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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
プロローグ
13/710

世界ってなんなのさ親父

 席を立ち3杯目のコーヒーを入れる親父


しかし我が親父ながらなんてことを思いつくんだ


まさかタルパを使って金儲けをするなんて


親父が席に戻ると俺に感想を求めてきた


「正直良いことだとは思わないよ」


まあ、俺もタルパを使って飯作らせたりしてるし人のことはいえないが


受験で不正したことはこの際黙っておこう



「タルパを創るには限界があるの?」


俺は今まで同時期に一人以上創ろうと思ったことはなかった


親父は五人同時に存在させて制御できなくなったのだ


「タルパの数に制限はないはず、ただタルパは道具じゃないんだ」


道具じゃないって道具と思っていたのかこの親父は


「タルパには感情がある、タルパの原動力は現世に縛り付ける意思の力だ」


なんとなく理解できる


俺が恋愛にうつつを抜かしてる間に、某天才引きこもり美少女は消えてしまった


感情もある、コヨリは怒ることはなかったがいつも笑っていた


彼女らは従者に敵意を向けることはない


母さんや恋人とはちっと違うんだ


親父は話を続ける


「お父さんはみんなを同じように愛していたつもりだった」



 だが失敗した…


欲で創り出したタルパに愛がなくなったらどうなるか


他者の干渉が無ければ親父が認識している限りタルパは存在する


親父から愛じゃなく、恐怖として認識されてしまった、故に暴走した


「終わるとは忘れ去られることなのだ、これは大事なことだから覚えておきなさい」


親父の話しを聞いてちょっとビビっていた


コヨリを失ってからというもの、俺は自分の欲望のためだけにタルパを創った


「なあ親父、俺の消えたタルパがどうなったのかわかるか?」


「たぶん世界に還ったんだろう」


望が認識していても望以外の誰かが強く、その存在を認識したらそうなる


彼女らはアニメや漫画の中で、創造主や鑑賞者と共に生きている


この世界は人間の数だけ無限に存在する


VR世界の望も、そこに生まれたからには、他者が認識してる限り消えることはない


やめてくれ親父、その話しは俺に効く


あの中二病バリバリの俺がまだあの世界で生きているとか死にたくなる



「では、人間から忘れ去られた世界はどうなるか」


世界の時は止まり、誰かが認識するまで時が動き出すことはない


アニメを再放送するかのように、人がそれを必要としたとき、その世界は動き出す


そして人々が創り出した世界は別々に存在するのだが、同じ次元の別の世界に存在している


次元と来ましたか


「この世界は人の認識で創られている不完全な存在なのだ」


「ちょっと待って、それじゃ人間が生まれる前の世界は存在しないということ?」


「まあ、そうなるな」


馬鹿げてる

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