聖闘戦記
昼飯を食べ終え、食後のコーヒーも飲まずにあの部屋に向かう
セツに言われた聖闘戦記とやらを探すのだ
「サユリ氏、聖闘戦記って知ってるでござるか?」
「もちろん知ってるでござるよ」
望氏もなかなか良い趣味してるでござる
何故か褒められた
いや、俺の趣味とかじゃないんだが、とりあえず見つけてもらう
それはすぐに見つかった
「えーとなになに、聖闘戦記とは」
数々のキャラクターを操作し、ストーリーやミッションをクリアしていくアクションゲーム
襲いかかる敵の群れをブッ飛ばす爽快アクションが魅力らしい
パッケージに銀河はまだ燃えている!!と書いてあるのでこれで間違いないだろう
早速プレイしてみる
ストーリーモードをコツコツ進めていくのだが
「このゲーム面白いぞ!」
俺は高速移動で敵をばんばんなぎ倒すこのゲームにハマっていた
それを隣で教えながら見てくれるサユリ
ストーリーの中で気になる文字を発見する
銀河とは 己の体内に宿る無限エネルギーを爆発させることによって超人的な力を生み出す
末那識とは 銀河をより燃焼し爆発させた銀河の真髄、主に金鎧がこれを使う
セツはこれのことを言ってたのかもしれない
このゲームは攻撃したり敵を倒したりすると銀河ゲージが溜まり必殺技を使うことが出来るのだ
銀河を燃やし、必殺技を使うことで、より効率良くストーリーを進めることが出来る
「ふっざけんなよ!こいつ強すぎだろ!」
俺は5番目の部屋、獅子の間まで順調に進めてきた
しかしこいつが強すぎってレベルじゃない
「まかせるでござるよ!」
サユリが獅子をあっさり倒す
「すごいぞサユリ!プロゲーマーの称号を与えよう!」
「照れるでござる」
サユリを存分に褒め称え、二人強力して強敵を突破していた
プレイすること数時間
俺とサユリはついに十二人の金鎧を倒し、教皇の部屋へと辿り着いた
そして教皇との最終戦
教皇:アナザーデメンション!
「しまった!」
俺は教皇にあっさり倒されてしまった
「つ、強い、強すぎる…」
教皇:今度こそ息の根を止めてやる!
「待つでござる!まだ拙者が残っているでござるよ!」
教皇:だ、誰だ!?
「不死鳥サユリ!」
不死鳥サユリ、最大奥義!鳳翼炎翔!
究極奥義の鳳翼炎翔で、教皇にダメージを与えることは出来たのだが…
教皇:よ、よくぞここまで戦った不死鳥サユリ、貴様に我が最大の奥義を見せてやろう
教皇:ギャラクティアンエクスプロージョン!
「あとは頼んだでござるよ、天馬望氏」
サユリ氏いいいいいいいいいいいいいいいい
許さん、許さんぞ教皇!
今こそ燃えあがれ俺の銀河!奇跡を起こせ!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
天馬彗星十二型拳!
教皇:クソッ ウッウワアアアアアアアア
俺とサユリはついに教皇を倒し、アテネを救い出すことに成功した
俺はこのゲームを通して、銀河を燃やし、末那識を開眼したのだ
時計はすでに16時を過ぎていた




