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第10ホール 後半の第一歩 第11ホール 池のプレッシャー
第10ホール 後半の第一歩
昼食の後、ご主人は少し眠そう。
けれど僕を手にするとシャキッとした。
「さぁ行くぞ」
後半スタートの一打は軽やかで、僕はふわりとした弾道でフェアウェイへ。
柔らかく着地し、心がリセットされていく。
今日の旅、まだ半分残ってるんだ。
第11ホール 池のプレッシャー
目の前には大きな池。
あれだけ広いのに、どうして僕はそこに吸い込まれる気がしてしまうんだろう。
「越えるぞ」
ご主人の声が頼もしい。
ぱしん!
弾いた瞬間、僕は確かに池を越える軌道を描いた。
無事に着地した瞬間、ご主人の肩がふっと軽くなった気がした。
「よしっ!」
池なんて、僕たちなら怖くない。




