愛を感じるモーション
自室で待機してろと言われた俺は、デスクに座り課題をやっている
セツのお陰で溜まってた分の課題は終わったのだが、日々課題は増えているのだ
しかし水ザッパーか
あれは本当に素晴らしいゲームだ!
ゲーム性も格闘ゲームの中では相当バランス良く作られている
やりこむほどにプレイヤースキルが磨かれて行くあの感動は、格闘ゲームならではといえるだろう
特に素晴らしいのは!
ユウ姉は制服で戦っていたのだが、末那識を解放していた俺は1フレーム足りともその動きを見逃していない
製作者の愛を感じるそのモーションはまさに芸術品
表情の細かさもさることながら、おっぱいの揺れも忠実に再現されている
特にあの裏拳のモーションが最高です、本当にありがとうございます!
あとしゃがみパンチね、あのモーション作った人は萌えのなんたるかを心得てるね!
そして絶対領域
どのような動作であろうと、決してパンツが見えることはないのだ!
重力に屈しないあのスカート防御力の高さは、逆にふとももを強調し、何かに目覚めてしまいそうだよ
だがしかし!サポートキャラのなーりゃんキックは、全色しっかりパンツを作り込んでるところが流石と言わざるを得ない
どんなに弱くともサポートキャラは、なーりゃん固定を貫いてみせる!
暇になったら他のキャラも存分に認識したいものだな
などと考えていると、お風呂から上がったユウ姉が部屋に入ってきた
「あら課題やってたのね、偉いわ」
うん、なんか色々考えてたら全然進んでなかったけどね
ユウ姉に課題を手伝ってもらった
なかなかセツが現れないな
協定力ってやつか
サユリと違ってユウ姉を相手に、果たして通じるのだろうか?
俺はいま、風呂上がりのユウ姉の膝に座っているのだが
課題が終わってもユウ姉が離してくれないのだ
「ユウ姉、今朝はごめんね」
俺がそういうと強く抱きしめてきた
「ううん、こっちこそごめんなさい」
やっぱ傷ついてるよな
最初は課題を手伝ってくれるタルパを探そうと思っていただけなんだけど
具現化してからもずっと変わらず接してくれるユウ姉のことを、俺は本当に好きになっていた
命に代えてもユウ姉は俺が守ってみせるから
そんなことを考えていると
「なかなか来ないわね、何してるのかしら?」
ユウ姉もセツに待ってろって言われてたんですね!




