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第2ホール 風に乗る冒険

朝の光は柔らかく、フェアウェイを温かく照らしていた。

ご主人は第2ホールのティーで立ち止まり、クラブを握る手に力を込める。

僕は心の中で小さく息を整えた。

第一ホールより、少しだけ自信がついている気がする。

「よし…ここは距離があるぞ」

ご主人の声には、朝より少し真剣な響きがあった。

ぱーん――!

強く打たれ、僕は空を切る。

風が体を揺らし、空中でくるくる回りながら、いつもより遠くまで飛んでいく。

スピードに少し驚きながらも、楽しくて心が弾む。

着地はラフの少し深い草むら。

草の匂いが濃く、足元が柔らかい。

ご主人はすぐ近くまで来て、僕を拾い上げる。

「お、いい感じだな」

その言葉に、胸がぽっと温かくなる。

小さな冒険はまだまだ続く――

僕は少しずつ、ご主人との旅に慣れ始めている。

次のホールではどんな風が吹くのか、少しだけワクワクしている自分に気付いた。


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