63.広大な敷地だろうと余裕で探索できる
俺たちは第一高校へと到着した。
ここにはアーネットの教え子たちが、魔族によって強制労働を強いられているらしい。
「これからどうするのですか、ヒラク様?」
第一高校の校門にて、ミュゼが俺に問うてくる。
「ここのボスを倒すのと、捕まっている人たちの解放。その二つ同時に行う」
しかも、あまり時間をかけてはいけない。
敵が来たことを、中央の連中に知られ、増援が来ると面倒だからな。
「ボスは俺が何とかしてくる。ミュゼとフレイは、囚われた人たちを任せる」
「「わかりました!」」
そこへ、アーネットが手を上げていう。
「でもヒラクくん、捕まってる人たちを助けるのも難しいわ。なにせ、この学校、校内の敷地面積が、とても広いの。それにくわえて、通路や階段が常に移動するから……探し出すだけでも一苦労よ」
「ふむ、問題ない」
俺はスキル、天網恢々を発動させる。
この学校の詳細なマップが俺のたちの目の前に表示される。
「す、すごい……このマップ……内部構造をリアルタイムで正確に描画できてる!」
たとえ通路や階段が動いたとしても、それを即座に、地図に落とし込むことが出来るのだ。
「しかも……これ、人間すら表示されるの!?」
「ああ。これを見ればどこにどのくらいの人が集まってるのかがわかる」
「……はああ、ヤバすぎでしょ。もうこれ……国宝級超えて、伝説級のマップじゃあないの……」
確かに稀少な物だな。
神が、問題を解決しろと、俺に授けた貴重な力である。
だからこそ、自分のためではなく、人のために使うのだ。
「マップをミュゼ、おまえにも分けてわたしておく」
「そんなことができるのですか!」
「ああ。己のステータスを相手に見せることが出来たからな。他にも出来ないかと試したところ、こうしてマップを分けて共有できることが判明したのだ」
「なるほど……強い力をもっても慢心せず、常に力の使い方を模索しつづける。なんて立派な姿勢でしょう! すごいです!」
マップはミュゼの前に固定し、彼女が動くと追尾するようになってる。
俺も同じふうにマップを開いた。
「ミュゼはこれを使って第一高校に囚われてる人たちを全員助けるのだ。いいな?」
「わかりました!」
「フレイはミュゼの足となるのだ」
『りょうかいです!』
よし、二人に指示を出した。
「アーネット、おまえは着いてきてくれ。敵側からすれば、おまえは野放しにしておきたくない人材だ。俺が側に居ておまえを守る」
「ありがとう。もとより、ついて行くつもりだわ」
よし、では行動を開始する。
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