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Next Eden【神とのゲーム】  作者: 葉月風都
第3章 トゥホークの街編
17/151

第16話

ここから第3章です。

ここまでだとあまり主人公最強っぽくないですね・・・。

<25日目>


 翌朝、私たちは朝早くに【ロックウォールの街】を出発し、【トゥホークの街】へ向かっていた。

 街の外でルー君とコクオーをご対面させたらめっちゃビビって暴れ出したのは秘密だ。

 リィの説得が功を奏したのと、危険が無いことを理解したのか、今ではそれなりに仲間意識も芽生え始めたようだ。


 徒歩でなら6日かかるところが、馬であれば急げば1日、2日で余裕だ。

 コクオーが【重種】とはいえ、走ればそこそこ早いのは当然。


 そして、私の編み出したオリジナル魔法【能力解放(フルポテンシャル)】により、コクオーは【軽種】なみの速度を出せるのだ。


 ちなみに【能力解放(フルポテンシャル)】は各系統の能力上昇系の補助魔法を合成し、さらにそのオリジナル魔法を合成することで生み出した究極の能力上昇系補助魔法です。


 ただし、幸運度は上がりません。


 持続時間が5分しか無い上に、消費MPが50と莫大なので、そうそう多用はできないはずなんだけど、私のスキルなら5分おきにかけ直しても全く困らない程度。


 そんなに急ぐ旅ではないので、無理に走らせるつもりは毛頭無い。なので、街道をパッカパッカとのんびり進んでいるのでした。


 たまに他の旅人とすれ違ったり、追い抜かれたりするんだけど、みんな一様にルー君を見て驚くのがちょっと面白い。まぁ、そりゃそうだよねぇ。LV68の【名持ち(ネームド)】なんて普通の人間からすれば死と同義だから。


 もしかして、ルー君に乗って旅が可能だったんじゃ・・・?

 さすがに可哀想かな。


 街道の左右には草原とちょっとした林が見える程度で、至って見晴らしがいい。

 街道を行く身としては安全でいいことだと思う。

 盗賊や魔獣被害も聞かないわけじゃ無いけど、このあたりは比較的治安のいいところらしい。


 盗賊としては、襲ってもあまり儲けにならないんだろう。

 田舎だし。


 魔獣はどこにでも出没するけど、真っ昼間の街道でいきなり襲われるって話はあまり聞かない。危険地域ならいざ知らず。

 【トゥホーク】から【ラクーザ】の間には山地や森もあるそうなので、そのあたりは危険だろうね。


 よって、【フォレスト伯国】は基本的には平和な農業と漁業の国だと言える。


 その晩は、街道を少し外れた川沿いの大きな木の下で野営することにした。

 ルー君がいるので野獣なんて近づいても来ない。安全だ。


 せっかくなのでルー君を隅々まで洗って乾かすことにした。

 清潔にしておかないと心置きなくもふもふできないし。


 洗われるのをとっても嫌がったルー君だったけど、そこは無理矢理に。

 ふふふ、よいではないかよいではないか。


 でも、魔法併用でぴかぴかにしてあげると、『何だか気分がいいぞ』ということに気がついたらしく、結構ご機嫌だった。


 なので、私も気兼ねなくもふもふして、ルー君を枕に寝てしまった。


【25日目を終了します。現在のカグヤのステータスは以下の通りです。】

名前:カグヤ  種族:人間  性別:女  年齢:15歳

LV:44   MAX HP:310(380) MAX MP:331(651)  

STR:310

AGI:312(362)

DEX:300

INT:326(626)

VIT:298(318)

MEN:302(552)

LUC:299(399)


所持称号:完全適合者・魔術の深淵を求める者・妖精女王に祝福されし者・冒険者・蒼の祝福

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