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4/4

赤と事実と現実と。

頭がふわふわする。

朝かー。そうだ、何曜だっけ。今日は支払いがあって、

ボーとする頭で、私は、起き上がる。

あぁー、よく寝た。


ガシャーン!!横で激しく何が落ちる音が、聞こえる。

心臓がびくりと大きく動く。

右に向くと、メイドさんコスプレの方と目が合う。

「すっ、すっ、スカーレットさま!!

申し訳ございません、いや、医師を呼んでお待ちください」

喉の渇きでうまく声が出ない、消えゆく声で、

「あの、えっ、あっ」と発するも

その方はパタパタと部屋を出る。

驚き過ぎて、どうして良いのかって感じだった。

誰よそれ。どう言う事、だって私、トラック…。 

最後は自分の血で視界が赤くなって、

えっ?夢?ここはどこ??


寝起きの頭で

考える、どこかのお城?だろうか、ベットも大きすぎるし病院って事はない。


どこかに痛みもないし、視界に入ってるのは、長く美しい、赤い毛である。…えっ??ええーー!!

ちょっとまって、日本人だよ私。石野茜。

違う、違う、いや、私はスカーレットだ! 

でも、よくない事実も発覚した。

確かに私は石野茜でも、あるんだって事。

この混乱、受け入れたくないけど、

私は、どうやら、国に仇なす「転生者」ってやつみたい。

寝起きではなく、一種の症状の昏睡だなと。

目が冴え、動いてきた頭で整理する。

あの、メイドである、セシリアの焦りよう。

相当、眠っていたんだろう、身体が鉛の様に、重い。

廊下が騒がしくなって、ノックとともに扉が開く。

魔導医師とともに、扉が開く。

どうなってしまうんだろうか。

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