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リカーナの学園生活  作者: 中沢 文人
1学期
6/47

入学祝いのサプライズパーティー1

本編よりもこっちの方が書きやすいなぁと思っている作者です。

「香菜、初めての学園はどうだった?」

「うん、最初に高圧的なお嬢様が話しかけてきたけど、楽しそうだったよ。ルーシャと同じ組だけじゃなくて、席がいちばん近かったの。」

「そう。どんな席だったの?」

「ルーシャが香菜の前なの!嬉しかったなぁ。」

「あら、良かったじゃない。」

「うん。明日が楽しみだなぁ。」

「そうだな。でもまずはパーティーを楽しもうな?」

「うん!いろいろ話してくるよ、パパ、ママ!」

「行ってらっしゃい。」


まずは魔王さんのとこへ。


「魔王さん魔王さん。」

「うぉん?」

「ルーシャって、魔王さんの子孫って話だけど、本当は娘なんじゃないの?」

「ほう、どうしてそう思う?」

「3000年もたっているのに魔力操作の受け継ぎの劣化が少ないというかほぼそのままで、しかも全ての魔法の適性が魔法適性調査器の針を振り切ってるの。」

「ほう。でも突然変異ということもあるよな?」

「うん、だからもうひとつ。魔王さんの面影がある。それも父親じゃないの?って思うくらい。3000年もたってたら、少しは顔も変わるでしょ?」

「ははっ、まぁそれも先祖帰りって言い切れなくもないが、まぁ認めてやろう。あぁ、俺の娘だ。」

「他にも家に仕送りしてるとかあるけどね。父親だって言った?」

「いや、言ってねぇ。けどまぁ家に帰ったら俺の嫁さんが気づくだろ。」

「重婚してないよね?」

「うっ、嫌なとこつくな。してねぇよ。幼生学園出身とは思えねぇ質問だぞ?それは。」

「うん、自覚しているよ。話が聞けてよかった。また今度魔法を教えてね、魔王さん。」

「あぁ、明日の授業でな。」

「やっぱあるの!?ネタだとおもってたよ!!というか早速明日からなの!?」

「はっはっは。お嬢様学園だからな。係とかも学園付きのメイドと執事がやるもんだから決める必要なんかないんだよ。」

「なるほどねぇ。それじゃ。」

「おう。」


次は…キュリスお姉ちゃんで。


「キュリスお姉ちゃん。」

「ん、なに?」

「校長先生、いつまで続けるの?」

「カーナが中等部にいくまでよ?」

「…そっか。本気で校長やるんだ…」

「当然じゃない。愛しい妹のためよ。」

「あ、ありがとう。」


…すこし重い。次はランドお姉ちゃん。


「ランドお姉ちゃん。」

「お、カーナ、なんじゃ?」

「ランドお姉ちゃん、龍霊国議会天龍学園代表でしょ?」

「そうだが、それがなんじゃ?」

「いつまで続けるの?」

「カーナが中等部に行くまでじゃな。」

「大変じゃないの?」

「実はの、カーナが幼生学園に通っているときから今日のための根回しをして、実力で天龍学園代表になったのじゃが、なにやら議会に妾の派閥ができておるみたいでの。やめるにやめれんのじゃ。」

「そう…ありがとう。」

「うむ。良い学園生活を。」


…重すぎるよ!香菜が3歳のときから選挙して、議員になって、根回しして、天龍学園代表になったってこと!?重いよ!…次はアドお兄ちゃんかな。


「アドお兄ちゃん。」

「ん?なんだ、愛しの妹よ。」

「うん。入学演出でも、実況はキュリスお姉ちゃんに鎮火されちゃうんじゃない?っておもったんだけど…」

「それがな、キュリスがノリノリだったのだよ。」

「うわぁ、珍しいね。それにしても、キュリスお姉ちゃんがいなくなったら、この国どうなっちゃうの?」

「いや、龍霊国国王、つまり俺な。俺はお飾りみたいなもんだから、まつりごとは重鎮たちがやってるんだ。王妃、まぁキュリスもお飾りだな。」

「そうなの。それなら安心だね。」

「あぁ、近衛兵は安心してないみたいだけどな。」

「…笑えないよ。」

「ははっ、またな。」


次は…アヴお兄ちゃん。


「アヴお兄ちゃん。」

「なんだ?」

「理事長だけど、なにするの?」

「学園の予算のまとめかな。あと教育方針、学校行事などの総まとめ。」

「大変なんだね。浮遊大陸はいいの?」

「あぁ、うちのワイバーンたちもこころよく見送ってくれたよ。」

「そう。それならいいんだけど…じゃ、香奈はまだまだ話してくるよ。」

「おう、いってら。」


次は…サタンお姉ちゃんだね。


「サタンお姉ちゃん。」

「なにー?」

「心は大丈夫なの?」

「大丈夫~。かわいいかわいい妹のためだからねぇ。それに、父さん(ヴァーン)がもう下手に呼ばさせないように、私を守ってるから~。」

「そうなの?」

「そーなの。ほら、父さん(ヴァーン)のあの龍玉。あれは私の龍格よ~。」

「じゃ、あれが盗まれたら…」

「本気の私が現世に顕現するわね。」

「あ、そう。サタンお姉ちゃんが悪いことに利用される訳じゃないんだったら、それでいいよ。」

「んっもう!かわいいんだから。学園でも相談しなさいよ。」

「うん。」


次はジュピスお姉ちゃん。


「ジュピスお姉ちゃん。」

「ん?なに?」

「お姉ちゃん、なんでお姉ちゃんなの?」

「質問にちょっと棘があるけど…女性形のほうが警戒心が薄れると思って。それに、いろいろとやり易いしね。」

「そっか。じゃぁなんで帰るときに男性形に?」

「カーナの反応が面白かった。」

「もう!バカ!」

「ふふっ痛い痛い。」


半神の力でジュピスお姉ちゃんをグーで軽くたたくけど、やっぱり大人の龍には勝てないよ。


「ジュピスお姉ちゃん、なんで女性形なのはわかったけど、その胸はなに?」

「ふふん、どうせなら男も魅了しちゃおっかなって。同じ組の男の子も見てたでしょ?」

「ボタンがかわいそうだったよ…それはそうと、ジュピスお姉ちゃん、香菜の担任の先生になったけど、何をするの?」

「筆記授業全般よ。」

「えっ。」

「ふふっ、覚悟なさい。」

「うわぁ、学園が憂鬱だよ~。」

「頑張りなさいな。」

「お手柔らかにお願いします…それはそうと、風に流される旅はどうしたの?」

「あぁ、あれね。結構楽しめたから、リカーナが中等部にいったらまた始めようかなって。結構楽しいのよ?あれ。」

「へぇ、どんな感じ?」

「とりあえず風が気持ち良いわね。風がないときでも、上空の方にいけばあるし、それでもないときは自分で作れば良いし。あとは何も考えず気楽に流されるってのも、世の中の煩わしいこと、心のもやもやも流される感じでいいの。あとは、適当な人を選んでその人に巻き付いてその人のことを見てるってのも楽しいわよ。いい暇潰しだわ。」

「へぇ、香菜も今度やってみようかなぁ。」

「どこにつくかわからないわよ?」

「うぅ、やっぱり大人になってから…」

「大人になれるかもわからないわよ?だって、最高位龍種には寿命がないのですもの。」

「そっかぁ。ありがと。」

「はーい、またね。」


次は…マルスさんかな。初代剣王さんか聞いてみたかったの。


「マルスさん。」

「ん?なんだい?」

「ズバリ聞きますが、マルスさん、初代剣王さんですか?」

「そうだねぇ、そう呼ばれてた時期もあったかな。懐かしいなぁ。」

「やっぱり。なぜこの学園に?というか、いつのまに?」

「あれ、今朝会わなかったかい?」

「あ、やっぱり心臓に悪いおじさんの後ろにいたお二人のうちの1人でしたか。もう1人は?」

「そこにいる魔王だよ。」

「……」

「ははっ!まぁいいじゃないか。これからよろしくね。」

「はい。」


最後に…心臓に悪いおじさんかな。


「心臓に悪いおじさん。」

「おい、俺の名前を知らねぇのか?」

「はい、知りません。」

「チッ、ヴァーンにあとで問い詰めてやる。まぁ、なんだ?」

「心臓に悪いおじさんは、どんな経緯で入学式の司会を?」

「朝にヴァーンに挨拶しにいったら連行された。あれ、全部アドリブだぜ?」

「驚きました。すごいですね。」

「あぁ、俺も驚いている。なんせこんな口調が汚ねぇのに、なんで司会が務まったのかわかんねぇんだもんな。」

「きっといちばん驚いたのは香菜ですよ。だって、全員集合じゃないですか。」

「はっ!ちげぇねぇ!」

「では。」

「おう!」


パパとママのとこに戻りましょう。


「どうだった?」

「うん、いろいろ聞けたよ。」

「それは何よりだ。入学式はどうだった?」

「うん、もうね、ツッコミすぎちゃって…」

「ふっ、サプライズだ。」

「ちなみに企画は、るーくんね。」

「もう!パパとはしばらく口聞かない!って切実におもったよ。」

「うわっ、危なかったんじゃん、俺。」

「1週間くらいは口聞かないことにしよっかなぁ。」

「それ、本人の前で言うことじゃないから。というか、傷つくから。」

「ふふん、冗談だよパパ。」


さて、ルーシャのとこに行こうかな。

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