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杖で擦る  作者: ICMZ
14/73

したたかな営業は良い営業

月曜日 昼1時半 ちょいすぎ 会社 Day8

*************************************

視点変更 二木


タケシ :「御馳走様でした」

二木  :「いや デザートありがとうございました」


回転寿司は奢ったが 帰りにジェラートを買ってもらった

回転寿司でプリンとメロン食べたんだけど それは別腹

昼ご飯から戻ってくる

タケシさんが席に座り

通り過ぎて自分の席に行こうとしたのだが

タケシさんが なんか水筒から液体をコップに出すが

思わず え?

色が 真っ青

え? ブルーハワイ?

トチギア。。。あんた それ 何!!


二木  :「何 飲んでるんですか?」

タケシ :「あ やば! 見られた。。。今日はいい天気ですね?」

二木  :「いい天気ですね。。。でも全然 誤魔化せてないです」

タケシ :「はーーー 変なの飲んでる―― て言われるんだろうな――

      珍しい栄養ジュースです」

二木  :「珍しい栄養ジュース?」

タケシ :「今日 昼 回転寿司で野菜なかったじゃないですか?

      それを(おぎな)う為のスーパーフード(もど)きです」

二木  :「なぜに擬き」

タケシ :「ずるい会社が発明した飲み物なんで」

二木  :「確かに野菜なかったですね。。。少し下さい」

タケシ :「えーーー

      本当に飲むんですか?」

二木  :「美味しいんですか?」

タケシ :「味は。。。はい ただ 絶対 匂いを嗅がないで下さい

      でも 本当に飲むんですか?」

二木  :「それって 絵具とがそう言う落ちでは」

タケシ :「いやいや ちゃんとした お飲み物なんですけど」

二木  :「ずるいって どういう事ですか?」

タケシ :「昔 コンピューターが部屋まるまる1つぐらいの大きさの時代

      とある有名な会社 最初がI 終わりがBM 

      って会社が軍にコンピューター売ったんですよ 超高額で

      そしたら その会社 コンピューターの配線ミスってましてね

      導線1本余計だったんですよ でその1本を取り外す

      それだけでコンピューターのスピードが倍になったんですよ

      エンジニアがそれを軍に伝えようとしたら

      営業が

      いや これは バージョン2として

      1.5倍の値段で売るって言い始めましてね

      実際に別商品として売り始めました

      それに近いかなー」

二木  :「それは 営業上手と言えばいいか アクドイと言えばいいか

      その青い飲み物は?」

タケシ :「出張 行ったと時に疲れてたんで

      エナドリ欲しいな――って思ったんですが

      何時(いつ)も炭酸のエナドリだと 喉にくるし 芸も無いので

      健康ジュースコーナーに行ったんですよ」

二木  :「健康ジュースコーナー?」

タケシ :「海外のスーパーの冷蔵野菜とか売ってる 一角に

      スムージーやコンブチャ 紅茶キノコですか?

      あとタートチェリーのジュースとか

      ちょっと高めのジュースが売ってるコーナーがあるんですよ

      緑の野菜ジュースとか

      そこで真っ青の見つけましてね

      普通に何だこれ! うわー! やばーーー! て思ったんですが

      珍しい物には基本的に手を出す人間なんで買っちゃったんです

      青いジュース 体が欲してる味だったんですよ

      飲んだらスポドリのように体に染み入る感じ 

      味も悪くなかった

      ただ 心には良くない物でしてね?」

二木  :「心には良くない物?」

タケシ :「本当に小さい瓶。。。小瓶に入った青い液体

      450MLで5ドル 700円近くでしたね」

二木  :「たかーー 1瓶700円 たかーー」

タケシ :「体にはいいんで 味も良かったんですが お財布によろしくない

      瓶に書いてある成分を見たら 3つだけなんですよ

      これ 自分で作れんじゃね?

      作ったら安いんじゃね?

      

      成分が

      ブルースピルリナ メープルシロップ レモン汁

      カロリーから メープルシロップ 小匙1.25

      蜂蜜に替えてますけど

      

      レモンジュースは 適量でしたね 小匙1.5かなー

      それで 粉を通販で買って作成したのが この青いのです」

二木  :「おお 自作ですか」

タケシ :「ただね ブルースピルリナ 

      これがちょこっと問題でしてね?」

二木  :「聞いたこと無いですけど」

タケシ :「本物と偽物があって 大抵 偽物らしいです?」

二木  :「大抵 偽物?」

タケシ :「というか 本物の半分ですか?」

二木  :「はい? どういう事です?」

タケシ :「とある スーパーフードがありましてね

      最初はそれをそのままブルースピルリナとして売ってたんですけど

      これ 成分 分けられるんじゃね?

      分けて2つ別物で売ったら2倍儲かるんじゃね?

      殆どの場合 成分を2つに分けてるんですよ

  

      青い部分を ブルースピルリナ

      残った部分をコロロフィルって名前で売り始めましてね


      1つの材料で2種類の飲み物を売ってるんですよ」

二木  :「あらら アクドイですねー」

タケシ :「まー 売る方だと2倍で売れるんで

      仕方がないらしいんですけどね

      営業 怖いですよねーー

      まー そのスーパーフードの青い部分だけです」

二木  :「これって植物なんですか?」

タケシ :「藻と言えばいいか海苔(のり)っぽい物です」

二木  :「水の中の何かって事ですね クロレラ栄養剤みたいな」

タケシ :「です。。。本当に飲みます?」

二木  :「体にいいんですよね?」

タケシ :「らしいです。。。実感はないですけど」

二木  :「下さい」

タケシ :「レモンで匂い抑えてますけど

      それでも 匂いかがないで下さい」


紙コップに入れてもらう

色がドギツイ青

ブルーハワイの青

真っ青

匂いを嗅いでみると磯の香


タケシ :「コラッ! 匂いかがないでって言ったじゃないですか!」

二木  :「すいません つい どれどれ」


ごくごくごく。。。意外と飲みやすい

トチギア 相変わらず想像の斜め上を行く行動をしてくる

スーパーフードの青いジュースなんて普通 飲まないでしょ

コンビニでニンジンジュースとかトマトジュース買うでしょ普通

なのに 真っ青の液体

ただ 意外と美味しい


二木  :「体に染み入る感じ

      悪く無いですね?」

タケシ :「匂い以外は悪く無いです」

二木  :「確かに」

タケシ :「匂いは買った青い粉で当たりハズレがあるらしいです」

二木  :「そこはランダムなんですね?」

タケシ :「同じメーカーでも保存状態とかに寄るのかな

      日光に当たってたかどうか?

      匂いが弱い場合が当たり 強い場合がハズレですかね

      ハイネ〇ンって緑の瓶のビールに近いかな?」

二木  :「あのビール不味いですよね?」

タケシ :「缶で飲んでみてください

      瓶ビールは日光に当たると草っぽい匂いが

      強くなって個人的にハズレが多くて苦手です

      缶だと味 全然 別物ですよ

      個人的には余り選ばないですけど

      恵比寿様が好きなんで」

二木  :「瓶はハズレが多いのかーー

      でも これ 蜂蜜とよく混ぜ合わせましたね?」

タケシ :「作るのにミキサー使ってますし」

二木  :「え? ミキサーですか?」

タケシ :「蜂蜜と完璧に混ぜたいので

      メープルと蜂蜜 両方 試たんですが

      掻き回すだけだと混ざらなかったですね」

二木  :「それでミキサーですか?」

タケシ :「ミキサーだと上が途轍もなく泡立つので

      その部分を布()ししてます」

二木  :「おおおお」

タケシ :「日本だと ミロ とか 少し多めにいれて牛乳でかき混ぜて

      下の塊を食べたりとか ですか?

      貧乏性で申し訳ないですけど」

二木  :「いや それ 私もします」

タケシ :「海外だと ミキサーで混ぜてるんですよ

      その為 下の塊が無いです

      ちょっと寂しいんですよね」

二木  :「え? あの美味しい部分が無いんですか?」

タケシ :「殆ど完璧に混ざりますね

      ほんのちょこっと泡の部分で粉が感じられるぐらいですか」

二木  :「それはいいのかなーー」

タケシ :「大人のカル〇ス 濃いカル〇スみたいな 感じじゃ無いですか?

      あれも掻き回すだけだと多分上手く混ざらないんじゃないかな?」

二木  :「あー 高いホテルだと1対3で1対4より濃いみたいな」

タケシ :「ですかねー お金持ち羨ましい」

二木  :「うちは カルピス牛乳 よく飲んでましたね」

タケシ :「いいんじゃないですか? 

      漫画 【兄弟宇宙】のげんこつ君の飲み方」

二木  :「ああ なんかあったなー 

      げんこつ君が先生か教授かに会いに行った時

      牛乳で飲んでるって言ってた奴ですね」

タケシ :「ですねーー

      さてと では 私は資料づくりに励むので」

二木  :「わかりました

      あと タケシさん

      また マジ子でまたパーティー組んでいいですか?」

タケシ :「えーーーー」

二木  :「ちょ なんでそこで えーーー なんですか!」

タケシ :「クエスト手伝うとか言ってPK吹っ掛けてきたじゃ無いですか」

二木  :「それはレベル低いのにPK最強とか吹いてたからですよ」

タケシ :「会社の人達だと はっちゃけたプレーが出来ないんで」

二木  :「はっちゃけプレーヤーなんですか?」

タケシ :「うーん どうでしょ? 

      というか アケアカもセールだったんで そっちもやりたいですし」

二木  :「もーー でも弟が会いたがってたので」

タケシ :「弟さん?」

二木  :「昨日 指輪 送ってくれたらしいじゃないですか」

タケシ :「あー あれ

      まー 二木さんの弟さんなんで 御礼は別にいいですよ」

二木  :「でも うちの弟 本部好きらしいですよ」

タケシ :「。。。会ってもいいかなーー」

二木  :「弟に言っておきます」

タケシ :「はいはい」


***1時間後***

二木  :「では 仕様書の変更はこんな感じでー」

榎本  :「わかりましたーー」

本部  :「そういえば タケシと昼いったんだろ?」

九段下 :「そうなんですか 二木さん」

二木  :「ゲーム内で回転寿司 賭けたらフルボッコくらいました」

本部  :「フルボッコ?」

二木  :「LV10以上違くて

      相手最弱なキャラなのにフルボッコくらいました

      普通に参りました」

本部  :「なんのゲームやってんの?」

二木  :「マジ子です」

本部  :「????」

二木  :「最新のVRゲームです」

本部  :「へー」

二木  :「弟とやってるんですけどね」

本部  :「へ? VR機器2つ持ってんの?」

二木  :「最新型かったから古いの弟にあげたんですよ」

本部  :「へーー」

榎本  :「弟と仲いいんですか?」

二木  :「うーん どうだろう 今 大学生ですか

      ただ 社会人になったら 

      会う事なくなるだろうから

      今のうちに色々してあげたいってのはありますね」

本部  :「へーー」

榎本  :「いい お姉ちゃんじゃないですかー」

二木  :「本当に今だけですけどね」

リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc


一度は濃いカル〇スを飲んでみましょう 

ちょこっとだけ世界が変わります


めしバナ刑事では牛丼屋で1回だけ水の代わりにカ〇ピス

Da〇sというサッカー漫画の技術の人はレストランでカ〇ピスの濃さに感動

宇宙〇弟では牛乳カ〇ピス

ハンチ〇ウではループ回で石和がカ〇ピスをロックで


それぞれ 個性的で好きです

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