ユニコーン侍・一角重信
剣と魔法の世界。
鎧兜をまとった男が街道脇に座っている。
侍だ。
兜には一本の角が付いている。
腹が減ったので、おむすびを食べていると、農民らしき男が走ってくる。
「おーい、お侍さん助けてくださいでーす!」
「むぅーん?」
走ってきた人の方角を見ると煙が上がっている。
「何事で御座候でーす!?」
「山賊が村を襲ってるでーす!すぐ近くでーす」
「あい、わかったでーす!助けに参るで御座るでーす!」
村へ向かった。
村から逃げてきたと思わしき女が走ってくる。
さらにその後ろに山賊らしきみなりの二人の男がダンビラを持って追っかけてきている。
「キャスリン!助っ人を呼んだでーす!」
「ああ、マイケル!助けてでーす!」
「狼藉者は成敗するで候でーす!」
侍は刀を抜く。
「なんだてめーは、てめーの持ち物も貰ってやんよー!ひゃっはー!!」
「どっしゃーーーああーーーーーっ」
侍が山賊の首を刎ね、血があたりを濡らす。
「ひぇ」
「逃がさん、火の矢の術ぅ!」
侍の手から火が飛び、もう一人の山賊を焼き殺す。
村に着くと多数の山賊は村人に返り討ちに合っていた。
山賊の頭と思わしき齢50位の女が捕まっている。
女は言った
「くっころ!」
村人たちは口々に「殺せ殺せ!」と叫ぶ。
村人の一人が槍で女を刺すか否かの所で、侍が村人を切り殺す。
「きぇーーーーーー!殺すことはならぬ!」
「お侍さん何をするでーす!?何故だめでーす!?」
「罪を憎んで生娘を憎まず。
生娘を殺すことは、このユニコーン侍一角重信が許さぬ。」
村人たちは怒りに震える。
「山賊の味方するなら侍さんも容赦しねぇでーす」
「ならば仕方あるまい。」
ずば!
どば!
次から次へと村人を切って斬って殺しまくった。
「どわいしゃー!」
「金縛りの術!」
ずば
村から生娘たち以外の命が無くなったのを確認する。
日は暮れ始める
「うむ、気持ちの良い夕暮れじゃぁ、かっかっか」
一角は目的のない旅の続きのために、村を後にした。
感動!!




