174.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
無音で数千の魔法を消滅させた俺の力に、砂漠エルフの軍勢は完全に気圧されていた。
構えていた杖や湾曲刀が小刻みに震え、彼らの褐色肌から血の気が引いているのが分かる。
「俺は別に、無駄な殺生がしたいわけじゃない」
俺は周囲を取り囲む邪教徒たちをぐるりと見渡し、静かに告げた。
「武器を捨てて降参するなら、命までは取らん。大人しく道を空けろ」
「ふざけるなっ! 邪神様を愚弄する悪魔め!」
指揮官の男が血走った目で叫んだ。
「我らは選ばれし民! 異教徒に屈するくらいなら、名誉ある死を選ぶ! うぉおおおおっ!」
その怒声に呼応するように、兵士たちが一斉に殺意を取り戻し、狂信的な雄叫びを上げて突撃してきた。
死をも恐れぬその姿勢は、哀れですらある。
「……悲しい連中だ」
俺は短く息を吐き、右手に魔力を集中させた。
大気中の水分が急速に凍結し、透き通った絶対零度の氷の剣が顕現する。
殺すわけにはいかない。だが、手加減をして黙らせるには少し数が多い。
「ミュゼ、援護は要らん。俺一人でやる」
「承知いたしました、ご主人様」
ミュゼが一歩下がるのを確認し、俺は地を蹴った。
ガキンッ!
先頭の男の湾曲刀を氷の剣の腹で弾き飛ばし、そのまま柄で鳩尾を突き上げる。男が白目を剥いて崩れ落ちるのを皮切りに、俺は敵陣のど真ん中へと躍り出た。
氷の刃を峰打ちのように扱い、次々と兵士たちの意識を刈り取っていく。
鮮血は流れない。ただ、鈍い打撃音と呻き声だけが砂漠の夜風に溶けていった。
【おしらせ】
※2/25(水)
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