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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
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ん?今なんでも

 すべてを聞いた俺はセツのおっぱいを想っていた


ちっぱいだったかつてのセツではない、まな板になったセツのおっぱい


しかし今の俺はどちらのセツも変わりなく認識できる


俺はオッパイマイスターの如く、おっぱいを受け入れたのだ!


そして一言


(ナイスおっぱいを、ありがとう)


親指を立てセツにそう告げた


(理解できたようですね)


思春期になって初めて触れたおっぱいがセツの物だった


ロリっ子になったセツのまな板に触れた俺は、かつてないほど興奮していた


この世に無駄なおっぱいなど何一つない


俺はもう、かつての俺とは違う!


すべてのおっぱいを平等に愛することが出来るようになっていた


満足したかのようにプリンを食べるセツ


生クリームが乗ったリュウの手作りプリンはとても美味しいのだろう


一口だけでもという俺のささやかな願いは届かなかった



 すべてを明かし、プリンも平らげたセツは本を読み始めた


でもやっぱり…


「俺はコヨリだけはいつまでも昔のままで居て欲しい」


涙目になりながらセツに訴えていた


もちろんロリっ子になってもコヨリは世界一可愛い、それは世界が滅んでも変わらない


セツには悪いことをしたと思っている


俺に出来ることならなんでもする、だから


頼む…


すべてを体に収めたセツは何も発することもなく本を読み続けている


諦めた俺は後片付けを済ませリビングを後にした


「今なんでもすると言いましたね」


などといったセツの声は俺の耳には届かなかった



 部屋に戻るとユウ姉がデスクに座り寝っていた


「風邪ひくよ」


そう伝えると、ユウ姉の手を肩にかけベッドに運ぶ


ベッドに横にしたユウ姉の口はキスでも望んでいるのか少し潤んでいた


ロリっ子になったと言えども、その色っぽい唇にキスしたい衝動に駆られる


だが俺は紳士なのだよ


寝込みを襲う真似などしないのだ


チコちゃんのあれは勢い余っただけなんだからね!


ユウ姉に布団をかけ、その場を立ち去る


とでも思ったか


相手はあのユウ姉だぜ?


女豹の如く腕を掴み布団に引きずり込まれた!?


「狸寝入りしてやがった!」


脱出を試みる俺の前には、すっかり小さくなってしまったユウ姉の胸


頭と体をがっちりホールドされて動けなくなる


さらに足まで体に絡ませてくる、その姿はまさに小さなアナコンダといっても過言ではない


でも今の俺は抵抗する気など微塵もない


動かない俺の頭を優しく撫でてくれるユウ姉


今はユウ姉の優しさに包まれて眠りたいと思った

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