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夜、徹頭徹尾に反して  作者: ぺしゃ猫丸
2/5

初登校

眠い。けど書いた!

プロローグだけやとおもんないなーと思ったので!

基本こんな感じで物語展開させます!

中学3年生の思い出。

それは、もう、ちょっと懐かしくて、なんだか、4月の春の暖かさが少しこそばゆく感じるこの感じ。

そう、僕も今日からは高校生なのだ。

朝、アラームに起こされて。

慣れない制服のポロシャツに腕を通し。

慣れない手つきでネクタイをしめる。

ぶかぶかなブレザーに、

ベルトで腰にしっかりと固定させた制服ズボン。

何から何まで全てがこそばゆく感じる。


「あら、似合ってるじゃない!智也も。もうこんなに大きくなったのね.....。」


母親は、そう言うが、

僕はそれどころではなかった。

クラスのこと。趣味のこと。部活のこと。

友達ができるかどうかなんて確証はないだろう。

はは、それは言い過ぎかも知らないが。

とにかく、それくらい不安で仕方ない。


「そ、そうかな。まだ制服ぶかぶかだし、実感わかないわ…。」

「そんなことないわよ、今日からは智也、高校生なのよ。自覚持って、青春しなさいね!お母さん後から行くから!いってらっしゃい!」

「はぁ…。じゃあ、いってきます。」

そうして、僕は玄関を出た。


高校までは、駅まで自転車で行き。

電車に乗って、そのまま1本で行ける。

自転車に乗ってる間は、そうでもなかったんだけど、学校の最寄りの駅に近づくに連れて、自分と同じぶかぶかの制服を着た、同じ学校であろう同級生であろう人がちらほら乗り始めると、そりゃ僕の胸の中のこそばゆさは最高潮だ。あと、満員電車

で結構きつかった。


駅に着いて。電車の扉が開くと。

ものすごーい人数の、同じ制服姿の人間がズラリ。

やっぱり、新しい環境は疲れる。とか

不安することは本当に疲労に繋がる。とか

考えてたら、なんか改札の所で戸惑ってる子が居る。おそらく同じ新入生だろうが声をかけようか迷った。


「どうかなさいましたか??困ってるみたいですけど…」


僕は、心配だったので、仕方なく声を掛けた。


「あぁ…え…っとー…あの…その…」

「ん…?」


いやいや!!そんな困られても。僕の方が困るから!!と思った。


「あの、そうです…!切符をなくしちゃったんです…!」

「ああ。そういうことか。」


なんか、今。この子自分がやらかしたことすら忘れてなかった…?とか思いつつ、顔を下げると、くりんっとしたお目目で、鼻はなんだかちょっと平べったいのが特徴だが、別にブサイクではないような感じで、身長は150ちょいくらい?のまあ、とにかく身長が小さい黒髪のショートヘアの女の子がたじたじして僕の目の前に居た。ちなみに僕は身長163cmくらいかな、どうでもいいが。


「じゃあ、そこの駅員さんに言ってみましょうか…。区間分の料金聞かれると思うんで、言ったら通れると思いますよ。」

「わぁ…!!ありがとうございますっ…!」


最後まで、たじたじだった。

そして、僕は改札をくぐる。

あの子が行けたのかを確認し、歩き始めると。

後ろからすたたたたーっと走ってくるような足音が聞こえた。


「あのっ…!さっきはありがとうございました!」

「ああ、大丈夫ですよ。吉良咲高校の人ですか?」

「はいっ…!そうです…!今日から高校生なんですが …中学校から一緒の子とかいなくて…電車も慣れてなくて…ブツブツ」


そこまで言い訳しなくても…と思った。


「あ、そうなんだね…!じゃあ、僕と同級生ってことかあ…!僕は、平井智也って言うんだよろしくね!」

「ええ!!そうなんだ!!年上かなって思っちゃってたー …。私は、南琴音(みなみことね)って言うんだー。こちらこそよろしくね!よかったら

学校まで一緒に行かない…?道とかわかんなくて…。

「はは…今日は、入学式だから1年生しかいないとは思うけどね…。うん、じゃあ一緒に行こうか。」


てなわけで、一緒に行くことになりました。


申し遅れたが、吉良咲高校というのは、今日から、僕や琴音ちゃんがお世話になる学校で、創立が5年前っていう超絶新しい高校だ。設備とかが凄くて。

実際、僕もそこにひかれて入学した。新しいって言っても結構頭のいい高校で、受験は結構頑張った。


「智くんって、どこの区から来てるの??」

「僕は、如月区だよ。てか智くんって!?」

「ええ、じゃあ、私お隣さんだ!私ね。中津区!呼びやすいから言ってみたー、えへへ。」


琴音ちゃん。割と近いところに住んでた。

てか、智くんってなんだし。若干可愛いやんけ!!!

如月区と中津区は隣の同士の区だ。

まあ大まかに言うと如月区の駅から1つ乗ったら中津区につくって感じ。てか歩いて行ける。


「近いな、地元トークとか通じそう」

「えへへ、ほんとだねー!クラス一緒だといいなー!」


俺の高校生活初登校は、予想以上に充実していた。


そして、あーだこーだ、言ってる内に校門の前についてしまった。

ぶっちゃけ琴音ちゃん。

自分の友達モデルにしてます。

鼻ほんとにひらべったいんだよね。

ヒラメちゃんって言われてるし。(笑)


でもまあブサイクじゃないし。

結構可愛い方やと思います。

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