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リカーナの学園生活  作者: 中沢 文人
1学期
8/47

登校

「さて、そろそろ日も暮れるし、お開きにするか。ルーシャのお母さんにも申し訳ないしな。」

「了解。そんじゃルーシャ、送ってやるから来い。」

「なんか馴れ馴れしいわよこの魔法学科主任…」

「いいじゃんルーシャ。送ってもらいなよ。」

「まぁ、自分で開くのも面倒だし…お言葉に甘えるわ。」

「おう。そんじゃ、ヴァーン、片付けよろしくな。」

「任された。」


そういって魔王さんとルーシャは転移門の中へと消えていきました。


「マルスはどうするんだ?」

「僕は家がないので、そこら辺の宿を探します。」

「了解。ほんじゃ、またな。」

「えぇ、最高位龍たちも。」

「ん、またね~」←邪龍

「また明日、学校でな。」←風龍男性形態

「またの。」←地龍以下略


明日が憂鬱だなぁ。でもでも、新しい友達できるかな。できるといいな。一緒にピクニックいって、一緒にご飯食べて。楽しみだなぁ。…の前に、どんな授業が待ってるのかな…


「香菜、片付けは俺たちでやっとくから、先にお風呂に入ってなさい。」

「うん、わかった。サタンお姉ちゃん、一緒に入る?」

「もちろん~」

「それじゃ、私たちは帰るわ。」←氷龍

「俺も。」←天龍

「俺は適当な奴に巻き付いてるわ。」←風龍男性形態


そういって皆かえってしまいました。心臓に悪いおじさんもいつの間にか、です。


「それじゃ~いくよ~?」

「うん。」


香菜の家のお風呂は、というか家が大きいので、お風呂も自然と大きくなります。家が大きいのは、香菜が目一杯遊べるように、とのことです。バーベキューをしたりとか。お庭もちょっとした庭園ができちゃうほどです。


「カーナは学園に通うけど、なにか心配はある~?」


学童相談所主任ですね。はい。


「う~ん、オッドアイかなぁ?気持ち悪がられないかどうか…」

「大丈夫よ~カーナは、そのオッドアイに白髪はくはつが似合ってて可愛いんだから~。」

「ルーシャにも言われたけど…香菜のオッドアイ、気持ち悪くないの?」

「きれいよ~?海みたいに透き通る瑠璃も、森のように光ってる翡翠も。」

「そう…かな…」

「そうだよ~。もっと自信もっていかないと~」

「そう…だね。カラーコンタクトを使わないのも、香菜が決めたことだし!」

「そう、その意気で友達100人一緒に山のてっぺんでおにぎりたべちゃうぞ~」

「うん!」


サタンお姉ちゃん、すごく学童相談所主任やってるなぁ。


そしてサタンお姉ちゃんともう少しおしゃべりしてからあらいっこしてお風呂を上がりました。


「香菜、寝る前に明日の準備をしておきなさい。」

「はーい。それじゃパパ、ママ、お休みなさい。」

「えぇ、お休み、香菜。」

「お休み、香菜。」


そういって香菜のお部屋に帰ります。


「さて、明日の持ち物は…っと。えっと、なになに?」


筆記用具にノート、運動着、魔法媒体?香菜は魔法を使うときに媒体は必要ないから、もっていかなくていいよね。ルーシャもいらないから絶対もっていかないし。


「鉛筆と消しゴムが入った筆箱、ノート、サイズがぴったりな運動着、あとはもうないよね。それじゃぁ、寝ようかな。」


灯りを消してお休みなさい。



「香菜、起きろ~朝だぞ~」

「んぅ~、おはよーパパ~」

「おう、おはようさん。今日は初めての授業だろう?弁当は必要か?」

「ううん、持ち物に書いてなかったから必要ないと思う。」

「いや、いらないんだったらいい。それじゃ、着替えてこい。」

「はーい。」


今日は黒ニーソで髪型はお団子をかんざしでとめています。いまいち自分が似合っているのかわからないのですが…


「ママ、今日の朝ごはんは?」

「今日は和食よ。」

「わ~、美味しそ~」

「あ、サタンお姉ちゃんおはよー」

「うん、カーナ、おはよ~」

「それじゃ、いただきます。」

「「「いただきます。」」」



朝ごはんも食べ、学園にいく準備をしたら家を出ます。すると、ルーシャが家の前で待っていてくれました。


「あ、ルーシャ。おはよ~」

「えぇ、おはよう。今日はいよいよ学園初等部の最初の授業ね。楽しみだわ。」

「そだね…新しい友達できるかな。」

「できるわよ。たぶん、自己紹介もあるんじゃないかしら。」

「えぇ~、学園にいく前に考えないと。」

「まずはファミリーネームを言わないといけないわね。」


魔王さんが入学式に言ったディオス・モルダスというのは偽名で、ディオス・ワイズ・フェルオスというのが本名です。けど、魔王様というのが世間一般なので、本名は偽名とともにあまり知られていません。パパも、ヴァーンというのは竜人のときの名前で、人になるときはラピスラズリ・ブラックウィステリアです。ラピスラズリ・ブラックウィステリアが黒藤瑠璃也で人格を表していて、アルスヴァーンが神格と龍格を表しています。香菜のクォルドヴァーンも、ママのクォルドが時龍の格を、パパのヴァーンが龍格を表しています。リカーナもすこしだけ違いますが、香菜という意味です。


「どうなんだろう…まぁともかく、好きなものとかも言った方がいいよね。趣味とか。香菜の好きなもの…趣味かぁ。どんなものがあるんだろう。」

「運動とか?徒競走だって1位でしょ?魔法使ってない運動だと、学園で1番運動神経がいいんじゃないかしら。魔法を使ってても体法で勝てないけど…」

「うーん、運動は得意なだけでそんなに好きじゃないんだけどなぁ。」

「そうなの?」

「うん。でも、木登りは好きだよ。眺めのいい高い木を探して登って景色を見るの。この前もいい木を見つけたよ。」

「女の子の趣味とは思えないわね…あと、眺めがいいといったら浮遊すればいいんじゃないかしら?」

「のんのんのん。浮遊したら登る、っていうことができないじゃん。登ったあとの眺めのいい景色と達成感がいいの。分かってないなぁ。」

「いや、分かんないし。それを自己紹介で言ったら?」

「えぇ~恥ずかしいなぁ。あ、あと、木に秘密木地をつくったりもできるよ。」

「…完全に男の子の趣味ね。それ。」

「そうかなぁ?」


木登り、楽しいのになぁ。っと、学園につきました。


「あら、カーナ、おはよう。」

「おはよー、風りゅふむっ!?」

「あら、なにを言おうとしてたの?」

「う、ううん。なんでもないです。おはようございます。先生。」

「はい、おはよう。今日は授業だけど、準備はできてる?」


…それはどっちの準備かな。


「うん。出来てるよ。」

「ならよし。教室に行ってなさいな。」

「はーい。」


ちょっと怖いなぁ。


「楽しみね。じゃ、教室にいきましょう。」

「そだねー…」


教室に入ります。固まって話ていた令嬢令息が一瞬だけ話をやめましたが、すぐにまた始めました。


「あら、平民からの成り上がりが裏口使って来ましたわよ。」

「「フフフ」」


なんか言われてるけど、気にしません。


「はいはい皆席についてー。ここでは家の事情や格も全てなくなるから、上下関係はなしよ?さて、朝の学活を始めます。この機会に、自己紹介もしちゃいましょー。では、まず1行車目の1列目男子から順番に二列目男子と自己紹介していって。」


体魔体魔体魔

法法法法法法 ※Aクラスの中で低成績なので、低成

学学学学学学 績でも学園の中では高成績※

科科科科科科

低低中中高高

成成成成成成

績績績績績績


女女女女女女 :三

男男男男男男 :行

女女女女女女 :車

男男男男男男 :目


女女女女女女 :二

男男男男男男 :行 :黒

女女女女女女 :車 :板

男男男男男男 :目


女女女女女女 :一

男男男男男男 :行

女女女女女女 :車

男男男男男男 :目

↑↑↑↑↑↑

六五四三二一

列列列列列列

目目目目目目

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