テイクディス!
ロリっ子達をほっといて先に風呂を上がった俺はあの部屋に来ていた
メイド抱きまくらを抱きしめながらソファに座る
この秘密の部屋だけは生物兵器の影響を受けていない
なのでこのメイド抱きまくらにプリントされているキャラのおっぱいも無事だ!
「そういえば、結局このキャラ出てこなかったな」
サユリが言うにはトゥルーハンター2にこのメイドキャラが居るって話しだったのだが
特別なルートなのだろうか?
気になった俺は抱きまくらを片手にトゥルーハンター2を起動していた
「なるほど」
この犬吉がどうやら鍵を握っているようだな
一時間ほどプレイしただろうか
俺はついにメイド抱きまくらの手がかりを見つけた!
しかし、俺には他にやらねばならぬことがある
課題だ
22時から0時までは課題の時間なのだ
データをセーブし部屋を後にする
今はあの部屋のメイド抱きまくらが俺の支えとなっていた
リビングを通ると、セツが椅子に座りプリンを食べながら本を読んでいた
チコちゃんにコーヒーをオーダーする
セツの隣に腰掛ける
ロリっ子になったセツには少し大きく感じる本を横から覗く
瞬時に閉じられる本
くそ、考えは読まれているのだ
相変わらずセツの表情は読めない
チコちゃんがミルのハンドルをゴリゴリ回している最中、俺とセツの熱いバトルが始まった!
横から本に手を伸ばす
瞬時に上に避ける本
(やるな)
久し振りに出会う強敵に血が滾るのを抑えることができない
上半身を前後、左右、上下に揺らし、ボクサースタイルでセツに対峙する
(セツのリアル、引き出してやる!)
テイクディス!
食らえっ!
と放った俺の拳は空を切る
神速で発射された弾丸のような一撃をいとも簡単に避ける本
(あのタイミングでかわしただと、バカな!)
今まで誰も避けたことがない、俺のライトニングナックルを避けるとは!?
どうしたそれがお前の全力か?
とでも言わんばかりにセツの目が細くなる
(ほざくなよ…)
シュッ
身を低くして滑り込むように間合いを詰める
(受けろ、ライトニングナックル・コンマゼロ!)
拳に纏う雷獣が空間に現れ、本に食らいつくまで0,0000000001秒もかかるまい
普通なら視覚することも困難な神速の拳に
(正確な拳ね、それゆえ私には予測しやすい)
などと5秒ほどかかる台詞を吐きながら拳を避けるセツの本
完全にかわされたと思っていたのだが
俺が伸ばした右手は無意識にセツのまな板を掴んでしまっていた
瞬時に床に土下座する
(まな板に興味はないのでしょう)
無表情ながらもセツの中に感じる懐疑心
まさか先程の風呂場の一件も…
とか思っていたら
いつの間にかコーヒーを作り終え、一部始終を見ていたチコちゃんがプンプンしているではないか
「エッチなのはいけないと思います」
ごめんなさいでした!




