

「はい。属性により得手不得手はありますけどできます」

 彰弘の問いに紫苑が答える。

 それを脇で聞いていた六花が声を出した。

「そうだ。彰弘さんも一緒に練習しよ。みんなでやれば楽しいよ、きっと」

「それはいい考えですね。どうですか彰弘さん?」

 紫苑がそう声を出す。瑞穂と香澄もどこか嬉しそうにその六花の提案に頷いていた。

「おおう、それはいいな。こちらから頼む」

 元々、彰弘は魔法とかが年甲斐もなく好きだった。

 とても四十間際の男とは思えない顔と声を出した彰弘は願ってもないとそう答えた。


 座りなおした紫苑は「どうですか? 分かりましたか?」と未だ唖然としている目の前にいる大人四人へ声をかけた。

 その声を聞いたレイルは我に返り搾り出すように声を出す。

「ああ、よく分かった。でも攻撃系統の魔法は訓練所などの一部を除いて街中で使ってはいけないから注意するようにね」

 そう言って、ぐったりと机に伏した。

 あそこまで密度が上がった魔法が自分に放たれていたら間違いなく身体に風穴が開いていた。レイルはほんのちょっとだけ真面目に生きようと頭の中でそう思った。

 レイルが発言したことで残りの三人も我に返る。

 そして次々と注意事項を少女達に告げていく。

 まだ少女ということもありそれほど厳しい口調ではなかったが、真剣な大人達のその物言いに少女達は神妙な面持ちで答えた。

 そんな少女達だったが彰弘が最後に少女達の気持ちを汲んで感謝の言葉をかけると、一気にその顔に笑みが広がった。

 その様子を机に突っ伏したまま見ていたレイルは「やっぱ、エクスプルの目を使うべきなんじゃないかな〜」と声には出さずに思うのだった。

二十三日(日)にも投稿しております。


次話は今まで通り二十九日(土)の予定です。



二〇一四年十一月三十日 二十一時〇四分

誤字脱字修正(内容には変更ありません)


二〇一四年十二月二十三日 二十三時三十分

砂時計のような時間の経過を知ることができる道具があることを、文中に追加。

(話の流れに変更はありません)

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