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母ってさ
母の棺が,火葬場に到着した時
「こちらです」
と,通された場所に母の棺がありました
基本的には、母は棺のまま
火葬されるはず
そのように思っていました
でも、嬉しかったです
母の棺の蓋を外され、死後から数日経った母と再会できました
とても,綺麗な顔でしたが、
最後まで頑張って,できた人工呼吸器の赤い擦過傷の傷が痛々しくて
肌色の絆創膏もありました
なぜ,私はリキッド式ファンデーションを,持って行ったのか?
それは、とても母の肌色に合って
思わず
「カバー力凄いね」
と,言ってしまいました
いい感じで,痛々しさが薄れました
唇にも少しだけ、紅をのせました
母へ
たくさんのひまわりが咲く
葉書と
『貴女の娘であった事、
とても、面白かったです
ありがとう』
と、伝えました




