表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【WEB版】俺だけステータスオープンできる件~俺だけステータス確認できる世界でチートスキルもS級アイテムも選び放題~  作者: 茨木野


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/173

97.杞憂


《エイダSide》


 エイダはヒラクたちと別れ、ダンジョン化した工場内を進んでいく。


「…………」

「どうしたんですかエイダさん?」


 ヒラクの娘、フレイが隣にやってきて尋ねてくる。

 ヒラクへの悪口を言うわけではないのだが、ちょっと言うのを躊躇ってしまう。だが……やはり気になっていたので、思ってることを口にした。


「フレイくん。ミュゼくんもだけど、こんな危ないことさせられて、なんとも思わないのかい?」


 勇者の力を持つヒラク。

 しかしミュゼたちはそういう特別な力を持っているわけではない、一般人だ。


 そんな彼女らに、ダンジョン化をとくという任務を任すのは、少々、危ないだろうか。

 負担が大きくないだろうか、と彼女は思ったのだ。


「ぼくひとりで……」

「お気遣いありがとうございます! でも、だいじょうぶ、です!」


 ふすふす、とフレイが鼻息を荒くしながら言う。


「ふれいは、父上さまのお役に立つのが嬉しいです!」

「わたしも同感です。それに心配はご無用です。我らは特別ですから」


 ミュゼが立ち止まると……。

 フレイがフェンリルになる。


「ふぁいやー!」


 ぼぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!


 通路が一瞬で火の海に沈む。

 エイダが呆然としていたが、我に返る。消し炭になってる魔物の死骸があったからだ。


「魔物の接近にミュゼくんがいち早く気づき、フレイくんが倒したと……しかもこの魔力の痕跡、相当な高ランクの魔物……それを一撃で……」


 エイダは、思い違いをしていた。

 フレイたちも十二分にチートであったのだ。


 ヒラクは彼女らに力があって、彼女たちならできると信じ、今回の仕事を依頼したのだ。


「そっか……ごめんね。杞憂だったね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ