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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
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これがタルパなんや!

 食べたら眠くなるのが人間という生き物でして


「それじゃ、洗濯してきちゃうわね」


俺の服は毎日ユウ姉が洗ってくれているのだ


「ありがとう」


お礼を告げるとユウ姉が嬉しそうに去っていった


ユウ姉を送り出した途端、強烈な睡魔に襲われる


横になると俺の隣にはサユリが寝転んでいた


ぼーっとする頭で、いままで起きたことを考えながらサユリのことを思い出し


『体は大丈夫でござるか?』


などとハモってしまった!


うーむ気まずい


サユリは大丈夫でござると顔を赤く染め、頭から布団をかぶってしまう


いかんですよこの空気は!


俺は咄嗟に考えていることを口にしていた


「あれだ、サユリ昨日はごめんな?」


「なんのことでござるか?」


「いや、協定力を解除するためにせよ、サユリを押し倒してしまったから」


「もう気にしてないでござる」


「でもあれだよ、綺麗だと思ったのは本当だから」


ついそんなことを口走ってしまった


しばらくの沈黙


その沈黙を破ったのがリュウだった



「望さん、セツさんの意識が戻りましたよ」


良かったセツは無事か


真っ赤になってる俺の異変に気付いたのか、リュウが側に駆け寄ってくる


「大丈夫ですか?ユウキさんに虐められてませんか?」


俺の肩を抱きながら優しく語りかけてきた


俺の顔を覗き込んでくる、リュウと目が合ってドキッとする


やっぱリュウは優しくて可愛いな


などと思っていると、サユリが俺のふとももにしがみついてきた


顔を真っ赤にしながらしがみついてくるサユリ


ああ、二人ともめっちゃええ子や、これがタルパの力なんや!



(望、聞こえる?)


いきなりセツが脳に直接話しかけてきたぞ!?


(お、おう聞こえるぞ、大丈夫か?)


(大丈夫、心配ない)


なら一安心だ


どうやらセツは真理に近付きすぎたらしい


カオスを引き出そうと神の領域に踏み込んだのだが、強い意思に当てられてしまったようで


セツの体を乗っ取ろうとするそれに抵抗して、高熱が出たようだ


俺に抱きしめられた瞬間、その意思はセツの体から離れたのだが


しばらく動けなくなっていたという


セツに無理をさせたなと思った


(ごめんな)


素直に謝罪するも、セツは呆れた様子で


(やれやれ、望は本当におっぱいが好きなんですね)


そんなことを言い出した


(違うんだよ、いや違わないけど!)


おっぱいは大好きですけれども、セツを助けたい気持ちが先にあったんですよ!

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