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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の先
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白いレースのパンツ

 俺の脳天に目掛け、オーガパンチが迫る


末那識を開放して、紙一重で避けたが、衝撃で後ろにふっ飛ばされた


ゴフッ


くっそ、パンチングマシーンなら500キロくらい出るんじゃねーのか!


背中に感じる岩の感触


どうやらここまでのようだな…


タダでは死なん


迫りくるオーガ、その距離およそ1メートル


瞬時に阿頼耶識を開放し、両手をあわせ


「さらだばー!」


などと叫び、最後の力を振り絞り、グレイテスコーションを放った


オーガは粉々に砕け散ったが


もう、指一本動かん


ごめんな、見知らぬ子供、助けてやれなかったよ


背中の岩に仰向けに倒れ、子供が居る通路を見上げた


あれ、あのパンツ見覚えがあるぞ?


瞬時に末那識を開放し、そのパンツを1フレーム足りとも見逃さない!



「ミザリーか!」


「望?」


「マスター?」


どうやらミザリーとカナリアが崖の上に居るようだ


「ちょっとミザリーそのまま後ろを向いて前かがみになっててくれ!」


「こう?」


おっけー、俺の銀河がチャージされていくのを感じる


間違いない、あの白いレースの可愛いパンツは俺がミザリーに買ってあげた物だ!


銀河を燃やし跳躍する!


勢い余ってカナリアのおっぱいに顔からダイブした!


ああ、俺の銀河って煩悩なんだよな…


「すまん二人とも助かった!」


この銀河も長くは持たない


せめて街まで持ってくれ


子供はカナリアがスウェットを上手く使いおんぶしてくれている


出口までのオーガはミザリーとカナリアが処理してくれたらしい


なんとか街まで帰って来れたところで意識を失った



 なんだ、体が動かんぞ?


これが金縛りってやつか!


勇気を出して目を開けると、そこには見慣れた天井が見える


右を見るとカナリアが、左にはミザリーが寝ていた


二人とも俺に抱きついて寝ているようだ


リュウとサユリに抱きつかれて動けなくなっていたときのことを思い出す


みんなどうしてるかな…


そんなことを考えていると突然、部屋の天井が歪み、懐かしい褐色幼女の顔が目の前に現れた


次の瞬間、俺は青白く光る無数の線が見える空間に戻っていた

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