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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
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兄のプライド

 何の進展もないまま二週間が過ぎた


「ガッデム!なんなんだこの妹は!」


あの部屋の整理を終わらせた俺は、とあるゲームに夢中になっていた


お兄ちゃんと妹がこんなに恋愛するわけがない


違うんだ聞いてくれ


俺に妹属性など微塵もない


俺は部屋の整理をしながら色々と考えた結果、ある結論に至った


高祖父はガチのオタクだ


オタクのことはオタクに聞くのが一番じゃないかい?


そう思った俺はこのゲームのキャラに目を付けた


たぶんこれは、高祖父の時代を舞台にしたゲームなのだろう


俺の能力は女性キャラクターしか具現化できない


ほんと苦労したんだぜ?


なにやら高祖父の時代、オタクには種族が存在していたらしい


その中でアニメ系のオタクにも大きく分けて二種類


美少女オタクと、腐女子と呼ばれる男子が好きな女子に分類されるオタク


正確にいうと腐女子とは、男性同士の恋愛が好きなボーイズラブ系のあれなあれらしい


コアな美少女オタクな美少女キャラなど、俺が調べた限りこの兄妹の中にしか存在しないのだ!



 でだ、俺はこのゲームを丸一日プレイしている


このゲームは五人の美少女を攻略可能な恋愛ゲーム


だがしかし、俺は丸一日プレイしても妹ルートしか見つけることができないでいた


「バグってんのかこれ!」


何度やってもキリコエンドしかいかねーぞ!


こんなレトロなゲームの攻略法など、どこを探してもない


自力で攻略するしかないのだ


「たぶんこの白猫が何か鍵を握ってると思うんだよなー」


俺はこのゲームの攻略法に気付きはじめていた


たぶんキリコはバッドエンドなのだろう


どんなに冷たくしても最終的にキリコとくっついてしまう


マゾっ娘め…


俺は兄を汚物を見るような目で見てくる妹に優しくできるのだろうか?


いいや無理だ


リアル妹が居る人にならわかるはずだ


兄より優れた妹など存在しない!


俺は兄の意地と名誉にかけて、キリコに屈することなどできないのである


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