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Cronus Record: The World of Material  作者: 鬼屋敷 夜雲
Material Ⅲ:妖界都市・幻桜京紹介
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【File:0017】幻桜京の歴史

【幻桜京の歴史について】

幻桜京の歴史はとても長く、この妖界における幻桜京の起源は人間界における日本暦における今から約1000年程度から続くものとされています。

幻桜京の設立における、詳しい年月日については不明ですが、歴史において明らかになっているとされるものは、この時代でよくある物語。

その当時の平安京に存在している朝廷とその朝廷直属の検非違使隊である源頼光が率いる「頼光四天王」と呼ばれる武士達とその当時に猛威を振るっていたとされる大江山の鬼である酒呑童子の対立がきっかけとされています。

 人間界の歴史においては、その源頼光率いる四天王達の手によって、大江山の鬼達は全て滅ぼすことが出来たと言った話が伝わっています。

ですが、この幻桜京における歴史は以下のようになっています。


 幻桜京が設立されるずっと前、かつて人間と妖界は陸続きに繋がっている世界であり、人々と妖怪達はその境界のない世界で繁栄してきた。

その当時の我々である妖怪達は、自然の一部として生まれた存在でもあり、その地に住む人間達にとっての脅威でもあり、自然由来とされる神霊や精霊の類と同じようなものとして扱われ、時に恐れられ、そして崇められることもあった。

 それは時に、日本神話においては八岐大蛇のような怪物として描かれることもありましたが、人々により神々や妖怪達の存在はとても身近にあり、彼らにとって当たり前の世界にありました。


 だがそんな平穏な世界というものはそう長く続くことはなく、それが顕著に現れ始めた傾向にあったのは人間界において弥生時代~平安時代初期当たりと言われています。

人々の歴史は、やがて大陸間における貿易や新たな文明の到来や発展などといった目まぐるしい文化の発展性による知能指数の上昇とともに、自然と共にあった彼らはやがて独自の文化を持ち始め、そしてそれが集落となって国となる頃には、彼らはやがて自分達とは異なるとされる存在を強く畏怖するようになりました。

 それと同時に人々にとっては、自分達にとっては豊かな生活や文明を強く望まれるようになってそれが果てのないような欲望(強欲)となって妖怪達にとっての脅威という形で牙を剥き始めるようになり始めました。

それが彼ら妖怪と人間による長い間の対立となっており、平安時代初期(794年)から鎌倉時代に移行するまでの389年近くの間、度々その時代の朝廷やその人間界で住まう都の人達などの間で様々な形でその対立や妖怪についての物語が多く語られることがありました。


 そんな度重なる妖怪と人間の間に行われる戦争や対立に対し、業を煮やした存在がいました。

それは現在の幻桜京を設立した神獣であり、妖怪マフィアのボスである影狐でした。

彼は元々とある山に住む野狐ではありましたが、水神の力によって神獣としての力を得た存在であり、この平安時代においては朝廷に住むことを許された守護神のような存在としていました。

 彼にとっては、度々見聞きする人間同士の対立や妖怪が人を襲ったという噂、そして頼光四天王と妖怪の対立といったような話に時に怒り、時に心を炒める日々を続いていました。

平安時代の流れもやがて武士の時代である鎌倉時代に移行する前、平安時代の後期に当たる1180年代に当たる頃に彼は動くこととなりました。


 彼は今まで仕えていた朝廷の天皇に直談判し、これ以上人間と妖怪の間で争いを起こすのは見ていられないと言った理由から、この人間界と妖界を分断し、妖界に結界を施して自分達妖怪だけで暮らしたいと言った胸を伝えることとなりました。

神獣である彼の手前、その時代の天皇は悩みましたが、その対談の際にこの時代に多くいた陰陽師の一人である「鬼屋敷定家(きやしきさだいえ)」という名前の術者によってその幻桜京の設立と管理を担うことにしました。

 鬼屋敷定家は、朝廷に仕えた神獣である影狐に対して鬼屋敷家の秘術の一部を教えました。

そして鬼屋敷家の人達は、この先も妖界と人間界を繋ぐ(くさび)であり、幻桜京の管理人で調停者として存在することを影狐の前に宣言しました。


 このような形で、平安時代を経て幻桜京は人間界から離れて妖界の大都市としての歴史が始まりました。



【幻桜京に伝わる一般的な歴史の流れ】

幻桜京の歴史は、人間界との決別から始まります。

それ以前、幻桜京は人間界とつながりがあり、交流も行われていましたが、人間界の急激な発展に伴い、妖怪たちは人間から迫害を受けるようになってしまいました。

妖怪たちは自分たちの住む幻桜京を守るため、決別を決意しました。

そして、幻桜京は人間界と完全に隔離されることになりました。

それ以降、幻桜京は妖怪たちが支配する世界として、独自の歴史を歩んできました。


・幻桜京には、影狐という神獣が支配者として君臨しています。

彼は幻桜京の安定と発展のため、妖怪たちと人間の共存を目指し、様々な政策を行ってきました。

 また、幻桜京には妖怪たちの共同体である「妖界会議」があります。

この会議は、幻桜京の行政や法律について話し合い、決定する場所です。

妖怪たちはこの会議を通じて、幻桜京をより良い場所にするために協力しています。


・幻桜京の歴史には、人間界との接触があった時期もありました。

それは、数百年前に人間界から来た一人の男性が幻桜京に迷い込んだことから始まりました。

その男性は、妖怪たちと交流を持ち、幻桜京で暮らすようになりました。

彼が幻桜京に住み着いたことで、人間界との交流が再び始まりました。

 しかし、幻桜京は基本的に人間界との接触を避ける方針をとっており、人間と妖怪の共存を重視しています。

現在でも、原則的に人間界から来た者は幻桜京に入ることができないとされています。

幻桜京の歴史には、様々な事件や出来事があります。

しかし、幻桜京の住民たちはそのような出来事に立ち向かい、幻桜京を守り続けてきました。


【幻桜京の出来事について】

幻桜京は人間界から離れた場所にあるため、人間界の歴史とは別に歴史が進んでいます。

以下は幻桜京の歴史における主要な出来事の一例です。


・人間界の暦:平安時代794~1183年頃

幻桜京が成立した時期とされています。

この時期には、幻桜京の土地の開墾や建設が行われ、人間界から離れた妖怪たちが定住していきました。


・人間界の暦:鎌倉1185年~1334年頃

幻桜京の妖怪たちは、鎌倉時代に入り妖怪を神格化した山伏や、修験者などと交流を深め、信仰の対象として崇められるようになりました。


・人間界の暦:室町1336年~1561年頃

幻桜京の妖怪たちは、室町時代に入ると文化や芸能の発展が見られました。

幻桜京には、伝統的な妖怪芸能や能や狂言などの人間の芸能が取り入れられ、独自の文化が発展していきました。


・人間界の暦:安土桃山1568年~1600年頃

安土桃山時代には、豊臣秀吉が全国を統一し江戸時代に繋がる大きな変革期となりました。

幻桜京の妖怪たちもこの時期には大きな変化を迎え、交通網の発展や人間との接触が増え、妖怪たちの暮らし方や文化にも変化が生じていきました。


・人間界の暦:江戸1603年~1867年頃

江戸時代に入ると、幻桜京の妖怪たちは一定の秩序が生まれ、夜雲の家系である鬼屋敷家が幻桜京の管理人となり、妖怪たちの調停や紛争の解決を担うようになりました。

また、江戸時代には幻桜京の妖怪たちが人間社会に関わることも多くなり、妖怪たちの文化や風習が広がる一方、人間の文化が妖怪たちにも影響を与えました。

(※この頃から妖怪マフィアであるクロノスファミリーの発足にも繋がったと言われます。)



【幻桜京と妖王】

妖界において各種族をまとめ、統治していた存在は、妖界の諸勢力によって様々な呼称が用いられていました。

その中でも最も一般的に使われていた呼称は、「妖王」というものでした。

妖王は各種族の長であり、妖界全体を統括する最高指導者でした。

妖界には多数の種族が存在し、それぞれが独自の文化や風習を持っていたため、妖王は種族間の対立や紛争を調停し、妖界を平和に保つ役割を果たしていました。

 しかし、幻桜京が建てられた後、妖怪マフィアが台頭し始め、やがて徐々に妖界の実権を握っていきました。

現在では、主に妖怪マフィアのクロノスファミリーが妖界の支配層となっており、妖王たちは影を潜め、その存在すらも忘れ去られつつあります。

一部の種族では、かつての妖王たちを敬う風習が残っているものの、それらは個人的な信仰に過ぎず、妖界全体としての指導者や統率者は、管理者である夜雲や神獣である影狐以存在しない状態となっています。



【幻桜京の暦について】

幻桜京においては、人間界で用いられる西暦や和暦とは異なる、独自の暦が存在します。

具体的には、幻桜暦(げんようれき)という暦が使われています。

幻桜暦は、幻桜京が成立したとされる年を元年とし、その年からの経過年数で年号を表します。

幻桜暦の月の名称は、一般的な和暦とは異なるものが使われる場合があります。

また、他にも妖界の各地域や種族によっても独自の暦が存在する場合があります。



【幻桜京と影狐について】

一部の妖怪たちは影狐を崇拝し、彼を神格化している場合があるかもしれません。

彼らは影狐が妖界に新しい文化と繁栄をもたらし、妖怪たちの暮らしを改善してくれたことに感謝していると思われます。

 だがその一方で、他の妖怪たちは影狐に対して敵意を抱く場合もあるでしょう。

影狐が人間界から持ち込んだ技術や、文化を導入することに反対する保守的な妖怪たちもいるかもしれません。

また、彼が妖怪マフィアのリーダーとして暴力的な手段を用いて権力を握っていることに不満を持つ妖怪たちもいるかもしれません。


しかし、多くの妖怪たちは影狐に対して中立的な立場を取るかもしれません。

彼らは、彼が妖界に新しい文化やビジネスをもたらし、同時に妖怪たちの間の紛争を解決する力を持っていることを認識しているかもしれません。

影狐は妖界において強い権力を持っている一方で、妖怪たちのニーズや要望にも応えることができるということが、彼が幻桜京において尊敬される理由の一つかもしれません。

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