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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の先
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宗教勧誘

「カナリアの故郷って人が多いんだね」


街は旅行者なのだろうか、かなりの賑わいをみせている


カナリアは知り合いでも居るのだろうか、店の中で誰かと話していた


カナリアを待っていると小さい女の子が目の前で転んだ!


「お嬢ちゃん大丈夫かい?」


見たところ怪我はないようだが


「お姉ちゃんありがとう」


見ての通り怪我は無いから大丈夫


きっと神様が助けてくれたのよ


ふむ、神を信じているのか


「お姉ちゃんのお名前教えてくれる?」


おう、幼女にこんな上目遣いで言われたら教えないわけにはいかないな


「名乗るほどの者ではござらぬが、拙者は望って名前でござる」


すると幼女は紙とペンを取り出し、名前を書いてくれという


うーむ、ペンなんて使ったことないんだよな


紙になんとか名前を書こうとした瞬間


「いけませんマスター」


カナリアに止められた


え?どうしたの?


カナリアに手を引かれ、幼女の悲痛な叫びを聞きながらその場を立ち去った



「一体どうしたっていうのさ?」


あの子、待ってーって言ってたよ?


「マスターはとてもお優しい人です」


その優しさは時としてマスターを苦しめてしまいます


どゆこと?


なにやらあの幼女は宗教の勧誘らしい


戦争後、この街は神を信じる人が増えたそうだ


その昔、歌で街を救った英雄が居たらしく、その人を神として崇拝してるという


「危ない所だったってわけか…」


ありがとねカナリア



 カナリアの案内で宿に到着した


部屋はあまり大きくないが、窓から近くを流れる川が見える


6畳くらいの部屋に三人で座り、お茶を飲んだ


なんか懐かしい感じがするんだけどね


寝間き浴衣に着替えて温泉に向かう


露天風呂はかなりの広さで、ミザリーが飛び込んで泳いでいた


お風呂で泳ぐなって教えないといけないんだろうけど


ここは俺が居た世界じゃないから別に良いか


気持ちよさそうに泳ぐミザリーと、その様子を見守りながら微笑むカナリアを見て癒やされていた

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