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そうだ!兄の話をしよう!

 諸君はじめまして。突然だが俺のスペック紹介をしよう。俺は23歳の新社会人だ。決して頭のいい方ではなかったが、今のところ順調にきている。小学校4年生から高校3年生まで野球をしていて、そこそこ上手かった。学力も普通と言われる高校に入学した。そこそこ女にもモテた。


高校卒業後は三流大学に入学したが、大学生の間にしかできない生活を楽しんだ。朝に起きるとパチンコ屋へ行き、バイト代をせっせとサンドに飲ませた。金がなくなるとバイトをするという生活で女にはモテなかった。周りのパチンコ友達が留年していく中一人寂しく卒業し、新卒で地元の会社にも就職ができた。まあ、今の所普通の人生だと思う。

 


そんな普通の人生を歩む俺には一つ年上の兄がいる。

またまた突然だが、俺の知っている限りと、俺の偏見的な見方で兄のスペック紹介をしよう。

 


俺の兄は24歳。兄も新社会人だ。俺と違って頭が良く色々なことに挑戦するチャレンジャーな奴だ。彼はとある理由で一つ下の俺と同じ年に就職した。


国立大学出身の彼は日本でもトップクラスの企業に就職が決まって働いている。

彼の人生もまた今の所順調だろう。かなりエリートコースだ。勝ち組と呼ばれる人種だとも思う。


とにかく、我々兄弟は順調だといっていい。



しかし、そんな順調に見える兄には闇な時期が存在する。闇期には2つの時期がある。


 まず第一次闇期だ。



 当時は医学の発達が今ほどではなく、ただただ闇期だと思っていたが、今では飛躍的成長を遂げる医学界に感謝している。なんと病名がわかったのだ。




その病名は『中二病』という。






兄がこの病気にかかったのは11歳から16歳くらいだと推測できる。これは今だからこそ言えるが、当時はただただ兄を気持ち悪い人間だと避けていた記憶だけが蘇る。



兄が病気にかかった根拠として、中二病の定義を有名なサイトから引用させてもらおう。



⦅ライトノベル作家塞神雹夜さえがみ ひょうやの『中二病取扱説明書』によると、中二病には主に以下の3つのタイプがあるとされる。

・DQN系

反社会的な行動や不良を演じ、格好いいと思い込んでいる。根は真面目であったり、臆病であったりするので本当の不良にはなりきれない。喧嘩や犯罪行為に対する虚言が多い。「DQN」とは『反社会的な人』や『迷惑な不良系』を表すネットスラング。

・サブカル系

流行に流されずマイナー路線を好み他人とは違う特別な存在であろうとする。別にサブカルが好きなわけではなく他人と違う趣味の自分は格好いいと思い満足している。

・邪気眼系

不思議・超自然的な力に憧れ、自分には物の怪に憑かれた事による発現すると抑えられない隠された力があると思い込み、そのような「凄い力」がある自分を妄想し、悦に入る。また、そういった設定のキャラクター作りをしている。⦆



これによると、俺の兄はサブカル系と邪気眼系のハイブリッドだったことになる。ハイブリッドと言えば聞こえはいいが、かなり重症だったのだなと感じる。



兄が中二病を発症していた時の話をしよう。



小学校6年生くらいから兄はその毒に侵されはじめたのかもしれない。過去に戻れるならコレが中二病なのだとみんなに教えたくなるくらい本物だった。

当時俺と兄は二段ベッドで寝ていた。俺が上で兄が下だったと思う。寝る前は色々と兄弟二人で話をしたものだ。そんな中、兄が奇妙奇天烈な話題を振ってきたのが始まりだった。



兄「俺は能力者に狙われている。」

俺「・・・・・・・・・・・・」

兄「今もどこかで俺のことを見張っているが、お前には見えない。なぜなら選ばれた者にしか見えない敵だからだ。奴らは影を利用して移動してくる。」



小学5年生の俺は、そうゆう設定なのだろうなと、なんとなく気がついてはいたが、もしかすると世の中には本当にそんな力があるのかもしれないという憧れの気持ちも持っていた。




しかし、大人になった俺から見れば、これは間違いなく中二病に見られる邪気眼系の症状が出ていたのだと確信をもって言える。

その日から、この症状は忘れた頃に、そして主に寝る前の会話の中で発症することが多かった。





初めての小説です。最後まで書くことが目標です。今のところオチとか決めてないです。

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