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杖で擦る  作者: ICMZ
21/73

羽の無いライジングバード

水曜日 夜11時半 ちょいすぎ 自宅 Day10

竹士  :「え? 弟さん 大学生なんですか?」

ゴンザ :「そうですけど。。。。」

竹士  :「カシュ ごくごくごく ぷはー 梅酒 うめーー

      あの ご両親に

      高齢出産おめでとうございます!

      って伝えてください」

サン  :「はーー なんでですか?」

竹士  :「だって 大学生?

      二木さんが40代だとしたら20才も違うんですよ」

サン  :「誰が40代だ――!!!」

竹士  :「誰って 二木さん あなたですよ」

サン  :「はーーーーー!!? まだ 20代ですよ」

竹士  :「すぐ そういう嘘言う」

サン  :「嘘じゃないです!!」

ゴンザ :「姉貴 20代ですよ」

竹士  :「女性に年齢を聞くのタブーなんで

      あえて訊かなかってんですけど

      二木さんが昭和を生き抜いたっていうのは

      状況証拠が物語っています」

サン  :「なんです? その状況証拠って」

竹士  :「だって 二木さん この間10円拾った時

      あ! ギザ10 って言ったじゃないですか?」

サン  :「それが何なんです?」

竹士  :「ギザ10なんて昭和の人しか知らないですよ」

サン  :「いや 一般知識です!」

竹士  :「じゃー 弟さんのパーティーの お梅さん とピョコ吉さん

      あと斎藤さんに質問です」

全員  :「???」

竹士  :「シベリアってお菓子 知ってますか?」

お梅  :「お菓子の名前がシベリア?」

シフォン:「なんですか それ?」

ピョコ吉:「聞いたこと無いです」

竹士  :「ほらーーー!!!」

サン  :「ほらーーー じゃなくて シベリアも一般知識です!!」

竹士  :「斎藤さん 聞いたこと無いんですよね」

シフォン:「無いですね? なんですか それ?」

竹士  :「カステラ 羊羹 カステラ のお菓子です」

シフォン:「カステラにあんこを挟んだお菓子?」

竹士  :「あんこ じゃなくて 羊羹です」

シフォン:「え? 羊羹を挟んだお菓子。。。。カステラサンド」

竹士  :「通称シベリアです

      カステラサンドを横に向けると 羊羹の黒が横一線

      それをシベリアを走る機関車に例え

      シベリアと呼ばれています

      ウチのオカン世代のお菓子です


      今日シベリアでも食べに行かない? 


      とか仕事帰りに言ってたそうです 

      でも 二木さん あなた 羊羹サンドを

      あ! シベリアだ―― って言ったじゃ無いですか」

サン  :「いや たまたま 知ってただけですよ」

竹士  :「じゃー 会社の差し入れは?」

サン  :「はい?」

竹士  :「自分は懇意にしているパン屋さん

      またはドーナッツかシューアイスを差し入れとしています

      物事の節目の感謝や モラルが下がっている時の

      ブーストで差し入れをします

      でも 二木さん

      あなたの差し入れ 明らかに昭和ですよ?」

サン  :「はーーー なんでですか?」

竹士  :「こう見えても 茶道のお茶会とかに数回行った事があります

      まっちゃ飲んだことがあります

      また 和菓子を食べる機会もそこそこ

      でもね 

      

      きんつば


      漫画の【副班長】で初めて知りましたよ!

      二木さんの差し入れで生まれて初めて食べましたよ!」

シフォン:「あっ! それ 私も」

ゴンザ :「え? 姉貴ー 差し入れに きんつば 持っていったの?

      団子にしろ って言ったっしょ」

サン  :「いや自分も和菓子食べたかったから

      団子は数日前に食べたばっかだし」

竹士  :「九段下さんってソフト屋さんが 

      きんつばかー?  って言ったんですけど

      きんつ馬鹿ーー  って聞こえましたよ!」

サン  :「それは凄くどうでもいいでしょ!」

竹士  :「同じように ういろう も生まれて初めて食べたのが

      二木さんの差し入れです」

サン  :「ういろう は 皆 食べるでしょ?」

竹士  :「いや 普通 羊羹ですよ 

      ういろう 売ってる場所さがすの大変ですよ」

サン  :「それは 偏見に満ちてますよ」

シフォン:「タケシさん 

      でも 屋上のお爺ちゃんが前 持って来てませんでした?」

竹士  :「あれ 栗羊羹じゃないんですか?

      あれ ういろう でした?」

シフォン:「多分。。。自信 無いですけど」

竹士  :「いや でも 苺大福とか お饅頭とか お団子とか

      水羊羹とか どら焼きとか 最中とか あるのに

      

      あーー 今日きんつば食いてー

      あーー 今日ういろう食いてー

     

      マジですか?」

サン  :「いや 味知ってるからアリですよ! 当然!!

      美味しいじゃないですか!!」

竹士  :「きんつば と ういろう は。。。。

      生まれ名古屋とか山口とか金沢ですか?」

サン  :「いや サイタマですけど」

竹士  :「軽井沢に別荘持ってたり

      テニスのサークルで合宿 行ってたりは」

サン  :「いや 無いですけど」

竹士  :「地元だから食べてた訳ではない

      食べる機会が多かったから食べてた訳ではない

      だったら 昭和生まれ以外に考えられないじゃないですか!」

サン  :「だから 20代だって言ってるじゃないですか

      きんつば女子です!

      ういろう女子です!」


姉貴と姉貴の上司がうだっている


***数分後***

ピョコ吉:「タケシさん

      昭和で良かったのないですか?」

竹士  :「無いですね。。。」

ピョコ吉:「無いんですか?」

竹士  :「うーん。。。あ! 2つ程あります」

お梅  :「おお 力強い答え」

竹士  :「1つ目は マームカントリー

      柔らかくて美味しいクッキー

      安くて大きくて いっぱい入ってました」

お梅  :「。。。。。うーーわ」

ピョコ吉:「。。。。。あれ 今以上に小さくできないから

      枚数 減らしてるんですよね」

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。。」

竹士  :「。。。。。なんか ごめんなさい

      じゃー もう1つ

      10円ゲーム オウメ ぴょこりん くにお」

サン  :「【ぴょん〇ょん】でしょ」

竹士  :「あれ レースゲーム

      でも それのスロットバージョンは?」

サン  :「それは 知らない」

竹士  :「ネットに無いんですよねー

     【ぴょ〇ぴょん】のスロットバージョンの情報」

ゴンザ :「それって 普通のスロットゲームなんですか?」

竹士  :「いや スロットに揃うキャラを選ぶ

      もっとシビアなゲームでした

      スロットみたいに縦横斜めを掛けるんじゃなくて

      どの絵柄が揃うかを掛けるんです

      運ゲーでしかも難易度たかかったなー

      ♪たんたらとんたん

      ♪たんたらとんたん

      ♪たららんたんたんたーーん


      玩具(おもちゃ)屋の前に置いてあったんですけどね

      その玩具屋ミニ四駆 売ってましてね」

ピョコ吉:「知ってるー ゲームでやったーー」

竹士  :「ハミコン版は難易度高かったので 【如く】の方ですか?」

ピョコ吉:「ポケサー」

竹士  :「あれ良く出来てましたよねー

      桐生ちゃんの 馬鹿みたい

      でポケサーファイターは感動しました!


      一番桐生ちゃんと仲良かっですし

      6の豆腐屋で仲間になって

      ミニゲームで桐生ちゃんの為に戦ってましたし」

ピョコ吉:「バカみたい 最高! ポケサーファイター最高!!」     

竹士  :「大好きです

      それでミニ四駆 

      当時 漫画とアニメが色々ありましてね

      アニメ見て うーん 

      コロコロを読んでおーーー


      1機種目は全く無名なメーカー 遅かったです

      2機種目はタミヤ そこそこの速さ

      3機種目は漫画でウィングをつけて勝つ最新の機種

       ライジングバード!!

      

      名前と見た目 そしてウィング これはかっちょいい

      玩具屋で予約して買いました

      ただ 家のテーブルで組み立てるじゃなくて

      絨毯(じゅうたん)の上で組み立ててたんですよね


      いっつもモーターの部分苦労してましたけど

      モーター置いてギア置いて

      モーターカバーを装着しようとするとギアが外れるんですよね

    

      電話で入荷したので取りに来てくださいと連絡が着て

      ライジングバード買ったー よっしゃー!!

      家に持って帰って箱を開けます

      そしてウィングを取り出します


      これが ウィングだウィング!!

      これが ライジングバードたらしめるパーツだー!!!


      さんざんウィングを手にかざしてから見て

      さんざん喜びを味わって

      それを横に置いて

      さー 作るか

      いや おトイレ

      その後 お水を飲んで

      よし いくぜーー


      あれ? ウィングは? ないなー

      どこ行ったんだろ?

      まー 作ってたら出てくるだろう

      そして 絨毯に座ったら


      パキッ


      調子こいて 横に置いていた

      ライジングバードのウィング

      その上に座って

      見事にウィングがパキッと」

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。。」

竹士  :「仕方がないから作りましたよ

      でも ウィングの無いライジングバード

      ウィング装着用の穴が開いてて

      かっこ悪いのなんの!!」

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。。」

竹士  :「あー あれはーー こわれたおもちゃー 

      いつもー いつもー すきだーたのにーー


      いや 1度も好きになる前に壊れました!!!!

      そして自分は無事 ミニ四駆卒業です!!」

ゴンザ :「いや それ ダメじゃ無いですか!!」

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