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#1

天野教授から出題され、正解を答えるだけではなく、不正解の理由、正解の理由をそれぞれ答えないと合格をくれない。即答しなければ即失格を言い渡される過酷なサバイバル質疑応答?!



【本日の一問】


あなたは、気管支炎で入院中の生後8カ月のAちゃんを受け持っています。検温のため訪室すると、Aちゃんの顔色は蒼白でぐったりしており、動きがありません。声をかけても反応(意識)はありません。次にあなたがとる行動として、最も適切なものはどれでしょうか?



【選択解答】


1.応援を呼ぶため、ナースステーションへ戻る。


2.生体モニターを装着し、心電図波形を確認する。


3.バイタルサインの測定を行う。


4.すぐにナースコールで応援を要請し、呼吸と脈拍の確認を行う。




【よつ葉の解答】


1. 応援を呼ぶため、ナースステーションへ戻る。


不正解

患者さんの急変を発見したときは、患者さんのそばを離れないことが原則。



2. 生体モニターを装着し、心電図波形を確認する。


不正解

生体モニターの装着は、最優先に行うものではなく、応援要員が来てから患者さんの状態によって、装着するモニターの種類を選択する。少しでも状態の変化が認められたり、何となくおかしいなという懸念を抱いたりした場合は、呼吸・循環両方のモニタリングを開始するとよい。



3. バイタルサインの測定を行う。


不正解

まずはナースコールなどで応援を要請します。Aちゃんは反応がない状態ですので、心肺停止の可能性があり、バイタルサインの測定よりも呼吸と脈拍を確認することを優先。



4. すぐにナースコールで応援を要請し、呼吸と脈拍の確認を行う。


正解

患者さんの急変を発見したときは、患者さんのそばを離れないことが原則。そばを離れることなく、まずは応援を要請し呼吸・循環(脈拍)の状態を評価。患者さんの急変を発見した時刻を確認しておくことも重要。



【天野教授からの評価】


正解です。

模範解答ですね。

小児に関する解答はさすがです。

優先順位や先の事を見据えていると思います。




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