表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
53/710

始まる異変

 なんてことをしてくれてけつかるのかこの子は


危うく失明するところだったぞ!


キッ!と鋭く睨みつけてくるセツ


「はい、させん、二度としゃあせん」


ティラミスを食べるセツを横目にコーヒーを飲み干す



(おっぱいが好きですか)


くいっと眼鏡を中指で動かしたセツに、脳に直接話しかけられた!


負けじと俺もセツの脳に直接話しかける


(この世におっぱいが嫌いな男など存在せんのだよ)


小さいながらもそこにあるセツの胸


すべてのおっぱいを平等に愛するべきだと主張するセツ


おっぱい議論が始まっていた


(なぜ男性は女性のおっぱいの大きさにこだわるのか)


簡単なことだ


(そこにおっぱいがあるからだ)


高い山があれば登りたくなるのが男だろう


それが高ければ高いほど挑みがいがあるってもんだ


(山を登ることに意味はない)


自称宇宙人を名乗るセツには人間の本質はわからないのだろう


これ以上の議論は無駄だ、俺はコヨリが好きなのだから


セツと議論し続けたらコヨリまで否定されそうで怖い


(おやすみ)


それだけを告げ、俺は部屋に戻った



 でだ、目覚めた俺の前にはユウ姉がいるわけだが


ユウ姉の姿がロリータなのだよ!


いや可愛いよ、ユウ姉はロリータだろうがとても可愛い


だが異変はこれだけではなかった


天井を見上げる


部屋が一回りでかくなってる


いや、そうじゃない…


俺が小さくなってるんだ!?


慌ててパンツの中身を確認する


俺のビッグマグナムがポークピッツになっていた!


「何をしてるのかしら?」


などと怪しい目で俺を見るユウ姉


「ユウ姉、俺小さくなってる!」


パンツの中を覗き込まれた


「そこもだけどそこは駄目!」


虚しい抵抗だった


くそう、小さくなっても怪力と認識されてるユウ姉の力は強く、俺のあれを見られてしまった


悪意はない、スキンシップの類だろう


ふっふーんと満足そうなユウ姉


しかしロリータである



 わけがわからないままリビングに向かうと目の前の光景に驚愕した


リビングに居るロリータ達


リュウもサユリもセツもチコちゃんもロリータになってる!?


いやチコちゃんは元々ロリータなのだが、さらにロリータ化しているような気がする


推定10歳くらいだろうか


理解できないでいるとナノチップに親父から通信が入った


「望、今すぐテレビをつけろ」


親父にいわれテレビを点ける


流れるニュースに目を疑った


世界中で起きている怪奇現象


「何をした?」


「いや、俺はまったくわからない」


モニタリングされた親父の姿も10歳程度になっていた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ