表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/38

第二十章

 マルジェラがAと契約し、道端で気絶してから、一時間ほど経過した。

 倒れているマルジェラの近くに、一台のライトバンが停止する。

 中から、一人の男が出てくる。

「これは……先ほどの天使騎士か?」

 出てきたのは、「星の鷹」の高田だった。高田は戦闘が収まったのを見て、まだ倒れていた部下や、逃げ回っていた部下を回収している途中だった。

 倒れているマルジェラに近づくと、マルジェラの皮膚が薄く光り、所々、毛皮のように変質しているのがわかった。

 高田も、これがどういう現象なのかは知っていた。

「魔力暴走――まだ、抜けてないのか? いや、こんなにひどかったか?」

 高田は部下を呼ぶと、マルジェラを運ぶよう指示した。

「本気で、こいつ連れて帰るんですか?」

「ああ。女性をこのままにしておくわけにもいかないだろう」

「いや、そういう問題じゃ……」

「あいつに見せよう。上手く恩を売れれば、味方になってくれるかもしれない」

 部下は、高田の呑気な考えに内心で悪態を吐いたが、逆らうわけにもいかないので、マルジェラを引きずって、ライトバンの後部座席に乗せた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ